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公開番号
2025038830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145676
出願日
2023-09-07
発明の名称
カテーテルシステム、カテーテル固定システム、被固定体、及び、固定具
出願人
国立大学法人東北大学
代理人
個人
主分類
A61M
25/02 20060101AFI20250312BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】遠位側ワイヤー突出長を目標長に高い精度にて一致させることが可能なカテーテルシステムを提供すること。
【解決手段】カテーテルシステム1は、カテーテル装置10と固定具20とを備える。カテーテル装置は、第1通路を有する管部11と直線に沿って延在する第2通路を有する接続部12と第1通路及び第2通路の内部を通るワイヤー13とを備える。固定具は、延在方向にて第2通路が延在するように接続部が固定位置にて取り外し可能に固定されるとともに延在方向にて固定位置から離隔距離だけ隔てられた位置にてマークを有する。離隔距離は、接続部が固定具に固定された状態において、管部遠位端からワイヤー遠位端までのワイヤーの長さである遠位側ワイヤー突出長の目標値である目標長と管部遠位端から固定位置までの第1通路及び第2通路の長さとの和をワイヤーの全長から減じた長さである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1通路を有する管部と、前記管部の近位側の端である近位端にて前記第1通路に連通するとともに直線に沿って延在する第2通路を有する接続部と、前記第1通路及び前記第2通路の内部を通るワイヤーと、を備えるカテーテル装置と、
延在方向にて前記第2通路が延在するように、前記接続部が固定位置にて取り外し可能に固定されるとともに、前記延在方向にて前記固定位置から離隔距離だけ隔てられた位置にてマークを有する固定具と、
を備え、
前記離隔距離は、前記接続部が前記固定具に固定された状態において、前記管部の遠位側の端である管部遠位端から前記ワイヤーの遠位側の端であるワイヤー遠位端までの前記ワイヤーの長さである遠位側ワイヤー突出長の目標値である目標長と、前記管部遠位端から前記固定位置までの前記第1通路及び前記第2通路の長さと、の和を前記ワイヤーの全長から減じた長さである、カテーテルシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のカテーテルシステムであって、
前記固定具は、前記接続部が前記固定具に固定された状態において、前記接続部の近位側の端部である接続部近位端部の鉛直下方にて第1凹部を有する、カテーテルシステム。
【請求項3】
請求項2に記載のカテーテルシステムであって、
前記第1凹部は、前記第1凹部内に液体が導入された場合、当該液体の少なくとも一部が排出される形状を有する、カテーテルシステム。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のカテーテルシステムであって、
前記接続部は、前記第2通路に直交する方向へ突出する凸部を有し、
前記固定具は、前記凸部の少なくとも一部が嵌る第2凹部を有する、カテーテルシステム。
【請求項5】
請求項4に記載のカテーテルシステムであって、
前記凸部は、強磁性体及び磁石の一方を有し、
前記第2凹部は、強磁性体及び磁石の他方を有する、カテーテルシステム。
【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載のカテーテルシステムであって、
前記接続部は、前記第2通路を有する本体部と、前記第2通路に沿って延在する回転軸回りに前記本体部が回動可能であるように前記本体部の外周を取り囲むとともに前記凸部を有する外周部と、を含む、カテーテルシステム。
【請求項7】
請求項4又は請求項5に記載のカテーテルシステムであって、
前記接続部は、前記管部に隣接する遠位部と、前記遠位部に隣接する中間部と、前記中間部に隣接する近位部と、を含み、
前記遠位部、前記中間部、及び、前記近位部のそれぞれは、前記第2通路を構成する通路を有し、
前記中間部は、前記凸部を含むとともに、前記遠位部に螺合することにより前記遠位部に取り外し可能に固定され、且つ、前記近位部に螺合することにより前記近位部に取り外し可能に固定される、カテーテルシステム。
【請求項8】
請求項4又は請求項5に記載のカテーテルシステムであって、
前記凸部は、前記第2通路に沿って延在する中心軸を有する環状体であり、
前記第2凹部は、前記接続部が前記固定具に固定されている状態において前記凸部の一部が嵌る、カテーテルシステム。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載のカテーテルシステムであって、
前記固定具は、
前記延在方向にて前記第2通路が延在するように、前記接続部が前記固定位置にて取り外し可能に固定される固定部と、
前記マークを有するとともに、前記延在方向における位置を変更可能に前記固定部に固定されるマーク部と、
を備える、カテーテルシステム。
【請求項10】
請求項9に記載のカテーテルシステムであって、
前記固定具は、前記マーク部の前記固定部に対する前記延在方向における位置を測定可能な目盛線を有する、カテーテルシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カテーテルシステム、カテーテル固定システム、被固定体、及び、固定具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
カテーテル装置と、固定具と、を備えるカテーテルシステムが知られている。例えば、特許文献1に記載のカテーテルシステムにおいて、カテーテル装置は、第1通路を有する管部と、管部の近位側の端である近位端にて第1通路に連通するとともに直線に沿って延在する第2通路を有する接続部と、第1通路及び第2通路の内部を通るワイヤーと、を備える。更に、固定具は、接続部が固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5124057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、管部の遠位側の端である管部遠位端からワイヤーの遠位側の端であるワイヤー遠位端までのワイヤーの長さである遠位側ワイヤー突出長が目標長に高い精度にて一致しなければ、使用者は、管部遠位端を適切に操作することが困難である。このため、カテーテル装置の使用中において、管部遠位端とワイヤー遠位端とを含む領域をX線により撮影することによって遠位側ワイヤー突出長が測定される。
【0005】
しかしながら、例えば、管部の遠位側の端部である管部遠位端部が相当に細い場合等、撮影による遠位側ワイヤー突出長の測定が困難であることが多い。このため、遠位側ワイヤー突出長を目標長に高い精度にて一致させることができない、という課題があった。
【0006】
本発明の目的の一つは、遠位側ワイヤー突出長を目標長に高い精度にて一致させることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一つの側面では、カテーテルシステムは、カテーテル装置と、固定具と、を備える。
カテーテル装置は、第1通路を有する管部と、管部の近位側の端である近位端にて第1通路に連通するとともに直線に沿って延在する第2通路を有する接続部と、第1通路及び第2通路の内部を通るワイヤーと、を備える。
固定具は、延在方向にて第2通路が延在するように、接続部が固定位置にて取り外し可能に固定されるとともに、延在方向にて固定位置から離隔距離だけ隔てられた位置にてマークを有する。
【0008】
離隔距離は、接続部が固定具に固定された状態において、管部の遠位側の端である管部遠位端からワイヤーの遠位側の端であるワイヤー遠位端までのワイヤーの長さである遠位側ワイヤー突出長の目標値である目標長と、管部遠位端から固定位置までの第1通路及び第2通路の長さと、の和をワイヤーの全長から減じた長さである。
【0009】
本発明の他の一つの側面では、カテーテル固定システムは、被固定体と、固定具と、を備える。
被固定体は、第1通路を有する管部と、管部の近位側の端である近位端にて第1通路に連通するとともに直線に沿って延在する第2通路を有する接続部と、第1通路及び第2通路の内部を通るワイヤーと、を備えるカテーテル装置の、接続部の少なくとも一部を構成する。
【0010】
固定具は、延在方向にて第2通路が延在するように、被固定体が固定位置にて取り外し可能に固定されるとともに、延在方向にて固定位置から離隔距離だけ隔てられた位置にてマークを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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