TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025122382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-21
出願番号2024017818
出願日2024-02-08
発明の名称端子ユニット、及び端子ユニットの製造方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F21V 29/503 20150101AFI20250814BHJP(照明)
要約【課題】本発明の目的は、電気部品に供給する電流値を大きくしても、電気部品の破損の抑制を図った端子ユニットおよび端子ユニットの製造方法を提供することにある。
【解決手段】端子ユニット1は、電気部品2が搭載された基板20と、該基板に電気接続されるバスバ3と、基板およびバスバ3を収容する部品収容室40を有するハウジング体10と、を備え、部品収容室40には、基板とハウジング体10との間において、両者に接触して設けられて、基板の熱をハウジング体10に伝導する熱伝導部材71、72が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電気部品が搭載された基板と、
該基板に電気接続されるバスバと、
前記基板および前記バスバを収容する部品収容室を有するハウジング体と、を備え、
前記部品収容室には、前記基板と前記ハウジング体との間において、両者に接触して設けられて、前記基板の熱を前記ハウジング体に伝導する熱伝導部材が設けられていることを特徴とする端子ユニット。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記電気部品は、複数設けられ、
前記バスバは、前記基板を挟んで該基板に電気接続される一対の挟み片を有し、
前記熱伝導部材は、前記基板の一方側の面に接触して設けられる第1熱伝導部材と、前記基板の他方側の面に接触して設けられる第2熱伝導部材と、を有し、
前記第1熱伝導部材は、前記基板が延在する方向において、前記電気部品のうち一つと前記一対の挟み片のうち一方との間に設けられ、
前記第2熱伝導部材は、前記基板が延在する方向において、前記電気部品のうち他の一つと前記一対の挟み片のうち他方との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の端子ユニット。
【請求項3】
前記複数の電気部品のうち一つは、LED部品であり、
前記LED部品を挟んで、前記基板とは離れた位置に設けられるレンズを含むレンズ体をさらに有し、
前記レンズ体には、前記レンズを支持する支持板が設けられ、
前記支持板は、前記基板が延在する方向において、前記LED部品の前記バスバ側に設けられており、
前記支持板は、溶融状態の前記熱伝導部材の前記LED部品への流入を防止する流入防止機能を有することを特徴とする請求項2に記載の端子ユニット。
【請求項4】
請求項1~3のうち何れか一項に記載の端子ユニットを製造する端子ユニットの製造方法であって、
前記熱伝導部材は、溶融状態で前記部品収容室に注入することを特徴とする端子ユニットの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子ユニット、及び端子ユニットの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、種々の場所(例えば、ドアカーテシー照明、足元照明、マップ照明、充電口照明等)に照明ユニットが設置されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示された従来の照明ユニットは、LED部品が搭載された部品付き基板と、該部品付き基板に電気接続されるバスバと、部品付き基板およびバスバを収容するハウジングと、を備える。バスバは、基部と、該基部の一方側に連続して設けられて、部品付き基板を挟持する一対の挟み片と、該基部の他方側に連続して設けられて、相手コネクタの相手端子に嵌合される雄タブと、を備える。このような従来の照明ユニットは、ハウジングに支持された部品付き基板を介して、バスバがハウジングに精度良く位置決めされることにより、雄タブと相手端子との間、一対の挟み片と部品付記基板との間で、安定した電気的接続性が確保されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-13674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えば車両室内の内装に用いられるLED照明装置は、昼間でも視認可能なように、高輝度化が求められている。ここで、高輝度化をするためには、LED部品の電流値を上げる必要があるが、電流値に比例して発熱量も大きくなり、LED部品(電気部品)が破損する懸念があった。
【0006】
本発明の目的は、電気部品に供給する電流値を大きくしても、電気部品の破損の抑制を図った端子ユニットおよび端子ユニットの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された端子ユニットは、電気部品が搭載された基板と、該基板に電気接続されるバスバと、前記基板および前記バスバを収容する部品収容室を有するハウジング体と、を備え、前記部品収容室には、前記基板と前記ハウジングとの間において、両者に接触して設けられて、前記基板の熱を前記ハウジングに伝導する熱伝導部材が設けられている。
また、請求項4に記載された端子ユニットの製造方法は、前記熱伝導部材は、溶融状態で前記部品収容室に注入する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電気部品に供給する電流値を大きくしても、電気部品の破損の抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る照明ユニット(端子ユニット)を示す斜視図である。
図1中のI-I線に沿う断面図である。
前記照明ユニットの側面図である。
前記照明ユニットの分解斜視図である。
(A)前記照明ユニットを構成する部品付き基板の側面図であり、(B)前記照明ユニットを構成するバスバの側面図であり、(C)前記照明ユニットを構成するハウジングの側面図であり、(D)前記照明ユニットを構成するレンズ体の側面図であり、(E)前記照明ユニットを構成するカバーの側面図である。
前記照明ユニットを製造する手順を説明するための図であって、(A)は、ハウジング体の吐出口に注射器の注入口が挿入された状態を示す図であり、(B)は(A)中のII―II線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る照明ユニット1(端子ユニット)を示す斜視図である。図2は、図1中のI-I線に沿う断面図である。図3は照明ユニット1の側面図である。図4は照明ユニット1の分解斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
室外機器
2か月前
個人
照明システム
1か月前
個人
気泡を用いた遊具。
4か月前
株式会社遠藤照明
照明器具
3か月前
デンカ株式会社
照明装置
2か月前
個人
LEDライト
1か月前
デンカ株式会社
道路用照明
2か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
18日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
シャープ株式会社
照明装置
3か月前
トキコーポレーション株式会社
照明器具
3か月前
三協立山株式会社
照明付きポール
10日前
株式会社パクマケ
スポットライト
2か月前
東芝ライテック株式会社
照明装置
1か月前
シャープ株式会社
照明装置
4か月前
市光工業株式会社
車両用灯具
10日前
市光工業株式会社
車両用灯具
2か月前
市光工業株式会社
車両用灯具
3か月前
デンカ株式会社
植物育成用照明装置
2か月前
株式会社GSユアサ
航空障害灯
2か月前
株式会社GSユアサ
航空障害灯
2か月前
スタンレー電気株式会社
車両用前照灯
3か月前
豊田合成株式会社
車両用外装品
2か月前
スタンレー電気株式会社
車両用前照灯
3か月前
続きを見る