TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025143431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2025113857,2023173402
出願日
2025-07-04,2019-02-27
発明の名称
質量出力制御された気化器
出願人
ジュール・ラブズ・インコーポレイテッド
,
JUUL Labs, Inc.
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/57 20200101AFI20250924BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】気化器デバイスによって提供されるエアロゾル出力率を制御するための方法、関連するデバイス、システム、および物品を提供する。
【解決手段】気化器デバイスは、抵抗性加熱要素と、電源から抵抗性加熱要素への電力の供給を制御するように構成された回路とを含み、さらにこの気化器デバイスは、以下のステップ、すなわち抵抗性加熱要素への電力供給、抵抗性加熱要素の温度、および/または抵抗性加熱要素を通過する空気流量を表す入力を受信するステップと、受信した入力を用いて、抵抗性加熱要素における気化可能材料の蒸発量を予測するステップと、気化可能材料の予測される蒸発量に応じて抵抗性加熱要素への電力供給を制御するステップとを含んだ動作を実行するように構成されたコントローラーを含み、該制御するステップには、目標エアロゾル収量が生成されるように加熱要素への瞬時電力供給を増加または減少させるステップが含まれる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
抵抗性加熱要素と、
電源から前記抵抗性加熱要素への電力の供給を制御するように構成された回路と、
コントローラーと、
を含み、
前記抵抗性加熱要素は、同伴エアロゾルを形成するために、気化可能材料を流動空気流内へ気化させる熱を前記気化可能材料に提供するように構成され、
前記コントローラーは、
前記抵抗性加熱要素への電力供給、前記抵抗性加熱要素の温度、および/または前記抵抗性加熱要素を通過する空気流量を表す入力を受信するステップと、
受信した前記入力を用いて、前記抵抗性加熱要素における前記気化可能材料の蒸発量を予測するステップと、
前記気化可能材料の予測される前記蒸発量に応じて前記抵抗性加熱要素への電力供給を制御するステップと、
を含む動作を実行するように構成され、
前記制御するステップは、目標エアロゾル収量が生成されるように前記加熱要素への瞬時電力供給を増加または減少させるステップを含む、
気化器デバイス。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記抵抗性加熱要素を通過する前記空気流量を表す受信した前記入力は、フローセンサ、圧力センサ、および/または気化器デバイスの空気制限を表す1つ以上の測定された特性によって決定される、請求項1記載の気化器デバイス。
【請求項3】
前記目標エアロゾル収量は、前記流量に比例する、請求項1記載の気化器デバイス。
【請求項4】
前記目標エアロゾル収量は、前記流量の関数である、請求項1記載の気化器デバイス。
【請求項5】
前記目標エアロゾル収量は、予め定められた定数またはユーザー調整可能なパラメーターを含む、請求項1記載の気化器デバイス。
【請求項6】
前記ユーザー調整可能なパラメーターは、所期の蒸発率、所期のパフ数、特定の期間、および/または日々の出力目標に基づく所期の出力目標を含む、請求項3から5までのいずれか1項記載の気化器デバイス。
【請求項7】
前記目標エアロゾル収量は、1人以上のユーザーの1つ以上のユーザー特性および/または1つ以上の気化器デバイスに応じて調整される、請求項1記載の気化器デバイス。
【請求項8】
前記抵抗性加熱要素への電力供給を制御する前記ステップは、前記抵抗性加熱要素の予め定められた温度を維持するために要求される電力量にさらに応じている、請求項1記載の気化器デバイス。
【請求項9】
前記抵抗性加熱要素への電力供給を制御する前記ステップは、前記加熱要素の温度が予め定められた温度未満に留まるように前記電力供給を選択するステップを含む、請求項1記載の気化器デバイス。
【請求項10】
前記蒸発量を予測するステップは、受信した前記入力を用いてアルゴリズムを実行するステップを含む、請求項1記載の気化器デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年2月27日に出願された「質量出力制御された気化器」と題する米国仮特許出願第62/636,086号の関連出願であって、当該仮出願に基づく優先権を主張するものであり、これに基づく参照によってその内容全体を本明細書に明示的に組み入れるものとする。
