TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025068852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178904
出願日
2023-10-17
発明の名称
燃焼器ユニット
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
F23D
14/70 20060101AFI20250422BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】燃料ガスと酸化剤ガスとの混合ガスを燃焼させるものにおいて、簡易な構成により燃焼室内でガスを均一に分散させて燃焼性の向上を図る。
【解決手段】燃焼器ユニットは、対象物と仕切り壁との間に形成される燃焼室と、第1ガス供給部と、第2ガス供給部と、を備える。第1ガス供給部は、仕切り壁により燃焼室と隔てられると共に仕切り壁を含む内壁により画成される第1空間を有し、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうちの一方である第1ガスを第1空間に導入し、導入した第1ガスを仕切り壁に形成された貫通孔から燃焼室に供給する。第2ガス供給部は、所定の隙間を空けて内壁を覆うように設けられた外壁と内壁とにより画成される第2空間を有し、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうち他方である第2ガスを第2空間に導入し、導入した第2ガスを対象物と仕切り壁との間の側部から燃焼室に供給する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料ガスと酸化剤ガスとの混合ガスを燃焼させる燃焼器ユニットであって、
対象物と仕切り壁との間に形成される燃焼室と、
前記仕切り壁により前記燃焼室と隔てられると共に前記仕切り壁を含む内壁により画成される第1空間を有し、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうちの一方である第1ガスを前記第1空間に導入し、導入した第1ガスを前記仕切り壁に形成された貫通孔から前記燃焼室に供給する第1ガス供給部と、
所定の隙間を空けて前記内壁を覆うように設けられた外壁と前記内壁とにより画成される第2空間を有し、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうち他方である第2ガスを前記第2空間に導入し、導入した第2ガスを前記対象物と前記仕切り壁との間の側部から前記燃焼室に供給する第2ガス供給部と、
を備える燃焼器ユニット。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の燃焼器ユニットであって、
前記第1ガス供給部は、前記第1空間内に延在し、前記内壁のうち前記仕切り壁とは反対側の壁面に向けて前記第1ガスを放出する第1ガス流路を有する、
燃焼器ユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載の燃焼器ユニットであって、
前記第2ガス供給部は、前記第1空間内に延在し、前記内壁のうち前記仕切り壁とは反対側の壁面に形成された貫通孔に接続され、前記貫通孔を介して前記第2ガスを前記第2空間内に導入する第2ガス流路を有する、
燃焼器ユニット。
【請求項4】
請求項1または2に記載の燃焼器ユニットであって、
固体酸化物形セルスタックの上部に設けられ、前記固体酸化物形セルスタックからの燃料オフガスと酸化剤オフガスとの混合ガスを燃焼させる、
燃焼器ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、燃焼器ユニットについて開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ハウジングに断熱材を介して内蔵されるモジュールケースと、モジュールケースの下方部分に燃料電池セルユニットが収容された発電室と、発電室の上方に形成された燃焼室と、燃焼室の上方に配置された改質器と、を備える固体酸化物形燃料電池装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。発電室内で発電に利用されなかった燃料ガスは、燃料室で燃焼されて排気ガスとなり、モジュールケース内を上昇し、改質器を通過してケース外へ排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-201005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置では、燃焼室は、燃料電池セルユニットの上方で開空間として形成されている。このため、発電室に噴射された空気や燃焼室で燃料ガスの燃焼により生成された排気ガスが開空間で発散し、燃料ガスの燃焼性が不安定となる場合が生じる。
