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公開番号
2025058761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168897
出願日
2023-09-28
発明の名称
ダイヤ不整合の検出装置及び検出プログラム
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
主分類
B61L
27/12 20220101AFI20250402BHJP(鉄道)
要約
【課題】 適切な運行を阻害するダイヤ上の誤りを見つけることができるダイヤ不整合の検出装置及び検出プログラムを提供すること。
【解決手段】ダイヤ不整合の検出装置100は、列車の運行ダイヤ及び連動図表に基づき、頂点の集合と辺の集合とで定義されるグラフを利用して、ダイヤの不整合の有無を検出する。上記ダイヤ不整合の検出装置100では、駅の設備や構造等が種々異なっていても統一的な処理が可能となり、延いては、適切な運行を阻害するダイヤ上の誤りを見つけるに際して自動で、かつ、瞬時にこれを行う、といったことが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
列車の運行ダイヤ及び連動図表に基づき、頂点の集合と辺の集合とを設定したグラフを利用して、ダイヤの不整合の有無を検出する、ダイヤ不整合の検出装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記頂点の集合は、駅におけるイベントととしての列車の駅到着、駅出発進路脱出、駅出発進路制御及び駅出発の4種類のイベントに対応する頂点により構成されている、請求項1に記載のダイヤ不整合の検出装置。
【請求項3】
前記辺の集合は、各列車の運行に沿って生じるイベントに対応する頂点を繋ぐ辺を含む、請求項1に記載のダイヤ不整合の検出装置。
【請求項4】
前記辺の集合は、各駅でのイベントに対応する頂点をダイヤ上の時刻順に繋ぐ辺を含む、請求項1に記載のダイヤ不整合の検出装置。
【請求項5】
前記辺の集合は、各駅における前列車の駅出発に対応する頂点から次列車の駅到着に対応する頂点を順に繋ぐ辺を含む、請求項1に記載のダイヤ不整合の検出装置。
【請求項6】
前記辺の集合において、前記連動図表における進路競合による列車間の依存関係を繋ぐ辺を含む、請求項1に記載のダイヤ不整合の検出装置。
【請求項7】
前記頂点の集合と前記辺の集合とにより表されるグラフにおけるサイクルの有無に基づき、ダイヤの不整合を検出する、請求項1に記載のダイヤ不整合の検出装置。
【請求項8】
列車の運行ダイヤ及び連動図表に基づき、頂点の集合と辺の集合とを設定したグラフを利用して、ダイヤの不整合の有無を検出する、ダイヤ不整合の検出プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、列車の運行ダイヤに関して不整合を検出するダイヤ不整合の検出装置及び検出プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、ダイヤ不整合を自動検出するに際して、あらかじめケース分類し、その範囲内で不整合を検出・判定を行うものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-16461号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ダイヤ不整合には、様々な様態があり、上記特許文献1のような手法では、迅速な処置を行いつつ、不整合判定の一貫性の維持を図ることは困難であると考えられ、また、この手法を使って統一的に処理を行おうとすると、予期せぬ不整合が生じる可能性がある。
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、適切な運行を阻害するダイヤ上の誤りを統一的な処理により迅速かつ確実に見つけることができるダイヤ不整合の検出装置及び検出プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためのダイヤ不整合の検出装置は、列車の運行ダイヤ及び連動図表に基づき、頂点の集合と辺の集合とを設定した(定義した)グラフを利用して、ダイヤの不整合の有無を検出する。
【0007】
上記ダイヤ不整合の検出装置では、列車の運行ダイヤ及び連動図表に基づき定義される頂点の集合と辺の集合とで表されるグラフを定め、当該グラフを利用してダイヤの不整合の有無を検出することで、駅の設備や構造等が種々異なっていても統一的な処理が可能となり、延いては、適切な運行を阻害するダイヤ上の誤りを見つけるに際して自動で、かつ、瞬時にこれを行う、といったことが可能となる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、頂点の集合は、駅におけるイベントとしての列車の駅到着、駅出発進路脱出、駅出発進路制御及び駅出発の4種類のイベントに対応する頂点により構成されている。この場合、これら頂点と以降にて説明される辺によって構成されるグラフを利用することにより、ダイヤ不整合の検出が可能になる。
【0009】
本発明の別の側面では、辺の集合は、各列車の運行に沿って生じるイベントに対応する頂点を繋ぐ辺を含む。この場合、始発駅から終着駅までの各駅を経由する列車の進行に関する情報を反映させたダイヤ不整合の検出が可能になる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、辺の集合は、各駅でのイベントとしての列車の駅到着及び駅出発に対応する頂点をダイヤ上の時刻順に繋ぐ辺を含む。例えば、各駅での列車の到着と出発に対応する頂点をダイヤ上の時刻順に繋ぐ辺を含む。この場合、各駅での列車運行(到着/出発)に関するダイヤ不整合の検出が可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
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