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公開番号
2025072262
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182883
出願日
2023-10-24
発明の名称
送達用デバイス
出願人
サナメディ株式会社
,
国立大学法人東海国立大学機構
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
25/00 20060101AFI20250430BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】送達用デバイスの遠位端部の侵入角度を視認できる送達用デバイスを提供する。
【解決手段】対象機器を収容し、生体内における目的箇所まで送達するための送達用デバイスであって、送達用デバイスは、本体部とその両端に位置する遠位端及び近位端とを有し、遠位端を含む部位である遠位端部には、遠位端の本体部に対する角度である遠位端角度を制御するための角度制御部を有し、遠位端部には、遠位端角度を判別するための角度判別用マーカー部を有する、送達用デバイス。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象機器を収容し、生体内における目的箇所まで送達するための送達用デバイスであって、
前記送達用デバイスは、本体部とその両端に位置する遠位端及び近位端とを有し、
前記遠位端を含む部位である遠位端部には、前記遠位端の前記本体部に対する角度である遠位端角度を制御するための角度制御部を有し、
前記遠位端部には、遠位端角度を判別するための角度判別用マーカー部を有する、
送達用デバイス。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の送達用デバイスであって、
前記角度判別用マーカー部は、放射線を透過しないマーカーである、送達用デバイス。
【請求項3】
請求項2に記載の送達用デバイスであって、
前記対象機器は、ニードルであり、
前記送達用デバイスは、シースである、
送達用デバイス。
【請求項4】
請求項3に記載の送達用デバイスであって、
前記本体部は、筒状であり、
前記角度判別用マーカー部は、前記遠位端部の外壁部又は内壁部に設けられ、前記遠位端角度が0度における前記本体部の軸に対して傾斜した境界部分を有する、
送達用デバイス。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の送達用デバイスであって、
前記本体部の外壁部又は内壁部に設けられ、
前記遠位端角度が0度における前記本体部の軸に対して平行に描画された2本の線を含む、ねじれ判別用マーカー部をさらに有する、送達用デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、送達用デバイスに関する。より詳しく説明すると、この発明は、シースなどの医療機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特表2008-502433号公報には、操縦可能な血管シースが記載されている。この血管シースを用いれば、体腔や血管を通して、針などをガイドすることができる。この血管シースでは、例えば対象物に突入するための限界侵入角度を視認できないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2008-502438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
送達用デバイスの遠位端部の限界侵入角度を視認できる送達用デバイスが望まれた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題は、基本的には、送達用デバイスの遠位端部に、遠位端角度を判別するための角度判別用マーカー部を設けることで、解決できるという知見に基づく。
【0006】
この明細書は、送達用デバイス1を記載する。送達用デバイス1は、対象機器を収容し、生体内における目的箇所まで、その対象機器を送達するための医療機器である。対象機器は、送達用デバイス1により目的箇所まで運搬される医療機器である。送達用デバイス1は、本体部とその両端に位置する遠位端3及び近位端5とを有する。遠位端3や近位端5は、概念である。本体部の形状の例は、筒状である。筒状とは、内部をくりぬいた、円柱状や楕円柱である。本体部の断面は、通常角がない形であればよく、完全な円や楕円である必要はない。近位端5は、一般的には、操作者が操作を行う方の端部である。遠位端3は、目的箇所に到達する端部である。送達用デバイス1は、遠位端3及び近位端5の間の部位である本体部が存在する。
送達用デバイス1は、遠位端3を含む部位である遠位端部に、遠位端3の本体部に対する角度である遠位端角度を制御するための角度制御部7を有する。角度制御部7は、近位端5側の操作部により操作するものであってもよい。
送達用デバイス1は、遠位端部に、遠位端角度を判別するための角度判別用マーカー部9を有する。
【0007】
角度判別用マーカー部の例は、放射線を透過しないマーカーである。マーカーは、遠位端部の外壁部に設けられていてもよいし、内壁部に設けられてもよい。これらの内では、マーカーが内壁部に設けられるものが好ましい。
【0008】
対象機器の例は、ニードルである。ニードルの例は、医療用の針である。送達用デバイス1の例、シースである。シースの例は、アクセスシースや血管シース、ステントグラフトに対して、ニードルを運搬するためのアクセスシースである。
【0009】
角度判別用マーカー部の好ましい例は、遠位端部の外壁部又は内壁部に設けられるものである。そして、角度判別用マーカー部の好ましい例は、遠位端角度が0度における本体部の軸に対して傾斜した境界部分を有するものである。
【0010】
送達用デバイス1の好ましい例は、ねじれ判別用マーカー部をさらに有するものである。
ねじれ判別用マーカー部は、本体部の外壁部又は内壁部に設けられるマーカー部であり、 遠位端角度が0度における本体部の軸に対して平行に描画された2本の線を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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