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公開番号
2025072855
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183258
出願日
2023-10-25
発明の名称
スクラップ管理システム
出願人
前田産業株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
G06Q
10/30 20230101AFI20250501BHJP(計算;計数)
要約
【課題】スクラップの質を高度に管理できるスクラップ管理システムを提供する。
【解決手段】スクラップ管理システムは、プレス加工される材料の組成に関する組成情報と、材料をプレス加工することで発生するスクラップに関する基準識別情報と、を予め対応付けて記憶する記憶部と、プレス加工によって発生したスクラップに関する識別情報を認識する認識部と、認識部により認識された識別情報と基準識別情報とを照合することで、基準識別情報に対応付けられた組成情報に基づいて、プレス加工によって発生したスクラップの組成を特定する特定処理部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
プレス加工される材料の組成に関する組成情報と、前記材料を前記プレス加工することで発生するスクラップに関する基準識別情報と、を予め対応付けて記憶する記憶部と、
前記プレス加工によって発生したスクラップに関する識別情報を認識する認識部と、
前記認識部により認識された前記識別情報と前記基準識別情報とを照合することで、前記基準識別情報に対応付けられた前記組成情報に基づいて、前記プレス加工によって発生したスクラップの組成を特定する特定処理部と、を備える、
スクラップ管理システム。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記基準識別情報と前記識別情報とは、前記スクラップの形状に関する情報を含んでおり、
前記認識部は、撮像によって前記スクラップの形状を認識する、
請求項1記載のスクラップ管理システム。
【請求項3】
前記特定処理部によって特定された前記スクラップの組成に基づいて、前記プレス加工によって発生したスクラップを流通単位ごとに分別する分別処理部を更に備え、
請求項1記載のスクラップ管理システム。
【請求項4】
前記特定処理部によって特定された前記スクラップの組成と、前記プレス加工によって発生したスクラップの流通に関する流通情報と、を対応付けて記憶する記憶処理部を更に備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載のスクラップ管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、スクラップ管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンベアから排出される被搬送物を受けるシュート台と、シュート台を右傾斜又は左傾斜に揺動自在に支持する支柱と、シュート台の傾斜方向を、右傾斜又は左傾斜に切り替える切替機構とからなるコンベアの排出シュートにおいて、上記支柱を旋回機構によって旋回させるようにしたものが知られている。
【0003】
コンベアの排出シュートでは、上記支柱を旋回機構により旋回させることにより、被搬送物の受け箱への落下位置を変化させることができるので、被搬送物が受け箱内に均一に広がり、平らな状態で収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-130725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来構成では、コンベアによって搬送される例えばプレス加工で発生したスクラップを効率良く集約して排出することは可能であるが、スクラップに含まれる様々な組成の金属が混合状態で排出される場合がある。そのため、従来構成では、プレス加工で排出される多種多様な金属のスクラップの質を高度に管理する点において検討の余地があった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スクラップの質を高度に管理できるスクラップ管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態のスクラップ管理システムは、プレス加工される材料の組成に関する組成情報と、前記材料を前記プレス加工することで発生するスクラップに関する基準識別情報と、を予め対応付けて記憶する記憶部と、前記プレス加工によって発生したスクラップに関する識別情報を認識する認識部と、前記認識部により認識された前記識別情報と前記基準識別情報とを照合することで、前記基準識別情報に対応付けられた前記組成情報に基づいて、前記プレス加工によって発生したスクラップの組成を特定する特定処理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態によるスクラップ管理システムの一例を模式的に示す図
一実施形態によるスクラップ管理システムの電気的構成の一例を示すブロック図
一実施形態によるスクラップ管理システムについて、記憶部に記憶された組成情報と基準識別情報の一例を示す図
一実施形態によるスクラップ管理システムについて、流通情報の一例を示す図
一実施形態によるスクラップ管理システムの制御フローの一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すスクラップ管理システム1は、例えば鉄、アルミニウム、及び銅等の金属のスクラップの質を管理するためのシステムである。スクラップ管理システム1は、金属のスクラップの再生に関するサーキュラーエコノミーに適用できる。以下の説明では、スクラップ管理システム1を、単にシステム1と称する場合がある。スクラップには、プレス加工で製造される部品に応じて様々な形状や組成が存在しており、例えば鋼板をプレス加工することで発生する新断のような高品位のものと、例えば鋼構造物の更新や廃棄等に伴って発生する老廃のような低品位のものと、が含まれる。本実施形態では、管理するスクラップの対象が鉄成分を含むいわゆる鉄スクラップである場合について説明する。
【0010】
システム1は、コンベア2、排出箱3、認識部10、ロボット20、及び制御装置30を備えている。本実施形態では、コンベア2、排出箱3、認識部10、ロボット20、及び制御装置30は、例えば金属スクラップ中間処理会社91内に設けられている。金属スクラップ中間処理会社91では、例えばプレス加工メーカ92から排出されたスクラップ群S0に対して分別等の中間処理が行われる。コンベア2は、例えばスクラップ群S0に含まれる個々のスクラップSを、排出箱3が設けられた所定の場所にそれぞれ搬送するためのものである。
(【0011】以降は省略されています)
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