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公開番号2025149723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024050537
出願日2024-03-26
発明の名称吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造
出願人株式会社AIRMAN
代理人弁理士法人小倉特許事務所
主分類H02S 20/30 20140101AFI20251001BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】吊具を備えるトップカバーにおいて,太陽光パネルの面積を確保しつつ吊り上げ時に太陽光パネルを取り外す必要が無い太陽光パネルの搭載構造を提供する。
【解決手段】本発明の吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造は,吊り上げ用の吊具2を上面に備えるトップカバー1において,前記トップカバー1の上部にスライド機構10を介して,前記吊具2の上方でスライド可能に配設される太陽光パネル4を備え,前記太陽光パネル4は,スライドすることで,前記吊具2が前記太陽光パネル4に覆われ吊り上げ不能にする遮蔽位置と,前記吊具が露出して吊り上げ可能にする露出位置間を移動可能であることを特徴とする。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
吊り上げ用の吊具を上面に備えるトップカバーにおいて,
前記トップカバーの上部にスライド機構を介して,前記吊具の上方でスライド可能に配設される太陽光パネルを備え,
前記太陽光パネルは,スライドすることで,前記吊具が前記太陽光パネルに覆われ吊り上げ不能にする遮蔽位置と,前記吊具が露出して吊り上げ可能にする露出位置間を移動可能であることを特徴とする吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記太陽光パネルが,折り畳み機構を介して連結され,前記折り畳み機構の閉動作により互いの受光面が対向し上下2段に折り畳まれると共に,前記折り畳み機構の開動作により展開される2枚の太陽光パネルから構成されることを特徴とする請求項1記載の吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造。
【請求項3】
前記太陽光パネルを前記遮蔽位置にて固定する施錠状態と,前記太陽光パネルをスライド移動可能にする解錠状態を切り替え可能にするスライドロック機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造。
【請求項4】
前記スライドロック機構は,鍵の操作により前記施錠状態の保持と解除を行うようにしたことを特徴とする請求項3記載の吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造。
【請求項5】
前記太陽光パネルを,1の太陽光パネルの上部にスライド機構を介して連結して構成し,
前記太陽光パネルが,前記1の太陽光パネルに対してスライド可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載の吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造。
【請求項6】
スライド機構に取り付けられる支持ブラケットと,該支持ブラケットと前記太陽光パネルを連結し前記支持ブラケット上にて前記太陽光パネルを回動可能に軸支するヒンジと,前記支持ブラケットに取り付けられ前記太陽光パネルを所定の角度で保持する角度保持手段とから構成される角度調整機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造。
【請求項7】
前記トップカバーが,走行装置及び該走行装置を駆動する駆動源を備えた車台の上部に設置された昇降機構の上部に配設されることを特徴とする請求項1又は2記載の吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は,バッテリ(蓄電池)や作業機等の上方を覆うトップカバーであって,搬送時にクレーンのロープ等により吊り上げ可能にする吊具を備えるトップカバーにおける太陽光パネルの搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来,バッテリや作業機等と太陽光パネルとを組み合わせ,太陽光パネルで発電した電力をバッテリに充電したり,作業機内の電力で作動する機器(負荷)に供給したりする製品がある。
【0003】
例えば,図19に示すような,手押し台車81の架台上に設けられた箱体83に収容されるバッテリと,箱体83の上部にて水平方向に対して傾けて設置された支持フレーム86内に収容されバッテリに電力を供給するソーラーパネル85とを備えた移動式ソーラーシステム80が知られている(特許文献1)。
【0004】
ここで,太陽光パネルを使用するためには太陽光が当たる必要が有るところ,太陽光パネルの設置箇所については,上述の移動式ソーラーシステム80の他に,例えば図20に示すような,バッテリや作業機を収容する筐体等の上部に配設されるトップカバー90の上部に,太陽光パネル91を取り付けたものがある。
【0005】
なお,上述のトップカバー90には,図21に示すように,トップカバー90の上面に搬送時に吊り上げ可能にする吊具92を備えたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3236627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら,図21に示す,吊具92を備えるトップカバー90の上部に太陽光パネル91を設置する場合,図20のように設置された太陽光パネル91が吊具92の上部を覆ってしまうと,吊具92に例えばクレーンのロープ先端に取り付けられるフック等の吊り上げ用連結具を装着することができなくなるため,吊り上げ不能になり搬送に支障が生じてしまう。
【0008】
また,図21に示す例では,一点吊り用の吊具92がトップカバー90の上面の略中央部に設けられているところ,太陽光パネル91を設置しても吊り上げ可能とするために,吊具92が配置された中央部を避けるよう面積を小さくした太陽光パネル91を設置するとなると,発電できる電力が少なくなってしまう。
【0009】
また,図20に示す例のように,太陽光パネル91の受光面がトップカバー90の上部にて剥き出しのままであると,搬送時や保管時において太陽光パネル91が破損する恐れがある。
【0010】
以上述べた問題点を解決する為に,トップカバー90に設置する太陽光パネル91を着脱式にして,搬送時や保管時に太陽光パネル91を取り外し可能とすることも考えられるが,搬送時や保管時の太陽光パネル91の取り外しの手間及び,使用時の太陽光パネル91の取り付けや配線接続の手間の問題,また,外した太陽光パネル91を保管する保管場所が別途必要となる問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

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