【0005】
本開示の燃焼器ユニットは、燃料ガスと酸化剤ガスとの混合ガスを燃焼させるものにおいて、簡易な構成により燃焼室内でガスを均一に分散させて燃焼性の向上を図ることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の燃焼器ユニットは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の燃焼器ユニットは、
燃料ガスと酸化剤ガスとの混合ガスを燃焼させる燃焼器ユニットであって、
対象物と仕切り壁との間に形成される燃焼室と、
前記仕切り壁により前記燃焼室と隔てられると共に前記仕切り壁を含む内壁により画成される第1空間を有し、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうちの一方である第1ガスを前記第1空間に導入し、導入した第1ガスを前記仕切り壁に形成された貫通孔から前記燃焼室に供給する第1ガス供給部と、
所定の隙間を空けて前記内壁を覆うように設けられた外壁と前記内壁とにより画成される第2空間を有し、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうち他方である第2ガスを前記第2空間に導入し、導入した第2ガスを前記対象物と前記仕切り壁との間の側部から前記燃焼室に供給する第2ガス供給部と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本開示の燃焼器ユニットでは、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうちの一方である第1ガスは、仕切り壁を含む内壁により画成される第1空間内に導入され、仕切り壁に形成された貫通孔から燃焼室に供給される。また、燃料ガスおよび酸化剤ガスのうち他方である第2ガスは、所定の隙間を空けて内壁を覆うように設けられた外壁と内壁とにより画成される第2空間内に導入され、内壁と外壁との間の隙間を通って対象物と仕切り壁との間の側部から燃焼室に供給される。これにより、簡易な構成により燃焼室内で燃料ガスと酸化剤ガスとを均一に分散させて燃焼性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の燃焼器ユニットを含む電解システムの概略構成図である。
燃焼器ユニットの外観斜視図である。
燃料予熱器を含む燃焼器ユニットの外観斜視図である。
燃焼器ユニットの上面図である。
図4の燃焼器ユニットのA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社トヨトミ
固体燃料燃焼器
1か月前
株式会社オメガ
熱風発生装置
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
10日前
個人
回転キルンを利用した燻炭製造方法
5日前
大陽日酸株式会社
バーナ
1か月前
大陽日酸株式会社
バーナ
1か月前
リンナイ株式会社
燃焼装置
2日前
大陽日酸株式会社
バーナ
1か月前
リンナイ株式会社
予混合装置
2か月前
京セラ株式会社
ヒータ
2か月前
リンナイ株式会社
全一次燃焼式バーナ
2か月前
株式会社山辰組
可燃物焼却用設備及び焼却工法
9日前
リンナイ株式会社
親子バーナ並びにガスコンロ
16日前
株式会社新越ワークス
燃焼装置
1か月前
株式会社新越ワークス
燃焼装置
1か月前
株式会社タクマ
固体炭素製造装置、及び固体炭素製造方法
1か月前
リンナイ株式会社
親子バーナ並びにガスコンロ
16日前
株式会社ノーリツ
予混合装置およびこれを備えた燃焼装置
15日前
株式会社クボタ
火格子およびストーカ式焼却炉の炉床
19日前
株式会社ナリタテクノ
燃焼装置
2か月前
JX金属株式会社
燃焼処理施設の運転方法
2か月前
東邦瓦斯株式会社
混合燃料供給装置
12日前
三菱重工業株式会社
燃料加熱システムの充圧方法
2か月前
株式会社アイシン
燃焼器ユニット
1か月前
日酸TANAKA株式会社
手動ガス切断器
16日前
大同プラント工業株式会社
流動焙焼炉及び流動焙焼方法
10日前
東京瓦斯株式会社
水素燃焼式ダクトバーナ
2か月前
東京瓦斯株式会社
水素燃焼式ダクトバーナ
2か月前
三菱重工業株式会社
付着物除去装置および付着物除去方法
1か月前
三菱重工業株式会社
付着物除去装置および付着物除去方法
1か月前
三菱重工業株式会社
液体の充填方法及び液体の充填システム
2か月前
株式会社エスイー
発電方法及び発電システム
1か月前
三菱重工業株式会社
ガスバーナおよびガスバーナの運転方法
2か月前
三菱重工業株式会社
バーナ及びボイラ並びにバーナの運転方法
2か月前
三菱重工業株式会社
加熱方法、加熱システム及び発電プラント
2か月前
イビデン株式会社
燃焼室用断熱材、給湯器及びボイラー
2か月前
続きを見る
他の特許を見る