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公開番号
2025131081
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028596
出願日
2024-02-28
発明の名称
受電監視装置及び受電監視方法
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
3/00 20060101AFI20250902BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】初期設定が完了した後は、外部と通信を行うことなく、受電監視装置が設置される地点の太陽光発電量、及び、受電監視装置を用いる需要者に応じた電力制御を行うことが可能な受電監視装置を提供する。
【解決手段】受電監視装置であって、受電監視装置が設置される地点の太陽光発電による発電量の傾向を示す太陽光発電量傾向情報と、受電監視装置を用いる需要者に関する電力の使用傾向を示す電力使用量傾向情報とを記憶する記憶部と、太陽光発電量傾向情報および電力使用量傾向情報に基づいて、将来の所定期間に使用される電力の予測値であるデマンド電力予測値を予測する予測部と、需要者の操作に基づき設定されるデマンド電力設定値を取得する取得部と、デマンド電力予測値がデマンド電力設定値を超えるか否かについて判定し、その判定結果に基づいて、負荷、太陽光発電装置、蓄電池の少なくとも1つを制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
負荷と、太陽光発電装置と、蓄電池とに接続される受電監視装置であって、
前記受電監視装置が設置される地点の太陽光発電による発電量の傾向を示す太陽光発電量傾向情報と、前記受電監視装置を用いる需要者に関する電力の使用傾向を示す電力使用量傾向情報とを記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶する前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報に基づいて、将来の所定期間に使用される電力の予測値であるデマンド電力予測値を予測する予測部と、
前記需要者の操作に基づき設定されるデマンド電力設定値を取得する取得部と、
前記予測部が予測した前記デマンド電力予測値が、前記取得部が取得した前記デマンド電力設定値を超えるか否かについて判定し、その判定結果に基づいて、前記負荷、前記太陽光発電装置、前記蓄電池の少なくとも1つを制御する制御部と、
を備える受電監視装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記記憶部は、複数の地点についての前記太陽光発電量傾向情報を含む太陽光発電量傾向データベースと、複数の需要者についての前記電力使用量傾向情報を含む電力使用量傾向データベースとを予め記憶し、
前記取得部は、前記受電監視装置が設置される地点に関する地点情報と、前記受電監視装置を用いる需要者に関する需要者情報とを取得し、
前記制御部は、前記取得部が取得した前記地点情報および前記需要者情報を、前記太陽光発電量傾向データベースおよび前記電力使用量傾向データベースで検索することにより、前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報を特定し、前記記憶部に記憶させる
請求項1に記載の受電監視装置。
【請求項3】
前記受電監視装置は、
前記受電監視装置が設置される地点に関する地点情報と、前記受電監視装置を用いる需要者に関する需要者情報とを、前記受電監視装置の外部に送信する送信部と、
前記送信部が送信した前記地点情報および前記需要者情報に対応する前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報を、前記受電監視装置の外部から受信する受信部と、
を備え、
前記制御部は、前記受信部が取得した前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報を、前記記憶部に記憶させる
請求項1に記載の受電監視装置。
【請求項4】
前記デマンド電力予測値が、前記デマンド電力設定値を超えると判定された場合に、前記予測部は、前記太陽光発電量傾向情報に基づく前記太陽光発電装置の太陽光予測発電量と、前記電力使用量傾向情報とに基づいて、前記デマンド電力予測値を修正する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受電監視装置。
【請求項5】
前記デマンド電力予測値が、前記デマンド電力設定値を超えると判定された場合に、前記制御部は、前記デマンド電力予測値が、前記デマンド電力設定値を超える超過時間を求め、前記超過時間の間、前記蓄電池から前記負荷に供給する電力が一定となるように制御する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受電監視装置。
【請求項6】
前記デマンド電力予測値が、前記デマンド電力設定値を超えないと判定された場合に、前記制御部は、前記蓄電池の蓄電残量が、所定量以上あるか否かについて判定し、前記蓄電残量が、前記所定量以上あると判定しなかった場合に、前記所定期間よりも前に、前記太陽光発電装置から供給される電力、又は、電力会社から供給される電力により、前記蓄電池を充電するように制御する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受電監視装置。
【請求項7】
負荷と、太陽光発電装置と、蓄電池とに接続される受電監視装置が用いる受電監視方法であって、