続きを表示(約 3,300 文字)
【0002】
本明細書で説明される対象は、気化器デバイスの質量出力制御に関する。
【0003】
背景技術
電子吸入エアロゾルデバイス、気化デバイス、電子気化デバイス、および/または電子エアロゾルデバイスを含み、かつ/またはそれらの名称で呼ばれることもある気化器デバイスは、典型的には、活性成分をユーザーに供給できるエアロゾル蒸気の生成のために気化される気化可能材料を利用している。抵抗性ヒーターの温度のある程度の制御を維持することは、一般に、例えば、気化可能材料の過熱を回避すること、エアロゾルを形成するために十分な熱が利用可能であることを保証すること、気化器デバイスのより長いバッテリー寿命を維持することなどのために望ましい。
【0004】
概要
本対象の実施形態は、気化器デバイスによって提供されるエアロゾル出力率を制御するためのアプローチに関する。
【0005】
一態様では、気化器デバイスは、加熱要素と、電源から加熱要素への電力の供給を制御するための回路とを含む。コントローラーは、抵抗性加熱要素への電力供給、抵抗性加熱要素の温度、および/または抵抗性加熱要素を通過する空気流量のうちの1つ以上を表す受信された入力に基づいて制御ルールを実施する。これらの入力は、加熱要素における蒸発可能材料の蒸発量を予測するために使用される。気化可能材料の予測される蒸発量に応じて、加熱要素への電力供給は、目標エアロゾル収量に達するためにヒーターへの電力供給を増加または減少させるステップによって制御されている。
【0006】
別の態様では、気化器デバイスは、抵抗性加熱要素と、電源から抵抗性加熱要素への電力の供給を制御するように構成された回路とを含み、抵抗性加熱要素は、同伴エアロゾル(entrained aerosol)を形成するために、気化可能材料を流動空気流内へ気化させる熱を気化可能材料に提供するように構成されており、さらに気化器デバイスは、以下のステップ、すなわち抵抗性加熱要素への電力供給、抵抗性加熱要素の温度、および/または抵抗性加熱要素を通過する空気流量を表す入力を受信するステップと、受信した入力を用いて、抵抗性加熱要素における気化可能材料の蒸発量を予測するステップと、気化可能材料の予測される蒸発量に応じて抵抗性加熱要素への電力供給を制御するステップとを含んだ動作を実行するように構成されたコントローラーを含み、該制御するステップには、目標エアロゾル収量が生成されるように加熱要素への瞬時電力供給を増加または減少させるステップが含まれる。
【0007】
以下の特徴のうちの1つ以上は、任意の実現可能な組み合わせに含めることができる。例えば、抵抗性加熱要素を通過する空気流量を表す受信された入力は、フローセンサ、圧力センサ、および/または気化器デバイスの空気制限を表す1つ以上の測定された特性によって決定することができる。目標エアロゾル収量は、流量に比例し得る。目標エアロゾル収量は、流量の関数であり得る。目標エアロゾル収量は、予め定められた定数またはユーザー調整可能なパラメーターを含むことができる。ユーザー調整可能なパラメーターは、所期の蒸発率、所期のパフ数、特定の期間、および/または日々の出力目標に基づく所期の出力目標を含むことができる。目標エアロゾル収量は、1人以上のユーザーの1つ以上のユーザー特性(user behaviors)および/または1つ以上の気化器デバイスに応じて調整することができる。抵抗性加熱要素への電力供給を制御するステップは、抵抗性加熱要素の所定の温度を維持するために要求される電力量にさらに応じることができる。加熱要素への電力供給を制御するステップは、加熱要素の温度が予め定められた温度未満に留まるように電力供給を選択するステップを含むことができる。蒸発量を予測するステップには、受信した入力を用いてアルゴリズムを実行するステップを含むことができる。
【0008】
さらに別の態様では、方法であって、この方法は以下のステップ、すなわち気化器デバイスの抵抗性加熱要素への電力供給、抵抗性加熱要素の温度、および/または抵抗性加熱要素を通過する空気流量を特徴付けるデータを受信するステップと、受信したデータを用いて、抵抗性加熱要素における気化可能材料の蒸発量を予測するステップと、気化可能材料の予測される蒸発量に応じて抵抗性加熱要素への電力供給を制御するステップとを含み、この制御するステップには、目標エアロゾル収量が生成されるように加熱要素への瞬時電力供給を増加または減少させるステップが含まれる。
【0009】
