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公開番号
2025066593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176310
出願日
2023-10-11
発明の名称
作業機
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B08B
5/02 20060101AFI20250416BHJP(清掃)
要約
【課題】制御ユニットとユーザの手を電気的に接続することなく、静電気に起因してユーザの手に放電が生じることを抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する作業機は、ユーザが一方の手で把持する把持部材と、前記把持部材の表面を少なくとも部分的に覆っており、導電材料からなる保護部材と、前記ユーザが前記一方の手で操作可能な操作部材と、前記操作部材に対する操作を検出するように構成された検出センサと、制御ユニットを備えていてもよい。前記保護部材は、前記把持部材の内部に入り込んだ当接部を備えていてもよい。前記検出センサは、前記制御ユニットと電気的に接続された導電部品と、前記導電部品を保持しており、絶縁材料からなるセンサケースを備えていてもよい。前記当接部は、前記センサケースと当接していてもよい。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
作業機であって、
ユーザが一方の手で把持する把持部材と、
前記把持部材の表面を少なくとも部分的に覆っており、導電材料からなる保護部材と、
前記ユーザが前記一方の手で操作可能な操作部材と、
前記操作部材に対する操作を検出するように構成された検出センサと、
制御ユニットを備えており、
前記保護部材が、前記把持部材の内部に入り込んだ当接部を備えており、
前記検出センサが、
前記制御ユニットと電気的に接続された導電部品と、
前記導電部品を保持しており、絶縁材料からなるセンサケースを備えており、
前記当接部が、前記センサケースと当接している、作業機。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記ユーザによって保持されて地面から離れた状態で使用されるように構成されている、請求項1の作業機。
【請求項3】
送風路と、
前記送風路内に配置された送風ファンと、
前記送風ファンを回転させる原動機をさらに備えており、
前記制御ユニットが、前記原動機の動作を制御するように構成されている、請求項1または2の作業機。
【請求項4】
前記制御ユニットと前記検出センサを接続する配線が、前記送風路の外面に沿って90°以上にわたって周方向に延びている、請求項3の作業機。
【請求項5】
前記制御ユニットと電源を接続する配線が、前記送風路の外面に沿って90°以上にわたって周方向に延びている、請求項3または4の作業機。
【請求項6】
前記原動機が、電動モータであり、
前記制御ユニットは、前記電動モータに供給される電力を制御することによって、前記電動モータの動作を制御するように構成されている、請求項3から5の何れか一項の作業機。
【請求項7】
前記制御ユニットと前記電動モータを接続する配線が、前記送風路の外面に沿って90°以上にわたって周方向に延びている、請求項6の作業機。
【請求項8】
作業機であって、
ユーザが一方の手で把持する把持部材と、
前記把持部材の表面を少なくとも部分的に覆っており、導電材料からなる保護部材と、
送風路と、
前記送風路内に配置された送風ファンと、
前記送風ファンを回転させる電動モータと、
前記電動モータに接続されており、前記送風路の外面に沿って90°以上にわたって周方向に延びる配線を備えており、
前記送風路において発生する静電気の電荷が、前記配線により集められて、前記保護部材から前記ユーザの前記一方の手に移動する、作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、作業機に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されている作業機は、ユーザが一方の手で把持する把持部材と、前記把持部材の表面を少なくとも部分的に覆っており、導電材料からなる保護部材と、前記ユーザが前記一方の手で操作可能な操作部材と、前記操作部材に対する操作を検出するように構成された検出センサと、送風路と、前記送風路内に配置された送風ファンと、前記送風ファンを回転させる電動モータと、前記送風路の外面を囲う導電リングと、前記電動モータの動作を制御する制御ユニットを備えている。前記検出センサは、前記制御ユニットと電気的に接続された導電部品と、前記導電部品を保持しており、絶縁材料からなるセンサケースを備えている。