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公開番号
2025145593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045863
出願日
2024-03-22
発明の名称
二酸化炭素吸着材の製造方法
出願人
国立大学法人広島大学
代理人
個人
,
個人
主分類
B01J
20/22 20060101AFI20250926BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】有機溶媒を使用せずにアミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材の製造方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素吸着材の製造方法は、多孔質担体とアミノ基含有シランカップリング剤と水とを混合して、加熱による蒸発乾固処理を行って水を除去し、多孔質担体の表面がアミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材を製造する。毒性や環境汚染が懸念される有機溶媒を使用していないため、二酸化炭素吸着材を大量に製造する際における毒性や環境汚染の問題解決に貢献できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
多孔質担体とアミノ基含有シランカップリング剤と水とを混合して、
加熱による蒸発乾固処理を行って前記水を除去し、前記多孔質担体の表面がアミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材を製造する、
ことを特徴とする二酸化炭素吸着材の製造方法。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
表面に含酸素官能基を有する前記多孔質担体を用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素吸着材の製造方法。
【請求項3】
前記アミノ基含有シランカップリング剤として(アミノアルキル)トリアルコキシシランを用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素吸着材の製造方法。
【請求項4】
前記(アミノアルキル)トリアルコキシシランとして(アミノアルキル)トリメトキシシランを用いる、
ことを特徴とする請求項3に記載の二酸化炭素吸着材の製造方法。
【請求項5】
前記多孔質担体と前記アミノ基含有シランカップリング剤との配合比が重量比で85:15~60:40である、
ことを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素吸着材の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素吸着材の製造方法に関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノ基含有シランカップリング剤は、多孔質担体の表面に修飾されることで、二酸化炭素の吸着サイトを形成する。アミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材は高い耐久性を持ち、吸着速度が速いことから、二酸化炭素回収分野での応用が期待されている。
【0003】
一般的に、アミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材の製造においては、溶媒中に多孔質担体とアミノ基含有シランカップリング剤とを介在させ、加熱攪拌することが行われている。加水分解によるシランカップリング剤同士の縮合を抑えるため、溶媒として脱水トルエンやエタノールなどの有機溶媒が用いられる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-261670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材を広く実用化するにあたって大量に合成する必要がある。大量に合成する場合、毒性や環境汚染が懸念される有機溶媒を使用しないことが望ましい。
【0006】
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的は、有機溶媒を使用せずにアミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る二酸化炭素吸着材の製造方法は、
多孔質担体とアミノ基含有シランカップリング剤と水とを混合して、
加熱による蒸発乾固処理を行って前記水を除去し、前記多孔質担体の表面がアミノ基で修飾された二酸化炭素吸着材を製造する、
ことを特徴とする。
【0008】
また、表面に含酸素官能基を有する前記多孔質担体を用いることが好ましい。
【0009】
また、前記アミノ基含有シランカップリング剤として(アミノアルキル)トリアルコキシシランを用いることが好ましい。
【0010】
また、前記(アミノアルキル)トリアルコキシシランとして、(アミノアルキル)トリメトキシシランを用いることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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