前記受電監視装置が設置される地点の太陽光発電による発電量の傾向を示す太陽光発電量傾向情報と、前記受電監視装置を用いる需要者に関する電力の使用傾向を示す電力使用量傾向情報とを記憶する記憶工程と、
前記記憶工程で記憶した前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報に基づいて、将来の所定期間に使用される電力の予測値であるデマンド電力予測値を予測する予測工程と、
前記需要者の操作に基づき設定されるデマンド電力設定値を取得する取得工程と、
前記予測工程で予測した前記デマンド電力予測値が、前記取得工程で取得した前記デマンド電力設定値を超えるか否かについて判定し、その判定結果に基づいて、前記負荷、前記太陽光発電装置、前記蓄電池の少なくとも1つを制御する制御工程と、
を有する受電監視方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、受電監視装置及び受電監視方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スマートメーターから電力使用量のデータを取得し、取得したデータに基づいて、所定の周期毎のデマンド電力を予測し、予測したデマンド電力が、所定のデマンド電力設定値を超えないか判定し、超える場合は、需要者に対する報知処理や、特定の負荷が使用する電力を抑制したり停止したりする制御信号を出力する受電監視装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
また、従来、蓄電池の充放電を制御する充放電制御部と、機器を制御する機器制御部と、太陽光発電量を予測する発電量予測部とを設け、デマンドレスポンスに対応する時間の間を特定時間帯とし、特定時間帯の前に太陽光の予測発電量を考慮して蓄電池の充電量を増やし、居住者の快適性をなるべく損なわないよう負荷を制御してデマンドレスポンスに対応する受電監視装置が知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-207635号公報
特許第6198970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、使用する電力量が、所定のデマンド電力設定値を超えた場合に、需要者に報知されるため、使用電力量が所定のデマンド電力設定値を超えないように電力制御を行うことは難しい。
【0006】
また、特許文献2では、太陽光発電による発電量が低いと予測される場合に、事前に、蓄電池に充電するようにしている。しかし、特許文献2では、太陽光発電による発電量が低い場合には、負荷により使用される電力が低い場合であっても、蓄電池に充電が行われてしまうため、電力会社から余分な電力を買電してしまうことがある。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、初期設定が完了した後は、外部と通信を行うことなく、受電監視装置が設置される地点の太陽光発電量、及び、受電監視装置を用いる需要者に応じた電力制御を行うことが可能な受電監視装置および受電監視方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本発明の一態様は、負荷と、太陽光発電装置と、蓄電池とに接続される受電監視装置であって、前記受電監視装置が設置される地点の太陽光発電による発電量の傾向を示す太陽光発電量傾向情報と、前記受電監視装置を用いる需要者に関する電力の使用傾向を示す電力使用量傾向情報とを記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報に基づいて、将来の所定期間に使用される電力の予測値であるデマンド電力予測値を予測する予測部と、前記需要者の操作に基づき設定されるデマンド電力設定値を取得する取得部と、前記予測部が予測した前記デマンド電力予測値が、前記取得部が取得した前記デマンド電力設定値を超えるか否かについて判定し、その判定結果に基づいて、前記負荷、前記太陽光発電装置、前記蓄電池の少なくとも1つを制御する制御部と、を備える受電監視装置である。
【0009】
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の受電監視装置であって、前記記憶部は、複数の地点についての前記太陽光発電量傾向情報を含む太陽光発電量傾向データベースと、複数の需要者についての前記電力使用量傾向情報を含む電力使用量傾向データベースとを予め記憶し、前記取得部は、前記受電監視装置が設置される地点に関する地点情報と、前記受電監視装置を用いる需要者に関する需要者情報とを取得し、前記制御部は、前記取得部が取得した前記地点情報および前記需要者情報を、前記太陽光発電量傾向データベースおよび前記電力使用量傾向データベースで検索することにより、前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報を特定し、前記記憶部に記憶させるものである。
【0010】
(3)本発明の一態様は、上記(1)に記載の受電監視装置であって、前記受電監視装置は、前記受電監視装置が設置される地点に関する地点情報と、前記受電監視装置を用いる需要者に関する需要者情報とを、前記受電監視装置の外部に送信する送信部と、前記送信部が送信した前記地点情報および前記需要者情報に対応する前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報を、前記受電監視装置の外部から受信する受信部と、を備え、前記制御部は、前記受信部が取得した前記太陽光発電量傾向情報および前記電力使用量傾向情報を、前記記憶部に記憶させるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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