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公開番号
2025071776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2024153362
出願日
2024-09-05
発明の名称
低周波振動子ユニットおよびアンテナ
出願人
蘇州立訊技術有限公司
,
Suzhou Luxshare Technology Co., Ltd.
代理人
TRY国際弁理士法人
主分類
H01Q
21/26 20060101AFI20250428BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】良好な高アイソレーションおよびデカップリング機能を有する低周波振動子ユニットおよびアンテナを提供する。
【解決手段】低周波振動子ユニットおよびアンテナ低周波振動子ユニットは、低周波振動子ユニットの中軸に沿って外側に延び、互いに間隔を置いて配置された複数の振動子アーム1を備え、振動子アームは、誘電体基板11と誘電体基板上に設けられた導電層12とを有し、導電層は振動子アームの延在方向に沿って配列された複数の螺旋形状の第1導体部と複数の第2導体部とを含み、隣接する第1導体部の間は間隔を置いて配置された2つの第2導体部を介して接続され、隣接する2つの第1導体部は対称に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
低周波振動子ユニットであって、前記低周波振動子ユニットは、前記低周波振動子ユニットの中軸に沿って外側に延び、互いに間隔を置いて配置された複数の振動子アーム(1)を含み、前記振動子アーム(1)は、誘電体基板(11)と前記誘電体基板(11)上に設けられた導電層(12)とを含み、前記導電層(12)は、前記振動子アーム(1)の延在方向に沿って配列された複数の螺旋形状の第1導体部(13)と複数の第2導体部(14)とを含み、隣接する前記第1導体部(13)間は間隔を置いて配置された2つの前記第2導体部(14)を介して接続され、隣接する2つの前記第1導体部(13)は対称に配置されていることを特徴とする低周波振動子ユニット。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記第1導体部(13)は、外向きに順次嵌着され同軸に設けられた第1ブランチ(131)と、第2ブランチ(132)と、第3ブランチ(133)とを含み、前記第1ブランチ(131)、前記第2ブランチ(132)、および前記第3ブランチ(133)は、それぞれ同側に設けられた第1開口、第2開口、および第3開口を有し、前記第1開口の第1端と前記第2開口の第2端とが第4ブランチ(134)を介して接続され、前記第2開口の第1端と前記第3開口の第2端とが第5ブランチ(135)を介して接続され、前記第4ブランチ(134)と前記第5ブランチ(135)とが間隔を置いて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項3】
前記第1導体部(13)は角形螺旋形状であり、前記第1ブランチ(131)は角形構造であり、前記第2ブランチ(132)および前記第3ブランチ(133)は角形環状構造であり、前記第1ブランチ(131)の周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/4波長であり、前記第2ブランチ(132)の周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/3波長であり、前記第3ブランチ(133)の周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/2波長であることを特徴とする請求項2に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項4】
前記第1導体部(13)は円形螺旋形状であり、前記第1ブランチ(131)は円形構造であり、前記第2ブランチ(132)および前記第3ブランチ(133)は円環構造であり、前記第1ブランチ(131)の周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/3波長であり、前記第2ブランチ(132)の周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/2波長であり、前記第3ブランチ(133)の周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の2/3波長であることを特徴とする請求項2に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項5】
前記振動子アーム(1)は螺旋形状の3つの第1導体部(13)を含み、外側に隣接する2つの前記第1導体部(13)は2つの前記導体部を介して接続されて閉鎖構造を形成し、外側に隣接する2つの前記第1導体部(13)間の2つの前記第2導体部(14)は前記第3開口の両端外側に位置することを特徴とする請求項2に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項6】
前記低周波振動子ユニットは、前記振動子アーム(1)の数に等しい引出アーム(21)を有する引出片(2)をさらに含み、前記引出アーム(21)の延在方向は前記振動子アーム(1)の延在方向に対応し、前記引出アーム(21)は対応する前記振動子アーム(1)の上方に設けられ、前記引出アーム(21)と前記振動子アーム(1)との間に所定の間隔を有することを特徴とする請求項1に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項7】
前記低周波振動子ユニットは、互いに直交して配置された4つの前記振動子アーム(1)を有し、前記振動子アーム(1)は前記引出片(2)に垂直に配置され、
