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公開番号
2025017485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120535
出願日
2023-07-25
発明の名称
焼却システム
出願人
メタウォーター株式会社
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
F23G
5/46 20060101AFI20250130BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】焼却炉から排出される廃熱を適切に振り分ける焼却システムを提供する。
【解決手段】被処理物を焼却する焼却炉と、焼却炉から排出された排ガスを誘引して圧縮することによって圧縮ガスを生成するコンプレッサとコンプレッサを駆動するタービンとを有する過給機と、焼却炉から排出された排ガスの少なくとも一部によって、コンプレッサから供給された圧縮ガスを昇温する第1熱交換器と、焼却炉から排出された排ガスの少なくとも一部によって、焼却炉に供給される空気を昇温する第2熱交換器と、焼却炉から排出された排ガスを第1熱交換器と第2熱交換器とのそれぞれに供給し、第1熱交換器と第2熱交換器とのそれぞれから供給された排ガスを前記コンプレッサに供給し、コンプレッサから供給された圧縮ガスを第1熱交換器に供給し、第1熱交換器から供給された圧縮ガスをタービンに供給する供給部と、を備えと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被処理物を焼却する焼却炉と、
前記焼却炉から排出された排ガスを誘引して圧縮することによって圧縮ガスを生成するコンプレッサと前記コンプレッサを駆動するタービンとを有する過給機と、
前記焼却炉から排出された前記排ガスの少なくとも一部によって、前記コンプレッサから供給された前記圧縮ガスを昇温する第1熱交換器と、
前記焼却炉から排出された前記排ガスの少なくとも一部によって、前記焼却炉に供給される空気を昇温する第2熱交換器と、
前記焼却炉から排出された前記排ガスを前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とのそれぞれに供給し、前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とのそれぞれから供給された前記排ガスを前記コンプレッサに供給し、前記コンプレッサから供給された前記圧縮ガスを前記第1熱交換器に供給し、前記第1熱交換器から供給された前記圧縮ガスを前記タービンに供給する供給部と、を備えた、焼却システム。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第2熱交換器は、前記第1熱交換器から供給された前記排ガスによって前記空気を昇温し、
前記供給部は、前記焼却炉から排出された前記排ガスを前記第1熱交換器に供給し、前記第1熱交換器から供給された前記排ガスを前記第2熱交換器に供給し、前記第2熱交換器から供給された前記排ガスを前記コンプレッサに供給する、請求項1に記載の焼却システム。
【請求項3】
前記供給部は、前記焼却炉から排出された前記排ガスの一部を前記第1熱交換器に供給し、前記焼却炉から排出された前記排ガスの他の一部を前記第2熱交換器に供給し、前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とのそれぞれから供給された前記排ガスを前記コンプレッサに供給する、請求項1に記載の焼却システム。
【請求項4】
さらに、前記焼却炉内の圧力を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記コンプレッサから前記第1熱交換器に対する前記圧縮ガスの供給量に応じて、前記供給部を制御して前記第1熱交換器から前記タービンに対する前記圧縮ガスの供給量を制御することにより、前記コンプレッサによる前記排ガスの誘引量を制御し、前記焼却炉内の圧力を制御する、請求項1に記載の焼却システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、焼却システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、下水汚泥(以下、単に汚泥または被処理物とも呼ぶ)を焼却する焼却炉からの廃熱を利用して焼却炉からの排ガスを誘引する技術が提案されている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-194307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような焼却炉からの廃熱を利用する焼却システムでは、例えば、焼却炉から排出される廃熱を適切に振り分けることが望まれている。具体的に、上記のような焼却システムでは、例えば、異なる用途に用いられる廃熱をそれぞれ回収する複数の熱交換器に対して、焼却炉から排出される廃熱を適切に振り分けることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明における焼却システムは、被処理物を焼却する焼却炉と、前記焼却炉から排出された排ガスを誘引して圧縮することによって圧縮ガスを生成するコンプレッサと前記コンプレッサを駆動するタービンとを有する過給機と、前記焼却炉から排出された前記排ガスの少なくとも一部によって、前記コンプレッサから供給された前記圧縮ガスを昇温する第1熱交換器と、前記焼却炉から排出された前記排ガスの少なくとも一部によって、前記焼却炉に供給される空気を昇温する第2熱交換器と、前記焼却炉から排出された前記排ガスを前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とのそれぞれに供給し、前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とのそれぞれから供給された前記排ガスを前記コンプレッサに供給し、前記コンプレッサから供給された前記圧縮ガスを前記第1熱交換器に供給し、前記第1熱交換器から供給された前記圧縮ガスを前記タービンに供給する供給部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明における焼却システムによれば、焼却炉から排出される廃熱を適切に振り分けることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施の形態における焼却システム100の構成例を説明する図である。
図2は、制御装置10のハードウエア構成を説明する図である。
図3は、制御装置10の機能について説明する図である。
図4は、第1の実施の形態における炉内圧力制御について説明するフローチャート図である。
図5は、焼却炉1の炉内圧力制御の具体例について説明する図である。
図6は、焼却炉1の炉内圧力制御の具体例について説明する図である。
図7は、焼却炉1の炉内圧力制御の具体例について説明する図である。
図8は、焼却炉1の炉内圧力制御の具体例について説明する図である。
図9は、第2の実施の形態における焼却システム200の構成例を説明する図である。
図10は、第3の実施の形態における焼却システム300の構成例を説明する図である。
図11は、第4の実施の形態における焼却システム400の構成例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる説明は限定的な意味に解釈されるべきではなく、特許請求の範囲に記載の主題を限定するものではない。また、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することがなく様々な変更や置換や改変をすることができる。また、異なる実施の形態を適宜組み合わせることができる。
【0009】
[第1の実施の形態における焼却システム100]
初めに、第1の実施の形態における焼却システム100について説明を行う。図1は、第1の実施の形態における焼却システム100の構成例を説明する図である。なお、以下に示すライン(配管)や弁の配置位置や数は例示であり、これに限られるものではない。
【0010】
焼却システム100は、図1に示すように、例えば、焼却炉1と、熱交換器2(以下、第2熱交換器2とも呼ぶ)と、集塵機3と、洗煙処理塔4と、煙突5と、過給機6と、熱交換器7(以下、第1熱交換器7とも呼ぶ)と、送風機B1と、送風機B2とを有する。送風機B1及び送風機B2は、例えば、ファンやブロワ等の空気を送風する機能を有する機器である。
(【0011】以降は省略されています)
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