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公開番号2025146391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024047138
出願日2024-03-22
発明の名称自動分析装置
出願人東ソー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 35/00 20060101AFI20250926BHJP(測定;試験)
要約【課題】試薬の在庫管理をする構成ユニットの小型化を実現可能な自動分析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の試薬容器(10)を保持可能な試薬トレイ(20)と、試薬トレイ上を移動可能で試薬容器を把持するための把持機構(41)と、試薬トレイ上に保持された複数の試薬容器を一度に読取可能な撮像部(44)と、撮像部によって読み取られた画像情報に基づいて試薬トレイに保持されている複数の試薬容器の位置情報を取得可能な制御部(52)と、を有する自動分析装置(1)。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の試薬容器を保持可能な試薬トレイと、
前記試薬トレイ上を移動可能で、前記試薬容器を把持するための把持機構と、
前記試薬トレイ上に保持された複数の試薬容器を一度に読取可能な撮像部と、
前記撮像部によって読み取られた画像情報に基づいて、前記試薬トレイに保持されている複数の試薬容器の位置情報を取得可能な制御部と、
を有することを特徴とする自動分析装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記試薬容器を照らす光源を含む照明部をさらに有し、
前記撮像部及び前記照明部は、前記把持機構と共に移動可能に配置されている、請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記画像情報から前記試薬トレイ上で前記試薬容器が配置される複数の特定領域の画像を抽出し、前記複数の特定領域に含まれる所定の画素数から、前記複数の特定領域毎の前記試薬容器の有無を判定する、請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記画像情報に対して、画像歪み補正を行なった上で、前記試薬容器の有無を判定する、請求項3に記載の自動分析装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記試薬トレイ上の位置に応じて、前記試薬容器の有無を判定するための閾値を変更する、請求項3に記載の自動分析装置。
【請求項6】
前記撮像部は、前記試薬容器に付された内容物を識別するための試薬識別情報、及び/又は、前記試薬トレイに配置されたコードの読み取り機能を有する、請求項1~5の何れか一項に記載の自動分析装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動分析装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
臨床検査用の自動分析装置には、各測定項目に対応する反応試薬や較正試薬などの試薬が搭載されている。搭載された試薬の在庫管理は自動化される事が望まれている。
【0003】
例えば、第1の識別コードが付された複数の試薬容器が複数の容器トレイに搭載されている状態で、識別コード読取手段及び試薬容器の有無を判別するセンサを用いて、試薬の識別情報及び試薬の配置情報を取得可能な自動分析装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-228307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、同時に複数個の試薬容器の有無を判定しようとすると、試薬容器数と同数のセンサが必要となる。1つの反射型フォトセンサでも複数個の試薬容器の有無を判定する事は可能であるが、判定するのに時間を要する。それ故、搭載される試薬容器数が多くなればなるほど、必要な反射型フォトセンサの個数を増やすことを余儀なくされ、そのハードウェアを搭載するのに必要なスペースが増大する。本発明は、試薬の在庫管理をする構成ユニットの小型化を実現可能な自動分析装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る自動分析装置は、複数の試薬容器を保持可能な試薬トレイと、試薬トレイ上を移動可能で試薬容器を把持するための把持機構と、試薬トレイ上に保持された複数の試薬容器を一度に読取可能な撮像部と、撮像部によって読み取られた画像情報に基づいて試薬トレイに保持されている複数の試薬容器の位置情報を取得可能な制御部と、を有することを特徴とする。
【0007】
さらに、本発明に係る自動分析装置では、試薬容器を照らす光源を含む照明部をさらに有し、撮像部及び照明部は、把持機構と共に移動可能に配置されている、ことが好ましい。
【0008】
さらに、本発明に係る自動分析装置では、制御部は、画像情報から試薬トレイ上で試薬容器が配置される複数の特定領域の画像を抽出し、複数の特定領域に含まれる所定の画素数から、複数の特定領域毎の試薬容器の有無を判定する、ことが好ましい。
【0009】
さらに、本発明に係る自動分析装置では、制御部は、画像情報に対して、画像歪み補正を行なった上で、試薬容器の有無を判定する、ことが好ましい。
【0010】
さらに、本発明に係る自動分析装置では、制御部は、試薬トレイ上の位置に応じて、試薬容器の有無を判定するための閾値を変更する、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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