TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025071403
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181530
出願日
2023-10-23
発明の名称
電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム
出願人
日東工業株式会社
代理人
弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類
G06F
30/10 20200101AFI20250428BHJP(計算;計数)
要約
【課題】電気電子機器収納用箱のキャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を指定可能とし、外部付属装置の取り付けに応じた加工/配置禁止領域をキャビネットに反映させたうえで、穴加工やパーツ指定を可能とする電気電子機器収納用箱の加工位置指定システムを提供すること。
【解決手段】キャビネットデータべースと、形状パターンデータベースと、が記憶された記憶手段11と、レイアウトを画面上に表示するように演算可能な演算手段12と、を備えた電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム1であって、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を特定可能とする外部付属装置入力手段51と、外部付属装置入力手段を用いて特定された外部付属装置をキャビネットに取り付けるために必要な加工/配置禁止領域の位置を特定可能な外部付属装置禁止領域設定手段52と、を備えた構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気電子機器収納用箱のキャビネットの形状に関する情報、および、キャビネットの各面の、加工や配置ができない加工/配置禁止領域に関する情報を有するキャビネットデータべースと、キャビネットに加工される穴形状の形状パターンに関する情報、または、パーツの形状パターンに関する情報を有する形状パターンデータベースと、が記憶された記憶手段と、
利用者から入力された情報を用いて、記憶手段に記憶されたキャビネットの形状に関する情報に、記憶手段に記憶された形状パターンに関する情報を組み合わせてレイアウトを画面上に表示するように演算可能な演算手段と、
を備えた電気電子機器収納用箱の加工位置指定システムであって、
キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を特定可能とする外部付属装置入力手段と、
外部付属装置入力手段を用いて特定された外部付属装置をキャビネットに取り付けるために必要な加工/配置禁止領域の位置を特定可能な外部付属装置禁止領域設定手段と、
を備えた、電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置のサイズを変更可能とする外部付属装置変更手段を備え、
外部付属装置禁止領域設定手段は、外部付属装置変更手段を用いて変更された外部付属装置のサイズに応じた加工/配置禁止領域をキャビネットに設定可能とする
請求項1に記載の電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム。
【請求項3】
外部付属装置入力手段は、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を複数特定可能であり、
外部付属装置禁止領域設定手段は、それぞれの外部付属装置に対応する加工/配置禁止領域のキャビネットにおける位置を特定可能であり、
外部付属装置禁止領域設定手段は、外部付属装置変更手段を用いて一つの外部付属装置のサイズが変更された場合に、その変更にあわせた他の外部付属装置の加工/配置禁止領域に関する変更を自動的にすることが可能である
請求項2に記載の電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム。
【請求項4】
外部付属装置入力手段は、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を複数特定可能であり、
外部付属装置禁止領域設定手段は、それぞれの外部付属装置に対応する加工/配置禁止領域のキャビネットにおける位置を特定可能であり、
外部付属装置変更手段は、一つの外部付属装置のサイズが変更された場合に、その変更にあわせた他の外部付属装置の種別に関する変更を自動的にすることが可能である
請求項2または3に記載の電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム。
【請求項5】
キャビネットのサイズを変更可能にしたキャビネット変更手段を備え、
キャビネットのサイズが変更された場合に、その変更にあわせた外部付属装置の種別に関する変更、または加工/配置禁止領域に関する変更を自動的にすることが可能である
請求項4に記載の電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、盤、ラック、制御盤、配電盤などの電気電子機器収納用箱の加工位置指定システムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、キャビネットメーカー側でキャビネット(筐体)のデータベースを有するサーバを用意することがなされている。このようなサーバに対して、ネットワークを介して、顧客側の端末が接続できるようにシステムが構築されている。サーバと端末が接続されることにより、顧客は端末を用いてキャビネットの加工指定を行うことが可能となる。より具体的には、サーバのキャビネットデータベースには、多数のキャビネットの各面の形状と、各面の孔加工ができない加工/配置禁止領域とが登録されている。端末から穴加工の対象となるキャビネットをキャビネットデータベース中から選択し、選択したキャビネットの面上に、加工しようとする穴形状を配置することで、サーバは、穴形状の位置を自動的に読み取り、キャビネットデータベースの加工/配置禁止領域と対比して穴加工位置の適否を判定する。このようなキャビネットの加工/配置禁止領域は、キャビネットとしての強度やシール性を維持できなくなる部分や、キャビネットに搭載するオプション(スタッドボルト、ハンドル、図面ホルダなど)の部品領域などについて設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-182427号公報
【0004】
