TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025129054
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2025025958
出願日2025-02-20
発明の名称組成物、樹脂用添加剤及び樹脂発泡体
出願人東ソー株式会社,公益財団法人相模中央化学研究所
代理人個人,個人,個人
主分類C08L 101/00 20060101AFI20250827BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】樹脂発泡体の熱伝導率の経時的な上昇を抑制することができる添加剤を提供すること。
【解決手段】下記式(1)で表される基を有する化合物を含む、樹脂用添加剤。

<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025129054000027.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">28</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">149</com:WidthMeasure> </com:Image>
[式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素原子又は有機基を表し、*は、結合手を表す。ただし、R1及びR2の少なくとも一方は、少なくとも一つの水素原子がハロゲン原子で置換されたアルキル基又はアルキレン基を含む。]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂又は樹脂の原料と、下記式(1)で表される基を有する化合物と、を含む、組成物。
TIFF
2025129054000024.tif
28
149
[式(1)中、R

及びR

は、それぞれ独立して、水素原子又は有機基を表し、*は、結合手を表す。ただし、R

及びR

の少なくとも一方は、少なくとも一つの水素原子がハロゲン原子で置換されたアルキル基又はアルキレン基を含む。]
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記ハロゲン原子が、塩素原子又は臭素原子である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記R

及び前記R

の少なくとも一方が、少なくとも一つの水素原子がハロゲン原子で置換されたアルキル基である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記R

及び前記R

の少なくとも一方が、クロロメチル基又はブロモメチル基である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項5】
前記樹脂がポリウレタン樹脂であり、前記樹脂の原料がポリオール及びポリイソシアネートのうちの少なくとも一方である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項6】
ポリウレタンフォーム用である、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
下記式(1)で表される基を有する化合物を含む、樹脂用添加剤。
TIFF
2025129054000025.tif
28
149
[式(1)中、R

及びR

は、それぞれ独立して、水素原子又は有機基を表し、*は、結合手を表す。ただし、R

及びR

の少なくとも一方は、少なくとも一つの水素原子がハロゲン原子で置換されたアルキル基又はアルキレン基を含む。]
【請求項8】
熱伝導率改質剤である、請求項7に記載の樹脂用添加剤。
【請求項9】
樹脂と、下記式(1)で表される基を有する化合物と、を含む、樹脂発泡体。
TIFF
2025129054000026.tif
28
149
[式(1)中、R

及びR

は、それぞれ独立して、水素原子又は有機基を表し、*は、結合手を表す。ただし、R

及びR

の少なくとも一方は、少なくとも一つの水素原子がハロゲン原子で置換されたアルキル基又はアルキレン基を含む。]
【請求項10】
ポリウレタンフォームである、請求項9に記載の樹脂発泡体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、組成物、樹脂用添加剤及び樹脂発泡体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ポリウレタンフォーム等の樹脂発泡体は、断熱性能、寸法安定性、施工性等に優れることから、冷蔵庫、冷凍倉庫、建築材料等の断熱材用途、スプレー用途などに広く使用されている。一方、樹脂発泡体においては、熱伝導率が経時的に上昇し、断熱性能が経時的に低下するという課題がある。
【0003】
これに対し、例えば、特許文献1には、成形後のポリウレタンフォームをアミンやアルコール蒸気中でアフターエージングすることにより、ポリウレタンフォームの熱伝導率の経時的上昇、特に変化の大きい初期段階の熱伝導率の経時的上昇を抑制する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-302528号公報
【非特許文献】
【0005】
Synthetic Communications,2005,35(11),1441-1445
Journal of Polymer Science PartA:Polymer Chemistry,1989,27(4),1415-1418
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の手法は、作業工程の煩雑化とそれに伴う製造コストの上昇を伴う。このため、製造工程において煩雑な工程を含むことなく、長期に渡って低い熱伝導率を維持できる樹脂発泡体を製造する技術が求められている。
【0007】
そこで、本開示の一態様は、樹脂発泡体の熱伝導率の経時的な上昇を抑制することができる添加剤を提供することを目的とする。また、本開示のいくつかの態様は、上記添加剤を含む組成物及び樹脂発泡体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の発明者らは、特定の構造を有する化合物が、樹脂の熱伝導率の経時的な上昇、特に樹脂発泡体の熱伝導率の経時的な上昇の抑制に有効であることを見出し、本開示の発明を完成するに至った。
【0009】
本開示のいくつかの側面は、下記[1]~[10]を提供する。
【0010】
[1] 樹脂又は樹脂の原料と、下記式(1)で表される基を有する化合物と、を含む、組成物。
TIFF
2025129054000001.tif
28
149
[式(1)中、R

