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公開番号
2025142496
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024041883
出願日
2024-03-18
発明の名称
重ね合わせシート及び遮光カーテン、生地が横ズレする方法
出願人
福井県
代理人
個人
主分類
A47H
23/06 20060101AFI20250924BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】 前側生地と後側生地を重ねて構成し、透光性及び通気性を調整することが出来るカーテンの提供。
【解決手段】 1枚の生地の中に透光性の高い組織と遮光性の高い組織を形成して密度差のある柄が施されたカーテン生地が重なり合って構成しているカーテンであり、一方の前側生地1を一定の幅分を横方向にズラすことで、透光性及び通気性を調整することを可能とし、上記前側生地1をズラす手段として縦方向に延びる回転軸17を有す線材3を介在している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1枚の生地の中に透光性の高い組織と遮光性の高い組織を形成して密度差のある柄が施されたカーテン生地が重なり合って構成しているカーテンにおいて、一方の生地を一定の幅分を横方向にズラすことで、透光性及び通気性を調整することを可能とし、上記生地をズラす手段として縦方向に延びる回転軸を有す線材を介在して接続したことを特徴とするカーテン。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
上記一方の生地を一定の幅分を横方向にズラして重ねると、すべて密度の高い組織の柄となり、また逆に密度の低い組織の柄となるように形成されている請求項1記載のカーテン。
【請求項3】
上記線材を回転する為に、レバーを備えた請求項1、又は請求項2記載のカーテン。
【請求項4】
上記線材を回転する為に、モータを備えた請求項1、又は請求項2記載のカーテン。
【請求項5】
野菜や果物、草花などの植物の生育を調整する為に、該植物に当たる光を調整することが出来る生地やフイルムのような薄いシートであって、少なくとも一部に透け感があり、上記シートを複数枚重ね合わせると共に、各シートの間には縦方向に延びる回転軸を有す線材が介在して接続され、上記線材が回転軸を中心として回転することで重ね合わせている各シートが横方向にズレることで、色や彩度、明度、模様などの光学的特性が変化するようにしたことを特徴とする重ね合わせシート、
【請求項6】
色や彩度、明度、模様などの光学的特性や通気性を変化させるため、少なくとも一部に透け感のある薄いシートを複数枚重ね、上記光学的特性や通気性を変化させるために上記シートの重なり具合をズラす方法において、複数枚重ね合わせた上記シートの間に、縦方向に延びる回転軸を有す線材を介在して接続し、上記線材が回転軸を中心として回転することで重ね合わさせている各シートが横方向にズレることを特徴とするシートの横ズレ方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、調光・遮光機能を有す重ね合わせシート、及び該シートを用いて構成する遮光カーテン、さらには調光する為に生地が横ズレする方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
カーテン等には、大別して「ブラインド」、「ロールスクリーン」、「カーテン」の3種があるが、本発明は上レールに吊設され、該上レールをカーテンランナーが移動することで開閉することが出来る「カーテン」を主な対象とする。
【0003】
「ブラインド」や「ロールスクリーン」は、調光や通気性の調整は可能であるが、その構造上、上下や両端に隙間ができるため、「遮光性」、「気密性」、「遮音性」、「断熱性」に劣り、機械的な機構を必要とするため高コストとなり、また、洗濯ができずメンテナンス性に劣り、風が吹くと窓枠に当たって音がするなどの欠点がある。
【0004】
「カーテン」は、上記欠点をカバーできるが、調光や通気性の調整ができず、空気や湿気が溜まってカビ等を発生させやすいなどの欠点がある。
【0005】
従来においても、遮光機能を備えたカーテンなどは知られている。
例えば、特開2021-059963、特開2000-201802に開示されているように、透過性あるいは密度の異なる布2枚の重ね具合を調整して調光する方法は、すでに知られている。
しかし、上記文献に開示される技法は、布を巻き上げる、あるいはたくし上げる方法であるため、布の厚いものや大きなサイズには限界があり、遮光性の高い用途や大きなサイズの用途に対応できない。
【0006】
さらに、特開2021-059963に記載されているロールスクリーンにおいては、布は2枚を並べているだけであるので、形成される柄の位置に多少のずれが生じるため、透視性と非透視性の柄を合わせるには細かな柄は不向きで、このため、上記文献記載の「ロールスクリーン」では、センサーにて位置合わせをするなどデザイン性に難があるうえ、センサーで一旦位置を合わせても、2枚の布の間に距離があるため、窓から差し込む光の角度が変わると、合わせていた柄を通る光路が変わり、透過性が時間とともに変化することが起こる。
【0007】
また、特開2000-201802に記載されている「横引二重カーテン」においては、透光性を取ろうとすると、下部には隙間ができるが上部には布だまりができ、遮光するという状況が生じる。
【0008】
そして、特開2021-059963、 特開2023―111385に開示されているように、自動で調光するカーテンは知られているが、上記特開2021-059963記載のロールスクリーンでは、布全体を巻き上げるために装置がやや大がかりで高コストになりやすく、特開2023―111385記載の電動カーテンレールシステム記載の技法はカーテン自体の開閉を自動化するもので、カーテンの透過性を変える調光は出来ない。
【0009】
特開2021-059963
特開2000-201802
特開2023―111385
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
このように、カーテンの遮光性に関しては上記のごとき問題がある。
本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、遮光性に優れ、調光や通気性の調整を可能とし、また、大きなサイズにも対応でき、デザイン性も付与可能で、さらには比較的容易に自動で調光できるカーテンを提供する。
本発明はカーテンに限ることなく、調光や通気性の調整を必要とする用途は、例えば野菜や果物などの植物の生育を助ける為に、外からの光や空気の通過を調整することが出来る重ね合わせシートを提供する。
さらには、調光するに際して生地やシートが横方向に精確にズレることが出来る方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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