ところで、部品領域として設定される加工/配置禁止領域は、あらかじめキャビネットに搭載されるオプションとして設定しているものであるが、実際にキャビネットを発注する際には、キャビネットの配置に応じた取付方法の考慮が必要となる場合がある。例えば、壁面やポールに固定するために用いられる取付金具、自立用の基台、転倒防止用の金具などの外部付属装置の設置の考慮が必要となる場合がある。その場合、キャビネットに取り付けられる部品の孔加工位置の指定のほか、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置の取付孔の指定を行う必要がある、しかし、従来のシステムでは、そのようなことへの対応がなされておらず、外部付属装置については、システム上で考慮することができない。そのため、外部付属装置が必要となる場合には、システム上でなされない対応が別途必要になっていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、電気電子機器収納用箱のキャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を指定可能とし、外部付属装置の取り付けに応じた加工/配置禁止領域をキャビネットに反映させたうえで、穴加工やパーツ指定を可能とする電気電子機器収納用箱の加工位置指定システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、電気電子機器収納用箱のキャビネットの形状に関する情報、および、キャビネットの各面の、加工や配置ができない加工/配置禁止領域に関する情報を有するキャビネットデータべースと、キャビネットに加工される穴形状の形状パターンに関する情報、または、パーツの形状パターンに関する情報を有する形状パターンデータベースと、が記憶された記憶手段と、利用者から入力された情報を用いて、記憶手段に記憶されたキャビネットの形状に関する情報に、記憶手段に記憶された形状パターンに関する情報を組み合わせてレイアウトを画面上に表示するように演算可能な演算手段と、を備えた電気電子機器収納用箱の加工位置指定システムであって、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を特定可能とする外部付属装置入力手段と、外部付属装置入力手段を用いて特定された外部付属装置をキャビネットに取り付けるために必要な加工/配置禁止領域の位置を特定可能な外部付属装置禁止領域設定手段と、を備えた、電気電子機器収納用箱の加工位置指定システムとする。
【0007】
また、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置のサイズを変更可能とする外部付属装置変更手段を備え、外部付属装置禁止領域設定手段は、外部付属装置変更手段を用いて変更された外部付属装置のサイズに応じた加工/配置禁止領域をキャビネットに設定可能とする構成にすることが好ましい。
【0008】
また、外部付属装置入力手段は、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を複数特定可能であり、外部付属装置禁止領域設定手段は、それぞれの外部付属装置に対応する加工/配置禁止領域のキャビネットにおける位置を特定可能であり、外部付属装置禁止領域設定手段は、外部付属装置変更手段を用いて一つの外部付属装置のサイズが変更された場合に、その変更にあわせた他の外部付属装置の加工/配置禁止領域に関する変更を自動的にすることが可能である構成とすることが好ましい。
【0009】
また、外部付属装置入力手段は、キャビネットの外部に取り付けられる外部付属装置を複数特定可能であり、外部付属装置禁止領域設定手段は、それぞれの外部付属装置に対応する加工/配置禁止領域のキャビネットにおける位置を特定可能であり、外部付属装置変更手段は、一つの外部付属装置のサイズが変更された場合に、その変更にあわせた他の外部付属装置の種別に関する変更を自動的にすることが可能である構成とすることが好ましい。
【0010】
また、キャビネットのサイズを変更可能にしたキャビネット変更手段を備え、キャビネットのサイズが変更された場合に、その変更にあわせた外部付属装置の種別に関する変更、または加工/配置禁止領域に関する変更を自動的にすることが可能である構成とすることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日東工業株式会社
電気電子機器収納用箱
8日前
日東工業株式会社
電気電子機器収納用箱の加工位置指定システム
2日前
個人
非正規コート
26日前
個人
RFタグ読取装置
8日前
個人
人物再現システム
23日前
個人
在宅介護システム
8日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
16日前
個人
電話管理システム及び管理方法
17日前
有限会社ノア
データ読取装置
24日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
1か月前
個人
広告提供システムおよびその方法
26日前
個人
日誌作成支援システム
23日前
株式会社CROSLAN
支援装置
8日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
ひびきの電子株式会社
認証システム
10日前
個人
ポイント還元付き配送システム
24日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
1か月前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
8日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
1か月前
オベック実業株式会社
接続構造
23日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
12日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
1か月前
株式会社村田製作所
動き検知装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
1か月前
株式会社実身美
ワーキングシェアリングシステム
24日前
個人
コンテンツ配信システム
1か月前
個人
アルバム作成システム及びアルバム作成方法
10日前
株式会社ドクター中松創研
生成AIの適切使用法
23日前
株式会社デンソー
電子制御装置
2日前
個人
プラットフォームシステム
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
情報処理システム
8日前
株式会社エスシーシー
置き配システム
24日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
1か月前
株式会社ノーリツ
リモートコントローラ
9日前
個人
注文管理システム及び注文管理プログラム
23日前
続きを見る
他の特許を見る