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公開番号
2025042213
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149084
出願日
2023-09-14
発明の名称
インパクト工具
出願人
株式会社ベッセル工業
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B25B
21/00 20060101AFI20250319BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】打撃力が伝わり難くして使い勝手の良いインパクト工具を提供する。
【解決手段】モータ1と、モータ1により回転するハンマー2と、ハンマー2によって打撃されるアンビル3と、モータ1とハンマー2とアンビル3の少なくとも一部とを収容するケース4と、を備え、アンビル3は、軸方向の後方から前方に向けて、ハンマー2からの打撃を受けるハンマー受け部31、ハンマー受け部31に受けた動力を前方へ伝達する動力伝達部32、動力伝達部32からの動力を受けて回転するビット支持部33又はソケットの順に配置されて構成され、動力伝達部32とビット支持部33又はソケットとの間が回転方向に遊びをもって接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、該モータにより回転するハンマーと、該ハンマーによって打撃されるアンビルと、前記モータと前記ハンマーと前記アンビルの少なくとも一部とを収容するケースと、を備え、
前記アンビルは、軸方向の後方から前方に向けて、前記ハンマーからの打撃を受けるハンマー受け部、該ハンマー受け部に受けた動力を前方へ伝達する動力伝達部、該動力伝達部からの動力を受けて回転するビット支持部又はソケットの順に配置されて構成され、
前記動力伝達部と前記ビット支持部又は前記ソケットとの間が回転方向に遊びをもって接続されている、インパクト工具。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記動力伝達部と前記ビット支持部又は前記ソケットは、異なる材質又は異なる硬度で構成されている、請求項1記載のインパクト工具。
【請求項3】
介在部を更に備え、前記動力伝達部の側面と該動力伝達部の径方向外側に配置され前記ケースに固定された固定部の内面との間に前記介在部を設けるための空間が形成され、前記空間は、前記介在部が周方向に移動可能な移動領域と、前記介在部が前記動力伝達部の側面と前記固定部の内面との間に噛み込まれる噛み込み領域と、を備えている、請求項1又は2記載のインパクト工具。
【請求項4】
前記ビット支持部は、同一軸方向位置で同一外径となるように構成された略円筒状体である、請求項1又は2に記載のインパクト工具。
【請求項5】
前記ビット支持部の軸方向後端部に前記動力伝達部の前端部が差し込まれて接続されており、前記ビット支持部の軸方向後端部は、他の部分に比べて径方向の寸法が大きくなっている、請求項1又は2に記載のインパクト工具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インパクトドライバ、インパクトレンチ、インパクトラチェット等のインパクト工具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ハンマーとアンビルを備え、モータの動力によりハンマーを回転させ、回転するハンマーがアンビルを打撃することで、アンビルに装着されたねじ締めビットに回転打撃力を付加するインパクト式のネジ締め機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4754395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ハンマーがアンビルを打撃する度に、その打撃力が使用者の手に伝わってしまい、使用者にとって不快になるという不都合があり、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、打撃力が伝わり難くして使い勝手の良いインパクト工具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のインパクト工具は、モータと、該モータにより回転するハンマーと、該ハンマーによって打撃されるアンビルと、前記モータと前記ハンマーと前記アンビルの少なくとも一部とを収容するケースと、を備え、前記アンビルは、軸方向の後方から前方に向けて、前記ハンマーからの打撃を受けるハンマー受け部、該ハンマー受け部に受けた動力を前方へ伝達する動力伝達部、該動力伝達部からの動力を受けて回転するビット支持部又はソケットの順に配置されて構成され、前記動力伝達部と前記ビット支持部又は前記ソケットとの間が回転方向に遊びをもって接続されている。
【0007】
かかる構成によれば、動力伝達部とビット支持部又はソケットとの間が回転方向に遊びをもって接続されることによって、ハンマーからの打撃を受けるハンマー受け部の打撃力により発生する振動が動力伝達部からビット支持部又はソケットへ伝わり難くなり、使用者の手に伝わる振動を緩和することができる。
【0008】
また、本発明のインパクト工具は、前記動力伝達部と前記ビット支持部又は前記ソケットが、異なる材質又は異なる硬度で構成されていてもよい。
【0009】
かかる構成によれば、動力伝達部及びビット支持部又はソケットの材料選択がし易い。例えば、動力伝達部の硬度をビット支持部又はソケットの硬度よりも低くしておけば、使用者の手に伝わる振動を更に緩和することができる。
【0010】
また、本発明のインパクト工具は、介在部を更に備え、前記動力伝達部の側面と該動力伝達部の径方向外側に配置され前記ケースに固定された固定部の内面との間に前記介在部を設けるための空間が形成され、前記空間は、前記介在部が周方向に移動可能な移動領域と、前記介在部が前記動力伝達部の側面と前記固定部の内面との間に噛み込まれる噛み込み領域と、を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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