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公開番号2025155310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024059076
出願日2024-04-01
発明の名称判定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G10K 15/00 20060101AFI20251006BHJP(楽器;音響)
要約【課題】本開示は、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語の発生有無に基づいて、所定の空間内が無音であるか否かを予測することを目的とする。
【解決手段】判定装置は、音データを入力すると、入力した前記音データの周波数以外に、誘発耳音響放射を示す1800Hz以上2200Hz以下の特定の周波数が検出されるか否かを出力する判定モデルに、所定音を周波数分析して数値データに変換した所定音データを入力する入力部と、前記所定音データを入力した前記判定モデルが、前記特定の周波数が検出されたと出力した場合、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語が生じることを表示装置に表示し、前記特定の周波数が検出されないと出力した場合、前記擬音語が生じないことを前記表示装置に表示する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
音データを入力すると、入力した前記音データの周波数以外に、誘発耳音響放射を示す1800Hz以上2200Hz以下の特定の周波数が検出されるか否かを出力する判定モデルに、所定音を周波数分析して数値データに変換した所定音データを入力する入力部と、
前記所定音データを入力した前記判定モデルが、前記特定の周波数が検出されたと出力した場合、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語が生じることを表示装置に表示し、前記特定の周波数が検出されないと出力した場合、前記擬音語が生じないことを前記表示装置に表示する制御部と、
を備える判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、判定装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車室の静粛性を精度良く評価することができる車室内音場評価装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-045824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1には、車室内が無音であるか否かを予測する技術に関する記載はない。一般的に、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語が生じれば、当該擬音語が生じた空間内は無音であると予測することができる。
【0005】
そこで、本開示は、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語の発生有無に基づいて、所定の空間内が無音であるか否かを予測することができる判定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る判定装置は、音データを入力すると、入力した前記音データの周波数以外に、誘発耳音響放射を示す1800Hz以上2200Hz以下の特定の周波数が検出されるか否かを出力する判定モデルに、所定音を周波数分析して数値データに変換した所定音データを入力する入力部と、前記所定音データを入力した前記判定モデルが、前記特定の周波数が検出されたと出力した場合、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語が生じることを表示装置に表示し、前記特定の周波数が検出されないと出力した場合、前記擬音語が生じないことを前記表示装置に表示する制御部と、を備える。
【0007】
請求項1に係る判定装置では、入力部は、音データを入力すると、入力した音データの周波数以外に、誘発耳音響放射を示す1800Hz以上2200Hz以下の特定の周波数が検出されるか否かを出力する判定モデルに、所定音を周波数分析して数値データに変換した所定音データを入力する。そして、制御部は、所定音データを入力した判定モデルが、特定の周波数が検出されたと出力した場合、上記擬音語が生じることを表示装置に表示し、特定の周波数が検出されないと出力した場合、上記擬音語が生じないことを表示装置に表示する。これにより、当該判定装置によれば、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語の発生有無に基づいて、所定の空間内が無音であるか否かを予測することができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る判定装置では、静寂な環境下で人間が知覚する静寂さを示す擬音語の発生有無に基づいて、所定の空間内が無音であるか否かを予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
判定装置の概略構成を示すブロック図である。
特定処理の流れを示すフローチャートである。
表示装置の表示例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態に係る判定装置50について説明する。
図1は、判定装置50のハードウェア構成を示すブロック図である。判定装置50には、一例として、サーバコンピュータ、若しくはPC(Personal Computer)等の汎用的なコンピュータ装置、又はスマートフォン、若しくはタブレット端末等の携帯端末が適用される。本実施形態では、判定装置50を「PC」としている。
(【0011】以降は省略されています)

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