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公開番号2025065753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175175
出願日2023-10-10
発明の名称サンルーフ装置
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60J 7/00 20060101AFI20250415BHJP(車両一般)
要約【課題】車室内の温度調節効率の低下を抑制できるサンルーフ装置を提供する。
【解決手段】本発明のサンルーフ装置は、車両のルーフパネルの開口部に設けられたガラスパネルと、上記ガラスパネルの車室内側に開閉可能に設けられたサンシェードと、を備える。
そして、上記ガラスパネルとサンシェードとの間に放射冷却素材を備えることとしたため、サンシェード自体の温度上昇を抑制し、車室内の温度調節効率の低下を抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のルーフパネルの開口部に設けられたガラスパネルと、
上記ガラスパネルの車室内側に開閉可能に設けられたサンシェードと、を備えるサンルーフ装置であって、
上記ガラスパネルとサンシェードとの間に放射冷却素材を備えることを特徴とするサンルーフ装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
上記放射冷却素材が、上記ガラスパネルと平行に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置。
【請求項3】
上記放射冷却素材が、白色又は銀色であることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置。
【請求項4】
上記サンシェードと放射冷却素材とが一体化していることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置。
【請求項5】
さらに、サンシェード巻取り装置を備え、
上記サンシェード巻取り装置は、上記サンシェードを表裏反転可能であることを特徴とする請求項4に記載のサンルーフ装置。
【請求項6】
さらに、ガラスパネルとサンシェードとの間及び車室内に温度センサを備え、
車室内の温度がガラスパネルとサンシェードとの間の温度がよりも高いとき、
上記サンシェード巻取り装置は、放射冷却素材が車室側になるように上記サンシェードを表裏反転させることを特徴とする請求項5に記載のサンルーフ装置。
【請求項7】
上記サンシェードが遮光性を有することを特徴とする請求項6に記載のサンルーフ装置。
【請求項8】
上記サンシェードが織布で形成されていることを特徴とする請求項7に記載のサンルーフ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サンルーフ装置に係り、更に詳細には、車室内の温度上昇を抑制できるサンルーフ装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両のルーフに設けられるサンルーフ装置は、ガラスパネルからの採光が可能であり、車室内を明るく開放的にできる一方で太陽光の輻射熱により車室内の温度が上昇してしまう。
【0003】
特許文献1には、ガラスパネル側にアルミ素材で形成された遮熱部材を備えるサンシェードは、日射を遮ると共に、遮熱部材が太陽光の輻射熱を反射して蓄熱によるサンシェード自体の温度上昇を抑えるため、車室内の温度調節効率の低下を抑制できる旨が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5689440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、太陽光の輻射熱によるサンシェードの温度上昇を抑制できたとしても、ガラスパネル自体の温度上昇を抑制することはできないため、ガラスパネルとサンシェードとの間の空気の対流により、ガラスパネルの温度がサンシェードに伝わってサンシェードの温度が上昇してしまう。
【0006】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サンシェード自体の温度上昇を抑制し、車室内の温度調節効率の低下を抑制できるサンルーフ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、ガラスパネルとサンシェードとの間に放射冷却素材を設けることにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明のサンルーフ装置は、車両のルーフパネルの開口部に設けられたガラスパネルと、上記ガラスパネルの車室内側に開閉可能に設けられたサンシェードと、を備える。
そして、上記ガラスパネルとサンシェードとの間に放射冷却素材を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ガラスパネルとサンシェードとの間に放射冷却素材を設けることとしたため、サンシェード自体の温度上昇を抑制し、車室内の温度調節効率の低下を抑制できるサンルーフ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のサンルーフ装置の要部断面図である。
サンシェードを表裏反転させる際のサンシェード巻取り装置の巻取り状態を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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