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公開番号2025072338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024186717
出願日2024-10-23
発明の名称放射性物質を含むバレルの梱包及びこれを輸送するための方法
出願人コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ
代理人個人,個人,個人
主分類G21F 9/36 20060101AFI20250430BHJP(核物理;核工学)
要約【課題】可能な限り多くのバレルを可能な限り迅速に輸送することができるために、梱包の積み込み及び荷下ろしを容易にするための手段を提案する。
【解決手段】放射性物質を含むバレルを輸送するように意図される輸送用の梱包であって、放射性物質を含むバレルを収容するサイズの内部容積を形成する本体(6)であって、本体は主開口部(10)を有する、本体(6)と、主開口部を閉鎖するように構成された主カバー(7)と、バレルを受容するように構成された受容ゾーンを有するプレート(11)と、を備え、主カバー(7)は、バレルの通過のための二次開口部(16)を有し、プレート(11)は、プレート(11)の回転が選択的に受容ゾーンを二次開口部(16)に対向させるように、回転可能に実装され、梱包は、回転軸に平行な主方向に沿って並進して、二次開口部(16)を通ってバレルを移動させるように構成された昇降システム(20)を備え、梱包は、二次開口部(16)を閉鎖するように構成された二次開口部(8)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
放射性物質を含むバレルを輸送するように意図される輸送用の梱包であって、
-放射性物質を含むバレルを収容するサイズの内部容積を形成する本体(6)であって、前記本体は主開口部(10)を有する、本体(6)と、
-前記主開口部を閉鎖するように構成された主カバー(7)と、
-前記バレルを受容するように構成された受容ゾーンを有するプレート(11)と、
を備え、
-前記主カバー(7)は、バレルの通過のための二次開口部(16)を有し、
-前記プレート(11)は、前記プレート(11)の回転が選択的に前記受容ゾーンを前記二次開口部(16)に対向させるように、前記本体(6)の内部の回転軸の周りに回転可能に実装され、
-前記梱包は、前記回転軸に平行な主方向に沿って並進して、前記二次開口部(16)の前でバレルを移動させるように構成された昇降システム(20)を備え、
-前記梱包は、前記二次開口部(16)を閉鎖するように構成された二次カバー(8)を備える、
ことを特徴とする梱包。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記主カバー(7)が前記本体(6)に対して固定されている、請求項1に記載の梱包。
【請求項3】
前記二次開口部(16)が前記本体(6)に対して固定されている、請求項1または2に記載の梱包。
【請求項4】
前記二次開口部(16)は、一度に1つの単一のバレルの通過を可能にするように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の梱包。
【請求項5】
受容ゾーンは、バレルを前記主方向に沿って並進して案内するためのガイドを形成する区画(21)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の梱包。
【請求項6】
前記昇降システム(20)は、受容ゾーン毎に、バレルを支持するように意図され、前記主方向に沿って並進して移動可能に実装されたベース(22)を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の梱包。
【請求項7】
前記昇降システム(20)は、前記ベース(22)を移動させるように構成されたアクチュエータ(23)を備え、前記プレートは、前記受容ゾーンの前にそれぞれ配置され、前記アクチュエータ(23)の部分的な通過に合わせたサイズのオリフィスを備える、請求項6に記載の梱包。
【請求項8】
前記昇降システム(20)は、全てのベース(22)に1つの単一のアクチュエータ(23)を備える、請求項7に記載の梱包。
【請求項9】
前記プレート(11)の回転によってベース(22)を前記アクチュエータ(23)の前に配置するように構成されている、請求項7または8に記載の梱包。
【請求項10】
前記アクチュエータ(23)は、リニアアクチュエータ、好ましくはシリンダ、好ましくは空気圧シリンダである、請求項7から9のいずれか一項に記載の梱包。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放射性物質を含むバレルの輸送に関し、より具体的には、梱包に含まれるこのようなバレルの積み込み及び荷下ろしに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
輸送包装の分野は、非常に厳しい規制を受けており、日常的な状況、及び事件または事故の場合の両方において、公衆、作業者、及び環境に関する安全規則を尊重して、放射性物質の輸送を保証することを可能にする。
【0003】
放射性物質を含む輸送梱包は、以下の安全機能を遂行しなければならない。
-例えばこれらの放射線を大幅に減衰する遮蔽によって、これらの物質によって放射された離放射線に対する保護を確実にすること、
-外側エンベロープ及び閉鎖システムによって梱包の外側のこれらの物質の放出を防止し、電離放射線に対する封止を確実にすること、
-その内容物が核分裂性物質で構成される場合、特に、内容物を制限することによって、及び梱包の封止、特に、水がこれらの反応の開始を促進するため、液体に対する封止を確実にすることによって、核連鎖反応の発生を防止すること、
-必要であれば、内容物からの著しい放熱に対する保護を確実にすること、
-必要であれば、内容物によって呈される化学的リスクに対する保護を確実にすること。
【0004】
したがって、規制は、含まれる物質の放射性レベルに応じて、梱包がその安全機能を維持しなければならない事件または事故をシミュレートする試験を定義する。これは特に、それが含む質量に応じて可変の高さ(0.30から1.20mの間)から変形不可能な表面への落下に耐えなければならない。
【0005】
この梱包は、今まで保管されていた施設から最終的に保管される施設まで、一般的にはトラックによって、これらの放射性物質を含むバレル、いわゆる廃棄物バレルを移動させるために使用される。
【0006】
輸送梱包は、一般に、同じ数の封止された廃棄物バレルを受容することを可能にする、いくつかの空気セルを備えた大型容器である。これらは、衝撃波を吸収することによって、落下の場合に安全機能を維持するように意図される、減衰キャップで覆われたカバーによって閉鎖される。
【0007】
荷下作業中にバレルを取り出すために、トラックが最終施設に到着すると、減衰キャップは最初に取り外さなければならない。次いで、常に安全及び放射線防護規則を維持しながら、カバーを取り外し、封止された廃棄物バレルを取り外さなければならない。
【0008】
例えば、特許文献1を引用することができ、これは、水平位置でバレルを含むための輸送梱包を開示している。しかし、水平取出中にバレルが落下するのを回避するために、この梱包は、複雑な水平取出システムを必要とする。
【0009】
スタッフを可能な限り放射線リスクに曝さないために、今までに提供された解決策は、アクセス及び誘発される曝露を一度に1つの単一のバレルに制限するために、カバーを主カバー及び二次カバーに分離することからなっている。例えば、特許文献2及び特許文献3を引用することができ、これらは、主カバーの回転によるバレルへのアクセスを開示している。しかし、主カバーにおける、特に電離放射線及び液体に対する封止は、実施するのが困難である。さらに、これは、専用の装置(吸引カップ、クランプなど)によって1つずつバレルを取り出すことに関するものであり、これには、その取り出しを可能にするためにバレルの周りに十分な空間を有する必要がある(そして実際に梱包に含むことが可能なバレルの数を制限する)。
【0010】
また、特許文献4を引用することができ、これは、バレルが導入される上部主開口部と、複雑な閉鎖システムによって主開口部を閉鎖したままにすることによってバレルを取り出すために、梱包の下端部に位置する二次開口部とを有する梱包を開示している。この場合、2つの主開口部及び二次開口部の封止が保証されなければならない。
(【0011】以降は省略されています)

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