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公開番号
2025063830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2024146874
出願日
2024-08-28
発明の名称
鉄筋結束機およびリール
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
E04G
21/12 20060101AFI20250409BHJP(建築物)
要約
【課題】リールと鉄筋結束機の少なくとも一方が大型化することを抑制する。
【解決手段】鉄筋結束機は、ボビンと、ボビンに巻回されているワイヤと、を備えているリールと、リールが取り付けられるリール取付ユニットと、ボビンに巻回されるワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを捩る捩りユニットと、リールの種類を検出する検出ユニットと、を備えている。ボビンは、ワイヤが巻回されている胴部であって、リール取付ユニットが挿入される第1内部空間を有する胴部と、リールの種類を示す種類情報を保持している情報部と、を備えている。検出ユニットは、リールがリール取付ユニットに取り付けられているときに第1内部空間に配置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ボビンと、前記ボビンに巻回されているワイヤと、を備えているリールと、
前記リールが取り付けられるリール取付ユニットと、
前記ボビンに巻回される前記ワイヤを送る送りユニットと、
前記ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、
前記鉄筋の周りの前記ワイヤを捩る捩りユニットと、
前記リールの種類を検出する検出ユニットと、を備えており、
前記ボビンは、
前記ワイヤが巻回されている胴部であって、前記リール取付ユニットが挿入される第1内部空間を有する前記胴部と、
前記リールの前記種類を示す種類情報を保持している情報部と、を備えており、
前記検出ユニットは、前記リールが前記リール取付ユニットに取り付けられているときに前記第1内部空間に配置されている、鉄筋結束機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記情報部は、前記胴部から突出している突起を備えており、
前記突起は、前記リールの前記種類に応じて異なる突出長さを有しており、
前記突出長さは、前記種類情報である、請求項1に記載の鉄筋結束機。
【請求項3】
前記突起は、前記第1内部空間に配置されている、請求項2に記載の鉄筋結束機。
【請求項4】
前記胴部は、
筒形状を有しており、内部空間を有する胴部本体と、
前記胴部本体の前記内部空間を、前記第1内部空間と、前記第1内部空間と異なる第2内部空間と、に分ける仕切体と、を備えており、
前記突起は、前記仕切体から突出している、請求項3に記載の鉄筋結束機。
【請求項5】
前記リールは、前記リール取付ユニットに取り付けられているとき、中心軸周りを回転し、
前記突起は、前記中心軸上に配置されており、前記中心軸に沿って延びている、請求項3または4に記載の鉄筋結束機。
【請求項6】
前記検出ユニットは、
前記リール取付ユニットが前記第1内部空間に挿入されていないときに初期位置に配置されており、前記リール取付ユニットが前記第1内部空間に挿入されているときに前記突起に押圧されて前記初期位置から移動する可動部材と、
前記可動部材の位置を検出する検出器と、を備えている、請求項3から5のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項7】
前記リール取付ユニットは、前記第1内部空間に挿入される挿入筒部を備えており、
前記検出器は、前記挿入筒部の内部に配置されている、請求項6に記載の鉄筋結束機。
【請求項8】
前記挿入筒部は、
前記第1内部空間に挿入されているときに前記リールと対向する壁部と、
前記壁部を貫通する貫通孔と、を備えており、
前記突起は、前記挿入筒部が前記第1内部空間に挿入されているときに、前記貫通孔を貫通するとともに、前記可動部材を前記挿入筒部の内部に向けて押圧する、請求項7に記載の鉄筋結束機。
【請求項9】
前記検出ユニットは、前記可動部材を前記初期位置に付勢する付勢部材をさらに備えている、請求項6から8のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項10】
前記ボビンは、前記リール取付ユニットの周りを回転する、請求項1から9のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、鉄筋結束機およびリールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、鉄筋結束機が開示されている。鉄筋結束機は、ボビンおよびボビンに巻回されているワイヤを備えているリールと、リールが取り付けられるリール取付ユニットと、ボビンに巻回されるワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを捩る捩りユニットと、リールの種類を検出する検出ユニットと、を備えている。ボビンは、ワイヤが巻回されている胴部であって、リール取付ユニットが挿入される第1内部空間を有する胴部と、胴部の両端に配置されている一対の鍔部と、鍔部の外面から外側に突出しており、リールの種類を示す種類情報を保持している情報部と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-075730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の鉄筋結束機では、情報部は、鍔部の外面から外側に突出している。これにより、リールが大型化する。また、検出ユニットは、情報部が鍔部の外面に配置されているために、リールの外側に配置される。これにより、鉄筋結束機が大型化する。
【0005】
また、上記の鉄筋結束機では、情報部は、第1リブと第2リブと第3リブの少なくとも1つを備えている。検出ユニットは、第1リブと第2リブと第3リブから選択されるリブの組み合わせに基づいて、リールの種類を検出する。この構成では、複数のリブが必要となる。これにより、リールの構造が複雑となる。
【0006】
また、上記のような鉄筋結束機では、鉄筋結束機がオン状態であるときにリールがリール取付ユニットから取り外されることがある。この構成では、鉄筋結束機がオン状態のままでリールがリール取付ユニットに再度取り付けられるとき、ワイヤの配置は、リールがリール取付部に取り付けられる前におけるワイヤの配置と異なる。ワイヤの配置がリールの取付前後で異なる状態で、鉄筋結束機を用いて鉄筋を結束するとき、鉄筋の結束不良が発生することがある。このため、ユーザが鉄筋結束機を用いた鉄筋の結束を実行することを抑制する必要がある。
【0007】
本実施例では、リールと鉄筋結束機の少なくとも一方が大型化することを抑制することができる技術と、リールの構造が複雑となることを抑制することができる技術と、ユーザが鉄筋結束機を用いた鉄筋の結束を実行することを抑制することができる技術の少なくとも1つを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書が開示する鉄筋結束機は、ボビンと、ボビンに巻回されているワイヤと、を備えているリールと、リールが取り付けられるリール取付ユニットと、ボビンに巻回されるワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを捩る捩りユニットと、リールの種類を検出する検出ユニットと、を備えている。ボビンは、ワイヤが巻回されている胴部であって、リール取付ユニットが挿入される第1内部空間を有する胴部と、リールの種類を示す種類情報を保持している情報部と、を備えている。検出ユニットは、リールがリール取付ユニットに取り付けられているときに第1内部空間に配置されている。
【0009】
上記の構成によれば、検出ユニットは、リールがリール取付ユニットに取り付けられているときにリールの第1内部空間に配置される。このため、検出ユニットがリールがリール取付ユニットに取り付けられているときにリールの第1内部空間に配置されない構成と比較して、鉄筋結束機が大型化することを抑制することができる。
【0010】
本明細書が開示する別の鉄筋結束機は、ボビンと、ボビンに巻回されているワイヤと、を備えているリールと、リールが取り付けられるリール取付ユニットと、ボビンに巻回されるワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを捩る捩りユニットと、リールの種類を検出する検出ユニットと、を備えている。ボビンは、リールの種類に応じて異なる突出長さを有する突起を備えている。検出ユニットは、突起の突出長さに基づいて、リールの種類を検出する。
(【0011】以降は省略されています)
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