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公開番号
2025040058
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146729
出願日
2023-09-11
発明の名称
バッタ目昆虫用飼料添加剤、及びバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法
出願人
学校法人君が淵学園
,
株式会社Ciamo
,
BugsWell株式会社
代理人
弁理士法人京都国際特許事務所
主分類
A23K
50/90 20160101AFI20250314BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】養殖下におけるバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上を実現する。
【解決手段】光合成細菌を有効成分として含有するバッタ目昆虫用飼料添加剤、又は前記バッタ目昆虫用飼料添加剤を飼料に添加して成る餌をバッタ目昆虫に与えることを特徴とするバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法。本発明に係るバッタ目昆虫用飼料添加剤及びバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法によれば、コオロギを始めとするバッタ目昆虫の養殖下における成長促進又は生残率向上を実現することができ、当該バッタ目昆虫を高い生産性でもって養殖することが可能となる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
バッタ目昆虫に与える飼料に添加されるバッタ目昆虫用飼料添加剤であって、
光合成細菌を有効成分として含有するバッタ目昆虫用飼料添加剤。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記光合成細菌が紅色非硫黄細菌である請求項1に記載のバッタ目昆虫用飼料添加剤。
【請求項3】
前記紅色非硫黄細菌がロドブラム属の細菌である請求項2に記載のバッタ目昆虫用飼料添加剤。
【請求項4】
前記ロドブラム属の細菌がロドブラム・サルフィドフィルム(Rhodovulum sulfidophilum)である請求項3に記載のバッタ目昆虫用飼料添加剤。
【請求項5】
前記バッタ目昆虫がコオロギである請求項1~4のいずれかに記載のバッタ目昆虫用飼料添加剤。
【請求項6】
請求項1~4のいずれかに記載のバッタ目昆虫用飼料添加剤を飼料に添加して成る餌をバッタ目昆虫に与える、バッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法。
【請求項7】
前記バッタ目昆虫がコオロギである請求項6に記載のバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッタ目昆虫用飼料添加剤、及びバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、将来的な食糧危機の解決策として昆虫食が注目されている。昆虫の中でもバッタ目昆虫は、食用昆虫として特に期待されており、その中でもコオロギは栄養及び食味に優れており、飼育が容易で成長も早いことから広く養殖が進められている(例えば、非特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
"なぜ今食用コオロギが注目されている?メリットやおすすめ商品5選も",[online],令和5年6月22日,Spaceship Earth,[令和5年9月11日検索],インターネット<URL:https://spaceshipearth.jp/edible-cricket/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
食用昆虫の養殖において高い生産性を達成するためには、養殖下における当該昆虫の成長を促進すること、及び当該昆虫の生残率を向上することが必要である。しかしながら、コオロギ等のバッタ目昆虫を高い生産性で以て養殖するための方法は未だ確立されていない。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、養殖下におけるバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上を実現可能な飼料添加剤、及びバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために成された本発明に係るバッタ目昆虫用飼料添加剤は、バッタ目昆虫に与える飼料に添加されるバッタ目昆虫用飼料添加剤であって、光合成細菌を有効成分として含有するものである。
【0007】
上記課題を解決するために成された本発明に係るバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法は、前記バッタ目昆虫用飼料添加剤を飼料に添加して成る餌をバッタ目昆虫に与えるものである。
【発明の効果】
【0008】
上記本発明に係るバッタ目昆虫用飼料添加剤、及びバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法によれば、バッタ目昆虫の養殖下における成長促進又は生残率向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の効果を確認するために行った投与試験における飼育期間終了時において、対照区で生残していたコオロギの写真。
前記投与試験における飼育期間終了時において、光合成細菌を1×10
1
cfu (colony forming unit)/gの濃度で含む餌を与えた区で生残していたコオロギの写真。
前記投与試験における飼育期間終了時において、光合成細菌を1×10
3
cfu/gの濃度で含む餌を与えた区で生残していたコオロギの写真。
前記投与試験における対照区と光合成細菌投与区のコオロギの生残率を示すグラフ。
前記投与試験における対照区と光合成細菌投与区のコオロギの平均体重を示すグラフ。
前記投与試験における対照区と光合成細菌投与区のコオロギの総体重を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、光合成細菌を飼料に添加してバッタ目昆虫に与えることにより、バッタ目昆虫の成長が促進されると共に、バッタ目昆虫の生残率が向上することを見出した。本発明に係るバッタ目昆虫用飼料添加剤、及びバッタ目昆虫の成長促進又は生残率向上方法は、上記知見に基づいて想到されたものである。
(【0011】以降は省略されています)
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