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公開番号
2025122922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018674
出願日
2024-02-09
発明の名称
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/04 20060101AFI20250815BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ニードル先端部材をニードル後端部材に精度よく取り付けることができる液体吐出ヘッドおよび液体を吐出する装置を提供する。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、ノズルを開閉するニードル弁と、ニードル弁を、ノズルを閉鎖する閉鎖位置とノズルを開放する開放位置との間で移動させる移動手段と備えている。ニードル弁は、移動手段に連結されたニードル後端部材171と、ニードル後端部材171に取り付けられるニードル先端部材172とから構成されている。また、ニードル弁17は、ニードル先端部材172をニードル後端部材171に当接させる軸力を発生させる軸力発生手段たるネジ部180とは別に、ニードル先端部材172の軸中心のニードル後端部材171の軸中心に対する位置を規制する軸中心規制部たる院ロ^部182と、ニードル先端部材172のニードル後端部材171に対する傾きを規制する傾き規制部183とを有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ノズルを開閉するニードル弁と、
前記ニードル弁を、前記ノズルを閉鎖する閉鎖位置と前記ノズルを開放する開放位置との間で移動させる移動手段と備え、
前記ニードル弁は、前記移動手段に連結されたニードル後端部材と、前記ニードル後端部材に取り付けられるニードル先端部材とからなる液体吐出ヘッドにおいて、
前記ニードル先端部材を前記ニードル後端部材に当接させる軸力を発生させる軸力発生手段を有し、
前記ニードル弁は、前記軸力発生手段とは別に、前記ニードル先端部材の軸中心の前記ニードル後端部材の軸中心に対する位置を規制する軸中心規制部と、前記ニードル先端部材の前記ニードル後端部材に対する傾きを規制する傾き規制部とを有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記傾き規制部は、前記ニードル後端部材に設けられ、前記ニードル後端部材の軸方向に垂直な第一座面と、前記ニードル先端部材に設けられ、前記ニードル先端部材の軸方向に垂直な第二座面とからなり、
前記軸力発生手段が発生させた軸力により第二座面を前記第一座面に密着させることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項3】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記軸中心規制部は、前記ニードル後端部材に設けられた嵌合孔と、前記ニードル先端部材に設けられ、前記嵌合孔にはめ込まれる嵌合部とからなることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項4】
請求項3に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記嵌合部は、前記嵌合孔の内径よりも外径が短い導入部と、前記嵌合孔の内径よりも外径が長い最終嵌合部とを有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項5】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記ニードル後端部材と前記ニードル先端部材とには、前記ニードル弁の軸方向に平行な断面においてノズル側にいくにつれて広がる前記軸中心規制部と前記傾き規制部とを兼用するテーパ面部を有し、
前記軸力発生手段が発生させた軸力により前記ニードル先端部材のテーパ面部を前記ニードル後端部材のテーパ面部に密着させることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項6】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記ニードル先端部材は、前記ノズルから吐出させる液体を収容する液室と、前記移動手段を収容する移動手段収容部との間をシールするシール部材を保持することを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項7】
請求項6に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記シール部材は、前記軸中心規制部および前記傾き規制部よりも前記ニードル弁の先端側で保持されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項8】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記ノズルから吐出させる液体を収容する液室と、前記移動手段を収容する移動手段収容部との間をシールするシール部材が、前記ニードル先端部材の本体に一体成形で設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項9】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
端部が筐体に固定され、前記ニードル弁が貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔の縁部が前記ニードル弁に固定され、前記ノズルから吐出させる液体を収容する液室と前記移動手段を収容する移動手段収容部との間をシールするダイヤフラムシールを備え、