及びR

は、それぞれ独立して、水素原子又は有機基を表し、*は、結合手を表す。ただし、R

及びR

の少なくとも一方は、少なくとも一つの水素原子がハロゲン原子で置換されたアルキル基又はアルキレン基を含む。]
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

東ソー株式会社
ペレット
5日前
東ソー株式会社
乳酸吸着材
10日前
東ソー株式会社
自動分析装置
17日前
東ソー株式会社
免疫学的測定法
6日前
東ソー株式会社
印刷インキ組成物
3日前
東ソー株式会社
焼結体の製造方法
3日前
東ソー株式会社
ウェアラブルセンサ
25日前
東ソー株式会社
ゴム用接着性改質剤
6日前
東ソー株式会社
タンパク質の発現方法
1か月前
東ソー株式会社
土木用注入薬液組成物
25日前
東ソー株式会社
アルカリ金属の除去方法
12日前
東ソー株式会社
細胞培養基材の製造方法
3日前
東ソー株式会社
細胞培養基材の製造方法
3日前
東ソー株式会社
酸素還元電極及びその製造方法
12日前
東ソー株式会社
CHA型ゼオライトの製造方法
13日前
東ソー株式会社
CHA型ゼオライトの製造方法
13日前
東ソー株式会社
廃プラスチックのリサイクル方法
5日前
東ソー株式会社
押出成形用ゴム組成物及び加硫ゴム
5日前
東ソー株式会社
細胞培養基材、及び細胞培養キット
3日前
東ソー株式会社
分離剤を充填したカラムの製造方法
6日前
東ソー株式会社
バイオマス由来の塩素化ポリエチレン
5日前
東ソー株式会社
6-ヒドロキシヘキサン酸の製造方法
11日前
東ソー株式会社
メチレンジアニリン化合物の製造方法
5日前
東ソー株式会社
ユウロピウム錯体含有細胞賦活用組成物
6日前
東ソー株式会社
酸化ポリエチレンワックス及びその製造方法
5日前
東ソー株式会社
カラム管理サーバ、カラム管理システム及びプログラム
6日前
東ソー株式会社
樹脂組成物、電子写真用トナー及びホットメルト接着剤
3日前
東ソー株式会社
糖化ヘモグロビン解析方法及び糖化ヘモグロビン解析装置
10日前
東ソー株式会社
リン酸化合物を含む非水電解液系二次電池用非水電解液及び非水電解液系二次電池
12日前
本田技研工業株式会社
炭化水素トラップ、排気浄化装置およびハイブリッド車両
21日前
東ソー株式会社
窒化ガリウム焼結体及びその製造方法
6日前
東ソー株式会社
チタン及びイットリウム固溶ジルコニア焼結体
19日前
東ソー株式会社
リン酸アミド化合物、リン酸アミド化合物を含む非水電解液、及び非水電解液を含む非水電解液系二次電池
12日前
東ソー株式会社
使用済みのプラスチック製包装容器の回収物のリサイクル方法
3日前
東ソー株式会社
ブタンジイソシアネート誘導体、ポリイソシアネート組成物、ポリウレタン樹脂形成性組成物、接着剤組成物及び積層構造体
11日前
国立大学法人京都工芸繊維大学
二酸化炭素分離膜、二酸化炭素分離膜の製造方法、二酸化炭素分離方法及び二酸化炭素分離膜モジュール
17日前
続きを見る