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公開番号
2025072290
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2024157930,2023182348
出願日
2024-09-12,2023-10-24
発明の名称
仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、および仮想空間コンテンツ配信方法
出願人
カバー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250430BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想空間コンテンツの興趣低下を防ぐこと。
【解決手段】演者が使用可能な演者用端末と、仮想空間コンテンツを視聴可能な視聴者ユーザー端末と、仮想空間に関する処理と演者アバターの動作コンテンツを含む仮想空間コンテンツを視聴者ユーザー端末に配信する処理とを実行可能なサーバコンピュータと、を含むシステムであって、演者の動作がリアルタイムに演者アバターに反映される第1動作コンテンツに続いて事前に収録された第2動作コンテンツを配信するときは、第1動作コンテンツの終了時において第2動作コンテンツにおける演者アバターの最初の開始時姿勢を演者にとらせる処理と、姿勢を補正する処理とを含む姿勢同化処理を行い、第2動作コンテンツに続いて第1動作コンテンツが配信されるときは、その間の所定期間において、演者アバターの動作を視聴者ユーザーが認識困難となる特定演出を行う。
【選択図】図36
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想空間において演者アバターが動作する動作コンテンツを少なくとも含む仮想空間コンテンツを配信可能な仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記演者アバターに対応する演者が使用可能な演者用端末と、
視聴者ユーザーが前記仮想空間コンテンツを視聴可能な視聴者ユーザー端末と、
前記演者用端末と前記視聴者ユーザー端末とに通信ネットワークを介して接続され、少なくとも前記仮想空間に関する処理と前記仮想空間コンテンツの配信に関する処理とを実行可能なサーバコンピュータと、
を含み、
前記動作コンテンツは、該動作コンテンツが配信されるときに前記演者用端末に入力された前記演者の動作が前記演者アバターに反映される第1動作コンテンツと、該動作コンテンツが配信されるときよりも前に事前に収録された第2動作コンテンツと、を含み、
前記第1動作コンテンツに続いて前記第2動作コンテンツを配信するときは、該第1動作コンテンツの終了時において、前記第2動作コンテンツにおける前記演者アバターの最初の開始時姿勢を前記演者にとらせるための第1処理と、該開始時姿勢と前記演者の姿勢との差を補正する第2処理と、を含む姿勢同化処理を実行し、
前記第2動作コンテンツに続いて前記第1動作コンテンツが配信されるときは、該第1動作コンテンツと該第2動作コンテンツとの切り替えにおける所定期間において、前記演者アバターの姿勢を視聴者ユーザーが認識困難となる特定演出を実行するための特定演出処理を実行する
ことを特徴とする仮想空間コンテンツ配信システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第2処理においては、前記開始時姿勢と前記演者の姿勢との差分を特定し、該特定した差分に対応する補正動作を前記演者アバターの動作に反映させる
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項3】
前記第2動作コンテンツの配信開始タイミングまでの残り期間が予め定められた特定期間となった判定タイミングにおいて、前記差分が規定値よりも大きいときに、前記補正動作を前記演者アバターの動作に強制的に反映させる
ことを特徴とする請求項2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項4】
前記第2動作コンテンツの配信開始タイミングまでの残り期間が予め定められた特定期間となった判定タイミングにおいて、前記開始時姿勢と前記演者の姿勢との差分が規定値よりも大きいときに、該差分が規定値を超えている旨を前記演者用端末において報知する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項5】
前記第2動作コンテンツの配信開始タイミングまでの残り期間が予め定められた特定期間となった判定タイミングにおいて、前記開始時姿勢と前記演者の姿勢との差分が限界値よりも大きいときに、前記演者アバターの姿勢を視聴者ユーザーが認識困難となる特定演出を実行する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項6】
前記演者用端末は、前記特定演出を実行しているときに、前記演者に対して動作を行う正しい位置を提示可能である
ことを特徴とする請求項5に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項7】
前記仮想空間コンテンツの配信スケジュールが時系列に記述されたタイムラインデータを記憶し、
少なくとも前記第2動作コンテンツの配信を開始するタイミングを前記タイムラインデータによって管理する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項8】
前記演者アバターは、第1演者アバターと第2演者アバターとを含み、
前記特定演出は、動作する前記演者アバターに応じて異なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項9】
前記演者アバターは、第1演者アバターと第2演者アバターとを含み、
前記特定演出は、動作する前記演者アバターの数に応じて異なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
【請求項10】
前記演者用端末は、前記特定演出が実行されている期間であることを前記演者に報知可能である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間において演者アバターが動作する動作コンテンツを少なくとも含む仮想空間コンテンツを配信可能な仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、仮想空間コンテンツ配信方法に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、配信ユーザ(演者)の動きに連動して仮想空間において動作する該配信ユーザ(演者)のキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションを生成し、かかるキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションを含む動画をライブ配信するとともに、視聴する視聴者ユーザーについても、視聴者ユーザーからの要求に応じて、配信ユーザ(演者)のアバターが配置されている仮想空間に観客として仮想参加することが可能な配信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-120098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように、配信ユーザ(演者)の動作を反映させたキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションコンテンツをライブ配信する場合にあっては、サーバコンピュータの処理負荷を低減すること、若しくは機器の不具合の発生によって配信ユーザ(演者)の動作がアバターに良好に反映されなくなる等の事故の発生を予防することを目的として、配信ユーザ(演者)の動作によるキャラクタオブジェクト(アバター)のアニメーションコンテンツを部分的に事前に収録して配信することが行われているが、このように、配信の一部のコンテンツを収録して配信する場合にあっては、配信ユーザ(演者)の動作をリアルタイムにキャラクタオブジェクト(アバター)に反映させる部分と収録部分との切替時において、キャラクタオブジェクト(アバター)の姿勢が異なることにより、視聴者に違和感を与えてしまい、仮想空間コンテンツの興趣が低下してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、仮想空間コンテンツの興趣が低下してしまうことを防ぐことのできる仮想空間コンテンツ配信システム、仮想空間コンテンツ配信プログラム、仮想空間コンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の仮想空間コンテンツ配信システムは、
仮想空間において演者アバターが動作する動作コンテンツを少なくとも含む仮想空間コンテンツ(例えば、仮想ライブ)を配信可能な仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記演者アバター(例えば、演者アバター1A,1B)に対応する演者(例えば、演者ユーザーA,B)が使用可能な演者用端末(例えば、演者端末200A,B)と、
視聴者ユーザーが前記仮想空間コンテンツを視聴可能な視聴者ユーザー端末(例えば、視聴者端末300)と、
前記演者用端末と前記視聴者ユーザー端末とに通信ネットワークを介して接続され、少なくとも前記仮想空間に関する処理と前記仮想空間コンテンツの配信に関する処理とを実行可能なサーバコンピュータ(例えば、配信用サーバコンピュータ100)と、
を含み、
前記動作コンテンツは、該動作コンテンツが配信されるときに前記演者用端末に入力された前記演者の動作が前記演者アバターに反映される第1動作コンテンツ(例えば、MC)と、該動作コンテンツが配信されるときよりも前に事前に収録された第2動作コンテンツ(例えば、演目)と、を含み、
前記第1動作コンテンツに続いて前記第2動作コンテンツを配信するときは、該第1動作コンテンツの終了時において、前記第2動作コンテンツにおける前記演者アバターの最初の開始時姿勢を前記演者にとらせるための第1処理(例えば、姿勢同化用画面表示処理、残期間更新処理、残期間表示更新処理、演者姿勢表示更新処理、姿勢対比処理、姿勢評価情報更新処理)と、該開始時姿勢と前記演者の姿勢との差を補正する第2処理(例えば、補正動作生成処理)と、を含む姿勢同化処理(例えば、図41の姿勢同化処理)を実行し、
前記第2動作コンテンツに続いて前記第1動作コンテンツが配信されるときは、該第1動作コンテンツと該第2動作コンテンツとの切り替えにおける所定期間において、前記演者アバターの姿勢を視聴者ユーザーが認識困難となる特定演出(例えば、暗転演出、オブジェクト隠蔽演出)を実行するための特定演出処理(例えば、暗転演出反映処理やオブジェクト演出反映処理)を実行する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1動作コンテンツに続いて前記第2動作コンテンツが配信されるときは、演者アバターに反映される演者の姿勢が第2動作コンテンツにおける演者アバターの開始時姿勢に同化されるとともに、第2動作コンテンツに続いて第1動作コンテンツが配信されるときは、特定演出が実行されることにより、演者アバターの姿勢を視聴者ユーザーが認識困難となるので、第1動作コンテンツの配信開始時において、演者アバターの姿勢の違いによって視聴者に違和感を与えてしまうことによる仮想空間コンテンツの興趣低下を防ぐことができる。
【0007】
請求項2の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記第2処理においては、前記開始時姿勢と前記演者の姿勢との差分を特定し、該特定した差分に対応する補正動作を前記演者アバターの動作に反映させる(例えば、配信用サーバコンピュータ100が、受信した補正情報を演者アバター1A,1Bの姿勢に反映する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演者の姿勢が開始時姿勢と完全に一致していないくても、補正動作が反映されることで、より的確に、演者アバターの姿勢の違いによって視聴者に違和感を与えてしまうことによる仮想空間コンテンツの興趣低下を防ぐことができる。
【0008】
請求項3の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項2に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記第2動作コンテンツの配信開始タイミングまでの残り期間が予め定められた特定期間となった判定タイミング(例えば、姿勢判定タイミング)において、前記差分が規定値(例えば、一致度95%に対応する5%)よりも大きいときに、前記補正動作を前記演者アバターの動作に強制的に反映させる
ことを特徴としている。
この特徴によれば、判定タイミングにおいて、演者の姿勢と開始時姿勢との差分が規定値よりも大きい場合には、強制的に補正動作が生成されて演者アバターの動作に反映されるので、より一層的確に、演者アバターの姿勢の違いによって視聴者に違和感を与えてしまうことによる仮想空間コンテンツの興趣低下を防ぐことができる。
【0009】
請求項4の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1または2に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記第2動作コンテンツの配信開始タイミングまでの残り期間が予め定められた特定期間となった判定タイミング(例えば、姿勢判定タイミング)において、前記開始時姿勢と前記演者の姿勢との差分が規定値(例えば、一致度95%に対応する5%)よりも大きいときに、該差分が規定値を超えている旨を前記演者用端末において報知する(例えば、黄枠を表示して一致度が95%未満であることを報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、演者は、判定タイミングにおいて、自身の姿勢と開始時姿勢との差分が規定値よりも大きくなっていることを認識することができる。
【0010】
請求項5の仮想空間コンテンツ配信システムは、請求項1または請求項2に記載の仮想空間コンテンツ配信システムであって、
前記第2動作コンテンツの配信開始タイミングまでの残り期間が予め定められた特定期間となった判定タイミングにおいて、前記開始時姿勢と前記演者の姿勢との差分が限界値(例えば、一致度60%に対応する40%)よりも大きいときに、前記演者アバターの姿勢を視聴者ユーザーが認識困難となる特定演出を実行する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、開始時姿勢と演者の姿勢との差分が限界値よりも大きい場合には、視聴者ユーザーが演者アバターの姿勢を認識困難となる特定演出が実行されるので、より一層的確に、演者アバターの姿勢の違いによって視聴者に違和感を与えてしまうことによる仮想空間コンテンツの興趣低下を防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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