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公開番号
2025072852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183255
出願日
2023-10-25
発明の名称
ローラスクリーン
出願人
株式会社栗本鐵工所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B07B
1/14 20060101AFI20250501BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】粘性が強い土壌を含む被処理物に対する篩い分け能力を向上させる。
【解決手段】一端から他端へ並列する複数のローラ1と、隣り合うローラ1,1間に設定されるローラ間隙wと、ローラ間隙wの下方に配置される篩落とし部2と、ローラ1上に配置される被処理物の投入部3と、ローラ1の並列方向他端に配置される被処理物の回収部4と、ローラ1を回転させる駆動源5とを備え、ローラ1の回転数を150回/分以上とし、ローラ1の並列方向における他端から一端方向への水平方向に対する仰角を20°以上としたローラスクリーンの運転方法を採用した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一端から他端へ並列する複数のローラ(1)と、
隣り合うローラ(1,1)間に設定されるローラ間隙(w)と、
前記ローラ間隙(w)の下方に配置される篩落とし部(2)と、
前記ローラ(1)上に配置される被処理物の投入部(3)と、
前記ローラ(1)の並列方向他端に配置される前記被処理物の回収部(4)と、
前記ローラ(1)を回転させる駆動源(5)とを備え、
前記ローラ(1)の回転数を150回/分以上とし、
前記ローラ(1)の並列方向における他端から一端方向への水平方向に対する仰角を20°以上としたローラスクリーンの運転方法。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記ローラ(1)の回転数を200回/分以上とした請求項1に記載のローラスクリーンの運転方法。
【請求項3】
前記ローラ(1)の回転方向をその上面で他端から一端方向とした請求項1に記載のローラスクリーンの運転方法。
【請求項4】
前記投入部(3)は、前記ローラ(1)の並列方向中央部、又は、前記中央部よりも並列方向一端側である請求項1に記載のローラスクリーンの運転方法。
【請求項5】
前記ローラ(1)にディスク(10)が装着されている請求項1に記載のローラスクリーンの運転方法。
【請求項6】
前記被処理物は、重量含水率15%以上、25%未満の土壌を含む素材である請求項1に記載のローラスクリーンの運転方法。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一つに記載のローラスクリーンの運転方法に用いられるローラスクリーンであって、
前記ローラ(1)の回転数を調整する速度制御部(31)と、
前記ローラ(1)の回転方向を制御する回転方向制御部(32)と、
前記ローラ(1)の並列方向における他端から一端方向への水平方向に対する仰角を調整する角度制御部(33)と、
を備え、
前記速度制御部(31)は、前記駆動源(5)であるモータをインバータ制御するものであり、
前記角度制御部(33)は、前記ローラ(1)を支持するフレーム(6)を昇降自在に支持する油圧シリンダを制御するものであるローラスクリーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、種々の被処理物をその大きさに合わせて選別するローラスクリーンに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から土砂、砕石、鉱石、コークス等の石材、あるいは、その他の様々な塊状物、粒状物等からなる被処理物を分級するために、ローラスクリーンが用いられている。ローラスクリーンは、回転駆動されるローラが所定の間隔を空けて複数並列して設けられ、そのローラ上を被処理物がローラの並列方向に沿って移動する。ローラ間に設定された間隔より小さい被処理物はローラ間から篩落とされ、大きいものはローラ上を通過することで粒径に応じた篩分けが可能である(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-74056号公報
特開2002-210415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一般に重量含水率15%以上、25%未満の土壌は粘性を強く発揮し、塊が生じやすいという傾向がある。このため、従来のローラスクリーンでは、このような粘性が強い土壌が含まれる素材は、篩い分けが困難であった。
【0005】
この点、特許文献1では、粘性土の性状によって、篩面(スクリーン)の傾斜角度、各ローラの回転方向、回転数を調整している。また、特許文献2では、粘性土の性状によって、ローラスクリーンのローラのディスクの角度と位置を調整している。しかし、特許文献1,2では、篩面(スクリーン)の傾斜角度や各ローラの回転数等の最適な運転条件の組合せは開示されていない。
【0006】
そこで、この発明の課題は、粘性が強い土壌を含む被処理物に対する篩い分け能力を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、この発明は、一端から他端へ並列する複数のローラと、隣り合うローラ間に設定されるローラ間隙と、前記ローラ間隙の下方に配置される篩落とし部と、前記ローラ上に配置される被処理物の投入部と、前記ローラの並列方向他端に配置される前記被処理物の回収部と、前記ローラを回転させる駆動源とを備えたローラスクリーンを用い、前記ローラの回転数を150回/分以上とし、前記ローラの並列方向における他端から一端方向への水平方向に対する仰角を20°以上としたローラスクリーンの運転方法を採用した(構成1)。
【0008】
構成1において、前記ローラの回転数を200回/分以上とした構成を採用できる(構成2)。
【0009】
構成1又は構成2において、前記ローラの回転方向をその上面で他端から一端方向とした構成を採用できる(構成3)。
【0010】
構成1から構成3のいずれかにおいて、前記投入部は、前記ローラの並列方向中央部、又は、前記中央部よりも並列方向一端側である構成を採用できる(構成4)。
(【0011】以降は省略されています)
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