前記保護部材は、前記制御ユニットおよび前記導電リングと電気的に接続されている。この作業機では、導電材料からなる保護部材がユーザの手に接触しており、かつ保護部材が制御ユニットおよび導電リングと電気的に接続しているため、作業機の使用中に静電気が発生した場合でも、保護部材を介してユーザの手に電荷が速やかに移動する。このような構成とすることによって、作業機に静電気が蓄積することに起因して、ユーザの手に放電が発生することを抑制することができる。また、この作業機では、導電リングを用いて、送風路で発生する静電気の電荷を集めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許第106284150号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、作業機の制御ユニットは、作業機に電力を供給する電源と電気的に接続されている。特許文献1の作業機のように、ユーザの手に接触する保護部材が導電材料からなり、かつ保護部材が制御ユニットと電気的に接続している場合、作業機に電力を供給する電源とユーザの手が電気的に接続されて感電を生じるおそれがある。本明細書では、制御ユニットとユーザの手を電気的に接続することなく、静電気に起因してユーザの手に放電が生じることを抑制することが可能な技術を提供する。
【0005】
また、特許文献1の作業機では、導電リングを用いて、送風路で発生する静電気の電荷を集めている。本明細書では、より簡素な構成によって、送風路で発生する静電気の電荷を集めることが可能な技術も提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する作業機は、ユーザが一方の手で把持する把持部材と、前記把持部材の表面を少なくとも部分的に覆っており、導電材料からなる保護部材と、前記ユーザが前記一方の手で操作可能な操作部材と、前記操作部材に対する操作を検出するように構成された検出センサと、制御ユニットを備えていてもよい。前記保護部材は、前記把持部材の内部に入り込んだ当接部を備えていてもよい。前記検出センサは、前記制御ユニットと電気的に接続された導電部品と、前記導電部品を保持しており、絶縁材料からなるセンサケースを備えていてもよい。前記当接部は、前記センサケースと当接していてもよい。
【0007】
上記の構成によれば、ユーザの手に接触する保護部材が導電材料からなり、保護部材の当接部がセンサケースと当接しているので、作業機に静電気が蓄積した時に、検出センサの導電部品と保護部材の当接部の間で放電が発生して、保護部材からユーザの手に電荷が移動する。これによって、制御ユニットとユーザの手を電気的に接続することなく、静電気に起因してユーザの手に放電が生じることを抑制することができる。また、上記の構成では、当接部がセンサケースと当接しているので、当接部と導電部品の間の距離にばらつきが生じ難く、当接部と導電部品の間で安定した放電特性を実現することができる。
【0008】
本明細書が開示する別の作業機は、ユーザが一方の手で把持する把持部材と、前記把持部材の表面を少なくとも部分的に覆っており、導電材料からなる保護部材と、送風路と、前記送風路内に配置された送風ファンと、前記送風ファンを回転させる電動モータと、前記電動モータに接続されており、前記送風路の外面に沿って90°以上にわたって周方向に延びる配線を備えていてもよい。前記送風路において発生する静電気の電荷は、前記配線により集められて、前記保護部材から前記ユーザの前記一方の手に移動してもよい。
【0009】
上記の構成によれば、導電リング等の特別な部材を用いることなく、電動モータに接続された配線を用いて、送風路で発生する静電気の電荷を集めることができる。なお、この構成においては、送風路の外面に沿って周方向に延びる配線と保護部材が電気的に接続されている構成としてもよいし、送風路の外面に沿って周方向に延びる配線と保護部材の間に絶縁箇所が存在しており、当該絶縁箇所において放電が発生する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例のブロワ10の全体の外観を示す斜視図である。
実施例のブロワユニット16を前方左方上方から見た斜視図である。
実施例のブロワユニット16のハウジング28の近傍の縦断面図である。
実施例のブロワユニット16のグリップユニット38の近傍を後方左方上方から見た斜視図である。
実施例のブロワユニット16のグリップユニット38の内部の構成を前方右方上方から見た斜視図である。
実施例のブロワユニット16のグリップユニット38の横断面図である。
実施例のブロワユニット16のハウジング28の内部の構成を後方左方下方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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