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公開番号
2025129048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2025024553
出願日
2025-02-18
発明の名称
液状肥料及びその施肥方法
出願人
片倉コープアグリ株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
C05G
3/00 20200101AFI20250827BHJP(肥料;肥料の製造)
要約
【課題】拡展性(拡散性)に優れた液状肥料、及びその液状肥料を施肥ムラの発生を抑制しつつ流し込み施肥する方法を提供する。
【解決手段】肥料原料と、界面活性剤とを含む、液状肥料及びその液状肥料を流し込み施肥する方法に関する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
肥料原料と、界面活性剤とを含む、液状肥料。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
肥料原料の含有量が、液状肥料の全重量に対して、32重量%~99.9重量%である、請求項1に記載の液状肥料。
【請求項3】
界面活性剤が、非イオン性界面活性剤である、請求項1に記載の液状肥料。
【請求項4】
非イオン性界面活性剤が、エーテル型非イオン性界面活性剤である、請求項3に記載の液状肥料。
【請求項5】
エーテル型非イオン性界面活性剤が、アルカンジオール誘導体である、請求項4に記載の液状肥料。
【請求項6】
アルカンジオール誘導体が、ポリオキシエチレンアルカンジオール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルカンジオール、及びポリオキシプロピレンアルカンジオールからなる群から選択される1種以上である、請求項5に記載の液状肥料。
【請求項7】
界面活性剤の含有量が、液状肥料の全重量に対して、0.01重量%~12重量%である、請求項6に記載の液状肥料。
【請求項8】
界面活性剤の含有量が、液状肥料の全重量に対して、0.1重量%~12重量%である、請求項6に記載の液状肥料。
【請求項9】
液状肥料を圃場の水口から圃場へ投入する施肥方法であって、
液状肥料が、請求項1~8のいずれか一項に記載の液状肥料であり、
液状肥料が、灌漑水の流入と共に投入される、施肥方法。
【請求項10】
液状肥料の投入が、灌漑水の流入と同時に開始される、請求項9に記載の施肥方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液状肥料及びその施肥方法に関し、具体的には、高分散性の液状肥料及びその液状肥料を流し込み施肥する方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、農業労働力の減少と生産原価低減の必要性に対処するため、機械施肥が広く普及している。さらに、側条施肥においては雨天でも使用できる液状肥料が普及してきている。
【0003】
例えば、特許文献1には、肥料塩類及び懸濁安定化剤を共に湿式粉砕し、ペースト肥料を製造する方法において、湿式粉砕を剪断及び/又は摩擦を主とする作用により行ない、その作用により、液中に分散する固体粒子を30~100μmの平均粒径とすることを特徴とするペースト肥料の製造方法が記載されている。
【0004】
特許文献2には、水溶性のポリ態のリン酸及び/又はその塩をP
2
O
5
として1~10重量%と、グァーガム、キサンタンガム、ポリアクリルアミドから選ばれる少なくとも1つの水溶性高分子を0.05~1.5重量%含有することを特徴とする幅広い温度範囲で長期にわたり結晶析出や2層分離現象がなく、且つ流動性に優れ、取扱いが容易で、機械施肥が容易なペースト肥料が記載されている。
【0005】
特許文献3には、液状肥料にフミン酸カリウム及び/又はポリカルボン酸型高分子活性剤を添加することを特徴とする液状肥料の結晶成長防止方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-206567号公報
特開平9-40485号公報
特開平9-48687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
肥料業界では、プラスチック被覆殻の海洋流出問題から、液状肥料の再評価がなされている。液状肥料は、圃場、例えば水田圃場に対して流し込みにより施肥される。
【0008】
流し込み施肥では、液状肥料を使用する際、通常田面水の水位を調整し、肥料を灌漑水と同時に流し込む施肥方法が使用される。
【0009】
しかしながら、流し込み施肥では、液状肥料が均一に分散しないことを原因とする施肥ムラが発生するリスクがある。特に施肥対象が、大面積の圃場、不整形圃場、均平度不良や地力差のある圃場、亀裂の発生で減水深の大きい圃場、及び/又は溝切りして入水が不十分な圃場であったり、流し込み施肥前の落水が不十分だったりすると、その施肥ムラは顕著に発生する。施肥ムラは、最終的に植物の生育ムラにつながる可能性がある。
【0010】
したがって、本発明は、拡展性に優れた液状肥料、及びその液状肥料を施肥ムラの発生を抑制しつつ流し込み施肥する方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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