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公開番号2025065955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175500
出願日2023-10-10
発明の名称動力システム
出願人有光工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F02B 63/04 20060101AFI20250415BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】エンジン及びバッテリを効果的に冷却することができる動力システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る動力システムは、吸入口21,22及び排出口23が設けられているハウジング2と、該ハウジング2の外側から前記吸入口21,22を通して前記ハウジング2の内側に吸入された気体が、前記ハウジング2の内側から前記排出口23を通して前記ハウジング2の外側に排出されるように送風するファン14と、該ファン14の送風による前記気体の流れを案内する案内部材31と、前記ファン14の送風による前記吸入口21,22から前記排出口23への送風経路の中途に位置するようにして前記ハウジング2に収容されるエンジン11と、前記送風経路の中途に位置するようにして前記案内部材31に取り付けられるバッテリ15とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吸入口及び排出口が設けられているハウジングと、
該ハウジングの外側から前記吸入口を通して前記ハウジングの内側に吸入された気体が、前記ハウジングの内側から前記排出口を通して前記ハウジングの外側に排出されるように送風するファンと、
該ファンの送風による前記気体の流れを案内する案内部材と、
前記ファンの送風による前記吸入口から前記排出口への送風経路の中途に位置するようにして前記ハウジングに収容されるエンジンと、
前記送風経路の中途に位置するようにして前記案内部材に取り付けられるバッテリと
を備えることを特徴とする動力システム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記案内部材は前記ファンを覆う筒状をなし、
前記バッテリは前記案内部材の周壁の外周面に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の動力システム。
【請求項3】
前記ハウジングに複数の前記吸入口が設けられており、
前記ファン、前記案内部材、及び前記バッテリは前記ハウジングに収容され、
前記案内部材の軸長方向の一方の開口は、複数の前記吸入口の内の一の前記吸入口に連通し、
前記エンジンは前記送風経路において前記案内部材の軸長方向の他方の開口と前記排出口との間に位置し、且つ、複数の前記吸入口の内の他の前記吸入口と前記排出口との間に位置し、
前記バッテリは前記送風経路において他の前記吸入口と前記エンジンとの間に位置することを特徴とする請求項2に記載の動力システム。
【請求項4】
前記案内部材は前記ファンを覆う筒状をなし、
前記バッテリは前記案内部材の周壁の内周面に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の動力システム。
【請求項5】
前記ファン、前記案内部材、及び前記バッテリは前記ハウジングに収容され、
前記案内部材の軸長方向の一方の開口は前記吸入口に連通し、
前記エンジンは前記送風経路において前記案内部材の軸長方向の他方の開口と前記排出口との間に位置することを特徴とする請求項4に記載の動力システム。
【請求項6】
前記エンジンは前記ファンを駆動し、
前記案内部材は前記エンジンから離隔していることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の動力システム。
【請求項7】
前記案内部材は高熱伝導性を有することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の動力システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は動力システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンは、例えば液体を圧送するポンプを駆動する。このとき、エンジンは騒音を発する。特許文献1に記載の動力システムにおいては、防音のためにエンジンがハウジングに収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-112170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動力システムはバッテリを備えていることがある。バッテリは、例えばエンジンを始動させる始動モータ(セルモータ)に給電する。
エンジン及びバッテリは何れも発熱する。特許文献1に記載の動力システムの場合、エンジンはファン(文中「冷却ファン」)の送風によって空冷される。しかしながら、特許文献1はバッテリの冷却について言及してない。
【0005】
本開示の目的は、エンジン及びバッテリを効果的に冷却することができる動力システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る動力システムは、吸入口及び排出口が設けられているハウジングと、該ハウジングの外側から前記吸入口を通して前記ハウジングの内側に吸入された気体が、前記ハウジングの内側から前記排出口を通して前記ハウジングの外側に排出されるように送風するファンと、該ファンの送風による前記気体の流れを案内する案内部材と、前記ファンの送風による前記吸入口から前記排出口への送風経路の中途に位置するようにして前記ハウジングに収容されるエンジンと、前記送風経路の中途に位置するようにして前記案内部材に取り付けられるバッテリとを備えることを特徴とする。
【0007】
本開示にあっては、エンジンが収容されるハウジングに、吸入口及び排出口が設けられている。
ファンの送風により、ハウジングの外側から吸入口を通してハウジングの内側に吸入された気体が、ハウジングの内側から排出口を通してハウジングの外側に排出される。以下では、ファンの送風による吸入口から排出口への送風経路を、単に送風経路という。
案内部材は、ファンの送風による気体の流れ(以下、冷却風という)を案内する。
【0008】
エンジン及びバッテリは送風経路の中途に位置するので、ハウジングの外側から吸入された冷却風を浴びる。故に、エンジン及びバッテリを効果的に冷却することができる。エンジン及びバッテリが発した熱の少なくとも一部は、冷却風と共にハウジングの外側に排出される。
バッテリは案内部材に取り付けられる。即ち、案内部材が冷却風を案内する部材とバッテリを支持する部材とを兼ねるので、部品点数を削減することができる。
【0009】
本開示に係る動力システムは、前記案内部材は前記ファンを覆う筒状をなし、前記バッテリは前記案内部材の周壁の外周面に取り付けられることを特徴とする。
【0010】
本開示にあっては、案内部材がファンを覆う筒状をなす。
バッテリは案内部材の周壁の外周面に位置する。故に、バッテリの交換が容易である。また、バッテリがファンに干渉しないので、バッテリの配置の自由度が高い。
以下では、案内部材の軸長方向の一方の開口を上流側開口といい、案内部材の軸長方向の他方の開口を下流側開口という。
(【0011】以降は省略されています)

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