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公開番号2025051185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023160160
出願日2023-09-25
発明の名称粉体処理装置、およびそれを用いた粉体処理方法
出願人株式会社日立ハイテク
代理人ポレール弁理士法人
主分類B07B 1/28 20060101AFI20250328BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】
現実的な装置サイズで大量の粉体を処理可能とする異物除去方法および異物除去装置を提供する。
【解決手段】
粉体を載置可能な基板と、前記基板に載置された粉体を処理する複数の処理部と、前記複数の処理部の間で前記基板を搬送する基板搬送機構と、を備えた粉体処理装置。より好ましくは、前記複数の処理部は、少なくとも、a)処理対象の前記粉体を前記基板に載置する粉体供給部、b)前記基板に載置された粉体を粒の大きさで分ける分級部、c)分級処理された前記粉体から異物を含まない良品を回収する回収部、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
粉体を載置可能な基板と、
前記基板に載置された粉体を処理する複数の処理部と、
前記複数の処理部の間で前記基板を搬送する基板搬送機構と、
を備えたことを特徴とする粉体処理装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1記載の粉体処理装置において、
前記複数の処理部は、少なくとも、
a)処理対象の前記粉体を前記基板に載置する粉体供給部、
b)前記基板に載置された粉体を粒の大きさで分ける分級部、
c)分級処理された前記粉体から異物を含まない良品を回収する回収部、
を含む、
ことを特徴とする粉体処理装置。
【請求項3】
請求項1記載の粉体処理装置において、
前記基板搬送機構を複数備え、複数の該基板搬送機構は、異なる前記基板をそれぞれ独立して搬送可能であることを特徴とする粉体処理装置。
【請求項4】
請求項1記載の粉体処理装置において、
前記基板は前記複数の処理部を循環するように搬送されることを特徴とする粉体処理装置。
【請求項5】
請求項2記載の粉体処理装置において、
前記分級部は、少なくとも、前記粉体を分級するための篩を加振する加振機構、該加振機構が前記篩を加振しながら該篩を前記粉体に押圧する押圧機構、
を備えることを特徴とする粉体処理装置。
【請求項6】
請求項5記載の粉体処理装置において、
前記押圧機構が前記粉体を押圧することで前記篩を通過した粉体を吸引する吸引機構を備えたことを特徴とする粉体処理装置。
【請求項7】
請求項5記載の粉体処理装置において、
前記篩に接する側の押圧機構には、上下に貫通する複数の開口が形成されたことを特徴とする粉体処理装置。
【請求項8】
請求項2記載の粉体処理装置において、
前記粉体供給部は、粉体を複数のブロックに分割して前記基板上に載置するためのマスクを備えたことを特徴とする粉体処理装置。
【請求項9】
請求項2記載の粉体処理装置において、
前記分級部は、分級処理後の篩をクリーニングするクリーニング機構を備えたことを特徴とする粉体処理装置。
【請求項10】
請求項2記載の粉体処理装置において、
前記分級部で分級処理した篩を前記回収部へ移動させ、該篩を通過した粉体を回収する篩移動機構を備えたことを特徴とする粉体処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粉体中に混入した異物粒子を除去する等の粉体処理を行う粉体処理装置、およびそれを用いた粉体処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
粉体中に混入した異物粒子を除去する方法として、特許文献1記載の技術が知られている。この特許文献1には、表面に粉体を載せた状態で回転して粉体を運搬する透明な、又は半透明な回転テーブルの周辺に、回転テーブル表面に粉体を供給する供給装置と、回転テーブル表面の粉体を撮影して不良品を検出する撮影装置と、撮影後の回転テーブル表面の粉体の内、良品を回転テーブル表面から吸引して回収する良品回収ノズルと、良品が回収された後の回転テーブル表面の粉体を全て吸引して除去する不良品除去ノズルとを、回転テーブルの回転方向に向かってこの順番で備え、撮影装置が、回転テーブル表面の粉体を回転テーブルの表側から撮影する表側撮影機構及び同じく裏側から撮影する裏側撮影機構の内の少なくとも表側撮影機構を備する異物除去方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-157027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、粉体は回転テーブルの円周部近傍にしか設置できない。従い、粉体の処理量を増やすためには、回転テーブルの径を大きくする必要があり、処理したい粉体量が大量の場合、装置サイズが巨大なものになってしまう。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、現実的な装置サイズで大量の粉体を処理可能とする粉体処理装置およびそれを用いた粉体処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明の構成は以下の通りである。
粉体を載置可能な基板と、前記基板に載置された粉体を処理する複数の処理部と、前記複数の処理部の間で前記基板を搬送する基板搬送機構と、を備えた粉体処理装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、現実的な装置サイズで大量の粉体を処理可能とする粉体処理装置およびそれを用いた粉体処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る粉体処理装置(異物除去装置)の概略構成を示す上面図。
実施例1における供給部の構造を示す断面図。
実施例1における分級部の構造を示す断面図。
実施例1における撮像部の構造を示す断面図。
実施例1における回収部の構造を示す断面図。
実施例2における分級部の構造を示す断面図。
実施例2におけるマスクの開口形状を示す上面図。
実施例3に係る粉体処理装置(異物除去装置)の概略構成を示す上面図。
実施例3における回収部の構造を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施例は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
【0010】
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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