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公開番号
2025127893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024888
出願日
2024-02-21
発明の名称
診療支援装置、診療支援方法、及び診療支援プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G16H
80/00 20180101AFI20250826BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】診療における患者の不安を軽減できる診療支援装置を実現する。
【解決手段】診療支援装置は、患者の医療情報と、診察における前記患者と当該患者を診察する者との遣り取りの内容を表す内容情報と、上記診察における上記患者の感情に関する状態情報とを取得する取得部と、機械学習により生成された言語モデルと、上記医療情報と、上記内容情報と、上記状態情報とを用いて、上記患者が不安を感じていると推定される事項に関する説明文章を生成する説明文章生成部と、上記説明文章を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患者の医療情報と、診察における前記患者と当該患者を診察する者との遣り取りの内容を表す内容情報と、前記診察における前記患者の感情に関する状態情報とを取得する取得手段と、
機械学習により生成された言語モデルと、前記医療情報と、前記内容情報と、前記状態情報とを用いて、前記患者が不安を感じていると推定される事項に関する説明文章を生成する説明文章生成手段と、
前記説明文章を出力する出力手段と、
を備える診療支援装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記診察における前記患者の感情分析を行う感情分析手段、を更に備え、
前記取得手段は、前記感情分析手段の分析結果を含む前記状態情報を取得する、
請求項1に記載の診療支援装置。
【請求項3】
前記取得手段は、前記診察において収音された音声を表す音声データを取得し、当該音声データをテキスト形式の前記内容情報に変換する、
請求項1又は2に記載の診療支援装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記音声データから話者認識を行い、話者毎に発言を文字起こしすることで話者毎の発話の内容を表す前記内容情報を生成する、
請求項3に記載の診療支援装置。
【請求項5】
前記説明文章生成手段は、前記状態情報を参照して前記患者が不安を感じているかを判別し、前記患者が不安を感じていると判別した場合に、前記説明文章を生成する、
請求項1又は2に記載の診療支援装置。
【請求項6】
前記状態情報は、前記診察における前記患者の表情、話し方、バイタルサイン、及び感情分析の結果、の少なくともいずれか一つを示す情報を含む、
請求項1又は2に記載の診療支援装置。
【請求項7】
前記医療情報は、前記患者の個人情報、前記患者に対する診察の所見情報、及び前記患者の病歴情報、の少なくともいずれか一つを含む、
請求項1又は2に記載の診療支援装置。
【請求項8】
前記説明文章は、診療に関する前記患者の意思決定に用いられる、
請求項1又は2に記載の診療支援装置。
【請求項9】
少なくとも1つのプロセッサが、患者の医療情報と、診察における前記患者と当該患者を診察する者との遣り取りの内容を表す内容情報と、前記診察における前記患者の感情に関する状態情報とを取得する取得処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、機械学習により生成された言語モデルと、前記医療情報と、前記内容情報と、前記状態情報とを用いて、前記患者が不安を感じていると推定される事項に関する説明文章を生成する説明文章生成処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記説明文章を出力する出力処理と、
を含む診療支援方法。
【請求項10】
コンピュータを診療支援装置として機能させるための診療支援プログラムであって、前記コンピュータを、
患者の医療情報と、診察における前記患者と当該患者を診察する者との遣り取りの内容を表す内容情報と、前記診察における前記患者の感情に関する状態情報とを取得する取得手段と、
機械学習により生成された言語モデルと、前記医療情報と、前記内容情報と、前記状態情報とを用いて、前記患者が不安を感じていると推定される事項に関する説明文章を生成する説明文章生成手段と、
前記説明文章を出力する出力手段と、
として機能させるための診療支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、診療支援装置、診療支援方法、及び診療支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
診療を支援する技術が知られている。診療を支援する技術の一例としては、例えば特許文献1に記載の技術が挙げられる。特許文献1には、医師側の端末装置から患者側の端末装置へ送信された遠隔診療における音声データまたはテキストデータを受信し、受信したデータに医療用語が含まれている場合には、音声データまたはテキストデータとともに、医療用語に対応する用語解説データを患者側の端末装置に出力する情報処理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-113003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、診療においては、患者が医師等の説明の内容を理解できなかったりする等により患者が不安を感じる場合がある。特許文献1に記載の技術では、診療における患者の不安を軽くすることができないという問題がある。
【0005】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、診療における患者の不安を軽減する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例示的側面に係る診療支援装置は、患者の医療情報と、診察における前記患者と当該患者を診察する者との遣り取りの内容を表す内容情報と、前記診察における前記患者の感情に関する状態情報とを取得する取得手段と、機械学習により生成された言語モデルと、前記医療情報と、前記内容情報と、前記状態情報とを用いて、前記患者が不安を感じていると推定される事項に関する説明文章を生成する説明文章生成手段と、前記説明文章を出力する出力手段と、を備える。
【0007】
本開示の一例示的側面に係る診療支援方法は、少なくとも1つのプロセッサが、患者の医療情報と、診察における前記患者と当該患者を診察する者との遣り取りの内容を表す内容情報と、前記診察における前記患者の感情に関する状態情報とを取得する取得処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、機械学習により生成された言語モデルと、前記医療情報と、前記内容情報と、前記状態情報とを用いて、前記患者が不安を感じていると推定される事項に関する説明文章を生成する説明文章生成処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記説明文章を出力する出力処理と、を含む。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る診療支援プログラムは、コンピュータを診療支援装置として機能させるための診療支援プログラムであって、前記コンピュータを、患者の医療情報と、診察における前記患者と当該患者を診察する者との遣り取りの内容を表す内容情報と、前記診察における前記患者の感情に関する状態情報とを取得する取得手段と、機械学習により生成された言語モデルと、前記医療情報と、前記内容情報と、前記状態情報とを用いて、前記患者が不安を感じていると推定される事項に関する説明文章を生成する説明文章生成手段と、前記説明文章を出力する出力手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一例示的側面によれば、診療における患者の不安を軽減できる技術を提供することができるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る診療支援装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る診療支援方法の流れを示すフロー図である。
本開示に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る制御部の機能構成を示す図である。
本開示に係る出力制御部が出力する出力情報の具体例を示す図である。
本開示に係る診療支援方法の流れの一例を示すフロー図である。
本開示に係る診療支援装置又は情報処理装置として機能するコンピュータの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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