以下の特徴のうちの1つ以上は、任意の実現可能な組み合わせに含めることができる。例えば、抵抗性加熱要素を通過する空気流量を特徴付ける受信されたデータは、フローセンサ、圧力センサ、および/または気化器デバイスの空気制限を表す1つ以上の測定された特性によって決定することができる。目標エアロゾル収量は、流量に比例し得る。目標エアロゾル収量は、流量の関数であり得る。目標エアロゾル収量は、予め定められた定数またはユーザー調整可能なパラメーターを含むことができる。ユーザー調整可能なパラメーターは、所期の蒸発率、所期のパフ数、特定の期間、および/または日々の出力目標に基づく所期の出力目標を含むことができる。目標エアロゾル収量は、1人以上のユーザーの1つ以上のユーザー特性および/または1つ以上の気化器デバイスに応じて調整することができる。抵抗性加熱要素への電力供給を制御するステップは、抵抗性加熱要素の所定の温度を維持するために要求される電力量にさらに応じることができる。抵抗性加熱要素への電力供給を制御するステップには、加熱要素の温度が予め定められた温度未満に留まるように電力供給を選択するステップを含むことができる。蒸発量を予測するステップは、受信したデータを用いてアルゴリズムを実行するステップを含むことができる。気化器デバイスは、抵抗性加熱要素と、電源から抵抗性加熱要素への電力の供給を制御するように構成された回路とを含むことができる。抵抗性加熱要素は、同伴エアロゾルを形成するために、気化可能材料を流動空気流内へ気化させる熱を気化可能材料に提供するように構成することができる。
【0010】
本対象の実施形態は、本明細書で提供される説明と一致する方法、ならびに1つ以上の機械(例えばコンピュータなど)に、説明される特徴のうちの1つ以上を実施する動作が結果的に生じるように動作可能な、有形に具現化された機械可読媒体を含む物品を含み得るが、これらに限定されない。同様に、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサに結合された1つ以上のメモリとを含み得るコンピュータシステムも説明される。非一時的なコンピュータ可読もしくは機械可読記憶媒体を含み得るメモリは、1つ以上のプロセッサに本明細書に記載される動作のうちの1つ以上を実行させる1つ以上のプログラムの符号化、記憶などを含み得る。本対象の1つ以上の実施形態に一致するコンピュータ上で実施される方法は、シングルコンピューティングシステムまたはマルチコンピューティングシステムに存在する1つ以上のデータプロセッサによって実施することができる。そのようなマルチコンピューティングシステムは、接続可能であり、ネットワーク(例えばインターネット、ワイヤレスワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、有線ネットワークなど)を介した接続を含むがこれらに限定されない1つ以上の接続、マルチコンピューティングシステムのうちの1つ以上の間の直接接続などを介してデータおよび/またはコマンドもしくは他の命令などを交換することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
ヒートスティック除去具
3か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引物品
1か月前
個人
電子タバコの加熱素子
3か月前
日本たばこ産業株式会社
香味発生物品
1か月前
日本たばこ産業株式会社
喫煙システム
2か月前
個人
フレーバ用ブースター器具およびシーシャ装置
3か月前
日本たばこ産業株式会社
口腔用組成物
2か月前
東莞市佳かい精密金属制品有限公司
充電可能な電子タバコケース
3か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引システム
2か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引システム
2か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
低香味原料を含むたばこセグメント
1か月前
日本たばこ産業株式会社
粒状再生セルロースを含有する口腔用組成物
2か月前
日本たばこ産業株式会社
香味発生物品および香味吸引システム
2か月前
日本たばこ産業株式会社
電子装置
2か月前
Future Technology株式会社
芳香基材
3か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引器
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙器具
1か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ材料、その製造方法、および非燃焼加熱型喫煙物品
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
5日前
Future Technology株式会社
タバコ充填物集積体
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
19日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る