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公開番号2025130957
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028374
出願日2024-02-28
発明の名称電源装置及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02M 3/28 20060101AFI20250902BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】1トランスタイプの電源装置において、省エネモードでの消費電力を低減する。
【解決手段】電源130は、交流電圧を整流し、平滑化することで、平滑化電圧を出力する一次整流平滑回路132と、平滑化電圧を絶縁するとともに、第1のモードで、平滑化電圧をパワー出力電圧に変換する一次-二次変換部133と、パワー出力電圧をロジック出力電圧に降圧するDC-DCコンバータ136と、を備え、第1のモードよりも消費電力が低い第2のモードにおいて、一次-二次変換部133は、平滑化電圧を、パワー出力電圧の代わりにロジック出力電圧に変換し、DC-DCコンバータ136は、第2のモードにおいて動作を停止し、第1のモードでは、パワー出力電圧及びロジック出力電圧を出力し、第2のモードでは、ロジック出力電圧を出力することを特徴とする。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
交流電圧を整流し、平滑化することで、平滑化電圧を出力する整流平滑部と、
前記交流電圧の供給側から絶縁するとともに、第1のモードで、前記平滑化電圧をパワー出力電圧に変換する変換部と、
前記パワー出力電圧を、前記パワー出力電圧よりも低い電圧であるロジック出力電圧に降圧する降圧部と、を備え、
前記第1のモードよりも消費電力が低い第2のモードにおいて、前記変換部は、前記平滑化電圧を、前記パワー出力電圧の代わりに前記ロジック出力電圧に変換し、
前記降圧部は、前記第2のモードにおいて動作を停止し、
前記第1のモードでは、前記パワー出力電圧及び前記ロジック出力電圧を出力し、前記第2のモードでは、前記ロジック出力電圧を出力すること
を特徴とする電源装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記交流電圧の二本の供給路のそれぞれに直列に接続された二つのコンデンサを含み、前記二つのコンデンサから放電された電圧を整流し、平滑化することで、前記ロジック出力電圧を出力し、前記変換部と並列に接続されている出力部をさらに備え、
前記第2のモードよりも消費電力の低い第3のモードでは、前記変換部の動作も停止させて、前記出力部からの前記ロジック出力電圧を出力すること
を特徴とする請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記第2のモードにおいて、前記変換部で変換された前記ロジック出力電圧を、前記降圧部を迂回させて出力する迂回部をさらに備えること
を特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
【請求項4】
前記迂回部は、前記第1のモードでは前記変換部からの接続線をオフとし、前記第2のモードでは前記変換部からの接続線をオンとするスイッチを有すること
を特徴とする請求項3に記載の電源装置。
【請求項5】
前記スイッチはリレーであること
を特徴とする請求項4に記載の電源装置。
【請求項6】
前記スイッチは半導体であること
を特徴とする請求項4に記載の電源装置。
【請求項7】
前記スイッチは、前記第2のモードをオン又はオフにする信号に従って、オン又はオフとなること
を特徴とする請求項4に記載の電源装置。
【請求項8】
前記変換部は、前記第2のモードをオン又はオフにする信号に従って、出力する電圧を、前記パワー出力電圧及び前記ロジック出力電圧との間で切り替えること
を特徴とする請求項1に記載の電源装置。
【請求項9】
請求項1、2及び8の何れか一項に記載の電源装置を備えること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項3に記載の電源装置を備えること
を特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電源装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、通常モードと、通常モードよりも消費電力の低い省エネモードとで動作する画像形成装置がある。そのような画像形成装置の電源には、二つのトランスを有する2トランスタイプと、一つのトランスを有する1トランスタイプとがある。
【0003】
画像形成装置では、商用電源からのAC(Alternating Current)を、DC(Direct Current)に変換するトランスを備えている。2トランスタイプは、通常モード用のメイン電源(DC24V)と、省エネモード用のサブ電源(DC5V)とを搭載している。一方、1トランスタイプは、メイン電源のみを搭載し、降圧DC-DCコンバータにより降圧された電圧(例えば、DC5V)を生成する。
1トランスタイプは、サブ電源を搭載していないため、より小型化に有利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-39229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、1トランスタイプは、サブ電源が未搭載のため、省エネモード時の電力が高くなるという問題があった。
【0006】
そこで、本開示の一又は複数の態様は、1トランスタイプの電源装置において、省エネモードでの消費電力を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る電源装置は、交流電圧を整流し、平滑化することで、平滑化電圧を出力する整流平滑部と、前記交流電圧の供給側から絶縁するとともに、第1のモードで、前記平滑化電圧をパワー出力電圧に変換する変換部と、前記パワー出力電圧を、前記パワー出力電圧よりも低い電圧であるロジック出力電圧に降圧する降圧部と、を備え、前記第1のモードよりも消費電力が低い第2のモードにおいて、前記変換部は、前記平滑化電圧を、前記パワー出力電圧の代わりに前記ロジック出力電圧に変換し、前記降圧部は、前記第2のモードにおいて動作を停止し、前記第1のモードでは、前記パワー出力電圧及び前記ロジック出力電圧を出力し、前記第2のモードでは、前記ロジック出力電圧を出力することを特徴とする。
【0008】
本開示の一態様に係る画像形成装置は、上記の電源装置を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一又は複数の態様によれば、1トランスタイプの電源において、省エネモードでの消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1及び2に係る画像形成装置の構成を概略的に示す断面図である。
実施の形態1に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。
実施の形態1における電源の詳細構成を示す回路図である。
(A)~(H)は、実施の形態1に係る画像形成装置がSleepモードに移行する際の信号及び電圧を示すタイムチャートである。
(A)~(H)は、実施の形態1に係る画像形成装置がSleepモードから復帰する際の信号及び電圧を示すタイムチャートである。
実施の形態2に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。
実施の形態2における電源の詳細構成を示す回路図である。
(A)~(I)は、実施の形態2に係る画像形成装置がSleepモード及びOFFモードに移行する際の信号及び電圧を示すタイムチャートである。
(A)~(I)は、実施の形態2に係る画像形成装置がOFFモードから復帰する際の信号及び電圧を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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