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公開番号2025141417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041337
出願日2024-03-15
発明の名称レーザ光走査式発光織物、および光ファイバ織物の発光方法
出願人福井県,大喜株式会社
代理人弁理士法人大手門国際特許事務所
主分類G09F 13/00 20060101AFI20250919BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】 多様なバリエーションで発光させることができ、高輝度化や小型化、省電力化も図れるレーザ光走査式発光織物、及び光ファイバ織物の発光方法を提供すること。
【解決手段】 光が入射されたときに側面発光する光ファイバが織り込まれた光ファイバ織物と、レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光を走査する光走査装置と、を含んでレーザ光走査式発光織物を構成すると共に、前記光ファイバ織物に織り込まれた複数本の光ファイバに対して、前記光走査装置によって一次元または二次元走査されたレーザ光を照射可能に構成した。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
光が入射されたときに側面発光する光ファイバが織り込まれた光ファイバ織物と、レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光を走査する光走査装置と、を含んで成り、
前記光ファイバ織物に織り込まれた複数本の光ファイバに対して、前記光走査装置によって一次元または二次元走査されたレーザ光が照射される、レーザ光走査式発光織物。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記光ファイバ織物の端部から延びる複数本の光ファイバを束ねて集束端が形成されると共に、その集束端の端面形状に合わせて前記レーザ光が走査される、請求項1記載のレーザ光走査式発光織物。
【請求項3】
前記光ファイバ織物の端部の糸の配列において、前記織り込まれた複数本の光ファイバが連続して並んでいる、請求項1記載のレーザ光走査式発光織物。
【請求項4】
前記レーザ光源から出射されるレーザ光のスポット径または入射角を制御するカップリング光学系を備えた、請求項1または2に記載のレーザ光走査式発光織物。
【請求項5】
前記レーザ光源として出射する光の色を変化させることができる色調可変レーザ光源が使用されている、請求項1または2に記載のレーザ光走査式発光織物。
【請求項6】
前記レーザ光源の出力および色を制御する光源制御装置を備えた、請求項5記載のレーザ光走査式発光織物。
【請求項7】
レーザ光を走査して光ファイバ織物に織り込まれた各光ファイバに入射させることにより各光ファイバを疑似同時発光または明滅発光させる、光ファイバ織物の発光方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバを用いた発光織物に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車用内装材等に利用される光装飾体として光ファイバを用いた発光織物が周知となっている(例えば、特許文献1~3参照)。この発光織物は、織物に織り込まれた光ファイバの端部に光源から光を入射し、光ファイバを側面発光させることで発光織物を任意の色や模様で発光させることができる。そして従来の発光織物としては光源にLEDを用いたものが一般的である。
【0003】
しかしながら、上記LEDを光源に用いた従来の発光織物は、光ファイバを3層構造で織り込んで各層の光ファイバの端部を集束し、集束した3層の光ファイバの端部にRGBの光をそれぞれ入射して任意の色に発光させる方法を採用していたが、この方法では、各層の光ファイバを同じ色調でしか発光させることができないため、発光パターンのバリエーションが限定されてしまう。
【0004】
また上記従来の発光織物は、高輝度化するためにLEDの出力を上げると冷却装置が必要になって光源装置が大型化してしまう問題がある。一方、複数のLEDを並列して高輝度化する方法も考えられるが、この方法で高輝度化した場合も個々のLEDの体積が大きいため光源装置のコンパクト化が難しくなる。そのため、コンパクト化が求められる用途での使用が難しくなる。
【0005】
更に上記LEDを光源に用いた従来の発光織物は、面光源であるLEDの電力消費が大きいだけでなく、LEDから光ファイバに光を入射する際のカップリング効率も悪いため、省電力化を図ることも難しい。そのため、電力消費が大きくなって電気代が嵩む問題やバッテリーの減りが早まる問題が生じやすい。また長時間使用できるようにバッテリーを大型化すると装置のコンパクト化も難しくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6621311号公報
特開2017-214691公報
特開2019-10864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記従来技術の問題を解決することを課題としており、要約すると多様なバリエーションで発光させることができ、高輝度化や小型化、省電力化も図れるレーザ光走査式発光織物、及び光ファイバ織物の発光方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記課題を解決するために、光が入射されたときに側面発光する光ファイバが織り込まれた光ファイバ織物と、レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光を走査する光走査装置と、を含んでレーザ光走査式発光織物を構成すると共に、前記光ファイバ織物に織り込まれた複数本の光ファイバに対して、前記光走査装置によって一次元または二次元走査されたレーザ光を照射可能に構成した(効果は後述する)。
【0009】
本発明では、上記光ファイバ織物の端部から延びる複数本の光ファイバを束ねて集束端を形成すると共に、その集束端の端面形状に合わせて前記レーザ光を走査することで効率良く光を入射することができる。
【0010】
本発明では、上記光ファイバ織物の端部の糸の配列において、前記織り込まれた複数本の光ファイバが連続して並ぶ構成を採用することで、集束端を形成せずに光を入射することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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