前記ダイヤフラムシールの前記貫通孔の縁部は、前記ニードル先端部材と前記ニードル後端部材とに挟持固定されることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項10】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記ノズルから吐出させる液体を収容する液室内に、前記ニードル先端部材と前記ニードル後端部材との接続部が位置しており、
前記接続部をシールするシール部材を設けたことを特徴とする液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッド及び装置に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ノズルを開閉するニードル弁と、ノズルを閉鎖する閉鎖位置とノズルを開放する開放位置との間でニードル弁を移動させる移動手段とを備え、ニードル弁は、移動手段に連結されたニードル後端部材と、ニードル後端部材に取り付けられるニードル先端部材とからなる液体吐出ヘッドが知られている。
【0003】
特許文献1には、上記液体吐出ヘッドとして、ニードル弁が、ネジ部を有するものが記載されている。ネジ部は、ニードル先端部材に設けられた雌ネジ部と、ニードル後端部材に設けられた雄ネジ部とで構成されている。ニードル先端部材に設けられた雌ネジ部を雄ネジ部にネジ止めすることで、ニードル先端部材の上端面をニードル後端部材の底面に係合させている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ニードル先端部材のニードル後端部材への取り付け精度が悪いという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、ノズルを開閉するニードル弁と、前記ノズルを閉鎖する閉鎖位置と前記ノズルを開放する開放位置との間で前記ニードル弁を移動させる移動手段と備え、前記ニードル弁は、前記移動手段に連結されたニードル後端部材と、前記ニードル後端部材に取り付けられるニードル先端部材とを有する液体吐出ヘッドにおいて、前記ニードル先端部材を前記ニードル後端部材に当接させる軸力を発生させる軸力発生手段を有し、前記ニードル弁は、前記軸力発生手段とは別に、前記ニードル先端部材の軸中心の前記ニードル後端部材の軸中心に対する位置を規制する軸中心規制部と、前記ニードル先端部材の前記ニードル後端部材に対する傾きを規制する傾き規制部とを有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ニードル先端部材をニードル後端部材に精度よく取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
液体吐出ヘッドの全体斜視図。
ヘッドユニットを示す概略構成図。
液体吐出ヘッドの概略断面図。
液体吐出モジュールの基本構成を示す概略構成図。
ニードル先端部材およびノズルプレートの交換について説明する図。
交換されるニードル先端部材の一例を示す図。
(a)は、ニードル先端部材の軸中心が、ニードル後端部材の軸中心に対してZ方向と直交する方向にずれた場合の不具合について説明する図であり、(b)は、ニードル先端部材がニードル後端部材に対して傾いて取り付けられた場合の不具合について説明する図。
(a)は、先端形状が凹形状の場合のニードル先端部材の軸中心がノズルの中心からずれたときの不具合について説明する図であり、図8(b)は、先端形状が円錐形状の場合のニードル先端部材の軸中心がノズルの中心からずれたときの不具合について説明する図。
ニードル先端部材と、ニードル後端部材との接続箇所付近を示す概略図。
ニードル弁の寸法例について説明する図。
ニードル先端部材の軸中心のニードル後端部材の軸中心に対する位置ずれおよび、ニードル先端部材のニードル後端部材に対する傾きの測定について説明する図。
軸力を発生させる手段の他の例を示す図。
収容部と流路との間をシールするシール部材として、ダイヤフラムシールを用いた例を示す概略構成図。
本実施形態の第一変形例を示す概略構成図。
本実施形態の第二変形例を示す概略構成図。
本実施形態の第三変形例を示す概略構成図。
本実施形態の第四変形例を示す概略構成図。
ニードル弁のダイヤフラム挟持構造の一例を示す図。
本実施形態の第五変形例を示す概略構成図。
第五変形例におけるニードル弁の概略図。
インクジェットプリンタの概略構成図。
インクジェットプリンタの自動車に対する配置例を示す斜視図。
電極製造装置の一例を示す概略斜視図。
電極製造装置の他の例を示す概略斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
図1は、液体吐出ヘッド10の全体斜視図である。図1において、液体吐出ヘッド10の長手方向(ノズル14の配列方向)をX方向、液体吐出ヘッド10の短手方向をY方向とする。また、液体吐出ヘッド10の高さ方向(ニードル弁17の開閉方向、ニードル弁17の移動方向、ノズル14からの液体吐出方向)をZ方向とする。そして、これ以降の図もこの座標の定義は、特に断りがない限り同様であるとする。
【0010】
液体吐出ヘッド10は筐体たるハウジング11を備える。ハウジング11は金属または樹脂からなる。ハウジング11は、ノズルハウジング11bと本体ハウジング11aとで構成されている。本体ハウジング11aは、その上部に電気信号の通信のためのコネクタ29を備える。また、ハウジング11のX方向一端には、インク等の液体をヘッド内に供給するための供給ポート12とを有し、X方向の他端には、液体をヘッドから排出するための回収ポート13を有している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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