前記引出片(2)は、互いに直交して配置された4つの前記引出アーム(21)を有し、前記引出片(2)は十字形に形成され、前記引出片(2)は十字形の透かし彫りパターンを有することを特徴とする請求項6に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項8】
前記低周波振動子ユニットは、給電板(3)と、バランコンポーネント(4)とをさらに含み、
前記給電板(3)には給電線路(31)と、外部同軸ケーブルと電気的に接続されたインターフェース(32)とが設けられており、
前記バランコンポーネント(4)は前記給電板(3)に接続され、前記バランコンポーネント(4)は複数のバラン(41)を含み、各前記バラン(41)の両側にはそれぞれ2つの前記振動子アーム(1)が固定され、前記バラン(41)はそれぞれ前記給電線路(31)および対応する前記振動子アーム(1)と電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項9】
前記低周波振動子ユニットは、前記引出片(2)を支持する引出板(5)をさらに含み、前記引出板(5)は、前記引出片(2)と整合する形状を有し、前記バラン(41)の頂部には連結板(42)が上方に延設されており、前記引出片(2)と前記振動子アーム(1)との間に所定の間隔を有するように前記引出板(5)が前記連結板(42)に固定的に接続されていることを特徴とする請求項8に記載の低周波振動子ユニット。
【請求項10】
アンテナであって、前記アンテナは少なくとも2つの請求項1~9のいずれか1項に記載の低周波振動子ユニットを含み、前記低周波振動子ユニットはアレイ状に配置されていることを特徴とするアンテナ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は基地局アンテナの分野に関し、具体的には低周波振動子ユニットおよびアンテナに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
基地局アンテナの多周波化、小型化、複雑化に伴い、同一のアンテナの各サブ周波数帯で最適な性能指標をどのように実現するかが現在の基地局アンテナ研究開発のボトルネックとなっているが、高アイソレーションを自身で実現でき、デカップリング機能を有する振動子は特に重要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑みてなされたものであり、本発明の実施例は良好な高アイソレーションおよびデカップリング機能を有する低周波振動子ユニットおよびアンテナを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様では、本発明の実施例は低周波振動子ユニットであって、前記低周波振動子ユニットは、前記低周波振動子ユニットの中軸に沿って外側に延び、互いに間隔を置いて配置された複数の振動子アームを含み、前記振動子アームは、誘電体基板と、前記誘電体基板上に設けられた導電層とを含み、前記導電層は、前記振動子アームの延在方向に沿って配列された複数の螺旋形状の第1導体部と複数の第2導体部とを含み、隣接する前記第1導体部間は間隔を置いて配置された2つの前記第2導体部を介して接続され、隣接する2つの前記第1導体部は対称に配置されている。
【0005】
さらに、前記第1導体部は、外向きに順次嵌着され同軸に設けられた第1ブランチと、第2ブランチと、第3ブランチとを含み、前記第1ブランチ、前記第2ブランチおよび前記第3ブランチは、それぞれ同側に設けられた第1開口、第2開口および第3開口を有し、前記第1開口の第1端と前記第2開口の第2端とが第4ブランチを介して接続され、前記第2開口の第1端と前記第3開口の第2端とが第5ブランチを介して接続され、前記第4ブランチと前記第5ブランチとが間隔を置いて設けられている。
【0006】
さらに、前記第1導体部は角形螺旋形状であり、前記第1ブランチは角形構造であり、前記第2ブランチおよび前記第3ブランチは角形環状構造であり、前記第1ブランチの周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/4波長であり、前記第2ブランチの周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/3波長であり、前記第3ブランチの周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/2波長である。
【0007】
さらに、前記第1導体部は円形螺旋形状であり、前記第1ブランチは円形構造であり、前記第2ブランチおよび前記第3ブランチは円環構造であり、前記第1ブランチの周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/3波長であり、前記第2ブランチの周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の1/2波長であり、前記第3ブランチの周長は高周波振動子ユニットの動作周波数帯の中心周波数点の2/3波長である。
【0008】
さらに、前記振動子アームは螺旋形状の3つの第1導体部を含み、外側に隣接する2つの前記第1導体部は2つの前記導体部を介して接続されて閉鎖構造を形成し、外側に隣接する2つの前記第1導体部間の2つの前記第2導体部は前記第3開口の両端外側に位置する。
【0009】
さらに、前記低周波振動子ユニットは、前記振動子アームの数に等しい引出アームを有する引出片をさらに含み、前記引出アームの延在方向は前記振動子アームの延在方向に対応し、前記引出アームは対応する前記振動子アームの上方に設けられ、前記引出アームと前記振動子アームとの間に所定の間隔を有する。
【0010】
さらに、前記低周波振動子ユニットは、互いに直交して配置された4つの前記振動子アームを有し、前記振動子アームは前記引出片に垂直に配置され、
前記引出片は、互いに直交して配置された4つの前記引出アームを有し、前記引出片(2)は十字形に形成され、前記引出片は十字形の透かし彫りパターンを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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