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公開番号2025072653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025024658,2023217630
出願日2025-02-19,2015-06-02
発明の名称画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/20 20170101AFI20250430BHJP(計算;計数)
要約【課題】好適に移動体を検出するための画像処理システム、画像処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像処理システムは、映像を構成する複数の画像フレームのうちのいくつかの異なる時刻の画像フレームに対する入力であって、処理時刻の画像フレームのうち、選択された任意の1以上の画素に対し、移動体の映る画素であることを示す入力を受け、前記入力に基づき、移動体を検出するためのパラメータを学習する学習手段に、前記入力された情報を出力し、前記画像フレームに対して、移動体の映る画素を含む移動体領域に第1の図形のアイコンを配置する操作によって、前記入力を受ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像において、対象物体が映る画素を示す複数の第1アイコンと、前記対象物体が映らない画素を示す第2アイコンとを配置する指定を受ける入力手段と、
前記指定に基づき、前記映像から前記対象物体の領域を特定する特定手段と、
を備え、
前記入力手段は、さらに前記特定手段により前記対象物体の領域が特定された後に、前記第1アイコンの配置または前記第2アイコンの配置の少なくとも一方の指定を受け、
前記第1アイコンは、前記映像における1つの前記対象物体の領域に対して複数配置され、前記複数の第1アイコンは互いに同一の形状かつ大きさであり、前記第1アイコンと前記第2アイコンは表示が異なる、
画像処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記指定はユーザが前記映像に対して行う指定である、
請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項3】
前記入力手段は、前記映像を構成する画像フレームに対する指定を受ける、
請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項4】
前記対象物体は移動体である、
請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項5】
前記特定手段は、前記指定に基づき得られた検出モデルを用いて、前記映像から前記対象物体の領域を特定する、
請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項6】
前記映像において、前記第2アイコンは複数配置され、複数の前記第2アイコンは互いに同一の形状かつ大きさである、
請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項7】
コンピュータが、
映像において、対象物体が映る画素を示す複数の第1アイコンと、前記対象物体が映らない画素を示す第2アイコンとを配置する指定を受け、
前記指定に基づき、前記映像から前記対象物体の領域を特定し、
前記対象物体の領域が特定された後に、前記第1アイコンの配置または前記第2アイコンの配置の少なくとも一方の指定を受ける、画像処理方法であって、
前記第1アイコンは、前記映像における1つの前記対象物体の領域に対して複数配置され、前記複数の第1アイコンは互いに同一の形状かつ大きさであり、前記第1アイコンと前記第2アイコンは表示が異なる、
画像処理方法。
【請求項8】
コンピュータに、
映像において、対象物体が映る画素を示す複数の第1アイコンと、前記対象物体が映らない画素を示す第2アイコンとを配置する指定を受ける処理、
前記指定に基づき、前記映像から前記対象物体の領域を特定する処理、
前記対象物体の領域が特定された後に、前記第1アイコンの配置または前記第2アイコンの配置の少なくとも一方の指定を受ける処理、を実行させるプログラムであって、
前記第1アイコンは、前記映像における1つの前記対象物体の領域に対して複数配置され、前記複数の第1アイコンは互いに同一の形状かつ大きさであり、前記第1アイコンと前記第2アイコンは表示が異なる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明に係るいくつかの態様は、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム記憶媒体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ビデオ監視などの用途において、人や車等の移動体を検出し追跡することに対するニーズが高まっている。このようなニーズの高まりにあわせて、移動体を検出し、検出した移動体を追跡する手法が数多く提案されている。ここで移動体は、画像に映る物体のうち、常に移動をつづける物体のみに限られるものではなく、一時的に停止(静止/滞留ともいう。)する場合をも含む。換言すれば、移動体は、画像中の背景とみなされる部分以外に映る物体全般を指す。例えば、ビデオ監視での監視対象として一般的である人や車は、常に動いているわけではなく、一時的に停止したり駐車したりといった静止状態が発生する。そのため、一時的に停止する場合でも検出できるようにすることが、ビデオ監視などの用途において重要である。
【0003】
移動体を検出する手法の1つとして、背景差分法が知られている(例えば、非特許文献1及び非特許文献2参照)。背景差分法は、背景として記憶している画像と、カメラで撮影された画像とを比較して、違いのある領域を移動体として抽出する手法である。ここで、背景差分を用いて移動体を検出する場合、解析を行う時点における正確な背景抽出が必要となる。単純に観測開始時のデータを固定的に背景として利用する場合には、照明の変化など環境が変化していくことに伴う背景変化の影響を受けて誤検出が多く発生してしまうからである。そこで、このような課題を回避すべく、最新の一定時間内の観測画像から例えば各画素について平均値を算出する等の手法により、解析を行う時点での背景を推定することが多い。例えば非特許文献1には、背景の更新を逐次行いながら背景差分法を適用する方法が開示されている。
【0004】
一方、置き去りにされた物体や一定時間滞留する人物のような一時的な静止する物体に限定して抽出する技術も存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、シーン中の動きを複数の異なる時間幅の背景モデルで解析する手法が開示されている。当該手法では、長時間のレンジで解析された長期背景モデルと、短時間のレンジで解析された短期背景モデルを作成する。そして、短期背景モデルに基づく背景差分で移動体が検知されず、長期背景モデルに基づく背景差分で移動体が検知される状態が所定回数継続すれば、一時的な静止物が存在するものとして、当該静止物が移動体として検出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5058010号公報
【非特許文献】
【0006】
川端敦、谷藤真也、諸岡泰男。「移動体像の抽出技術」、情報処理学会、vol.28、no.4、pp.395-402、1987
C. Stauffer and W. E. L. Grimson, “Adaptive background mixture models for real-time tracking”, Proceedings of CVPR, vol.2, pp. 246-252, 1999
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ここで、非特許文献1のように、逐次背景画像を更新していきながら解析対象の画像と背景画像との差分(「背景差分」ともいう。)を行う手法において、人や車等の移動体が背景画像を解析する時間幅よりも長時間滞在する場合を考える。この場合、当該移動体は背景画像の一部と判定されてしまうため、検知できないという課題がある。一方で、一時的な静止物を検出するために解析する時間幅を長くすると、照明変動のような外部ノイズによる背景変化の影響を受けやすくなるため、静止物以外の背景画像の一時的な変化を多く誤検出する課題が生じる。
【0008】
また、特許文献1は一時的な静止物を検出することを意図したものであるが、長期背景モデルに基づく背景差分が観測画像取得時の真の背景を表現できることを前提としている。そのため、照明変動のような時々刻々と背景が変化する環境では、長期背景モデルが観測画像取得時の真の背景との違いが大きくなるため、誤検出を十分に抑止するのは困難であった。
【0009】
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、好適に移動体を検出するための画像処理システム、画像処理方法及びプログラム記憶媒体を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る1の画像処理システムは、映像において、対象物体が映る画素を示す複数の第1アイコンと、前記対象物体が映らない画素を示す第2アイコンとを配置する指定を受ける入力手段と、前記指定に基づき、前記映像から前記対象物体の領域を特定する特定手段と、を備え、前記入力手段は、さらに前記特定手段により前記対象物体の領域が特定された後に、前記第1アイコンの配置または前記第2アイコンの配置の少なくとも一方の指定を受け、前記第1アイコンは、前記映像における1つの前記対象物体の領域に対して複数配置され、前記複数の第1アイコンは互いに同一の形状かつ大きさであり、前記第1アイコンと前記第2アイコンは表示が異なる。
(【0011】以降は省略されています)

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