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公開番号2025073561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184476
出願日2023-10-27
発明の名称測量支援装置、測量支援方法及び測量支援プログラム
出願人大成建設株式会社
代理人園田・小林弁理士法人
主分類G01C 15/00 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約【課題】 GNSSを用いる測量によって得られるデータをリアルタイムで利用すること。
【解決手段】 測量支援装置は、測位時に衛星から衛星データを受信する測量機から、前記衛星データを取得する取得部と、前記取得部によって取得される衛星データに基づいて前記測量機の位置座標を算出する算出部と、前記測量機による測位時のステータスを判定する判定部と、前記判定部によって判定されるステータスに応じた表示態様で前記算出部によって算出される位置座標を表示する表示画面情報を生成する生成部とを有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
測位時に衛星から衛星データを受信する測量機から、前記衛星データを取得する取得部と、
前記取得部によって取得される衛星データに基づいて前記測量機の位置座標を算出する算出部と、
前記測量機による測位時のステータスを判定する判定部と、
前記判定部によって判定されるステータスに応じた表示態様で前記算出部によって算出される位置座標を表示する表示画面情報を生成する生成部と
を有する測量支援装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記判定部は、
測位の精度に関する情報に基づいて前記算出部によって算出される位置座標の精度を判定し、
前記生成部は、
位置座標の精度に応じた表示態様のマーカを地図画像の中心に重畳した表示画面情報を生成する
請求項1に記載の測量支援装置。
【請求項3】
前記判定部は、
前記測量機と自装置の間の通信状態の良否を判定し、
前記生成部は、
通信状態の良否を示すインジケータを表示する表示画面情報を生成する
請求項1に記載の測量支援装置。
【請求項4】
前記算出部によって算出される位置座標に関する距離、面積又は体積を計測する計測処理部をさらに有し、
前記生成部は、
前記計測処理部による計測結果を表示する表示画面情報を生成する
請求項1に記載の測量支援装置。
【請求項5】
ユーザが指定する図面を取得し、取得した図面にユーザが指定する指定座標を付与する図面処理部をさらに有し、
前記生成部は、
地図画像の指定座標に対応する位置に前記図面を重畳して表示する表示画面情報を生成する
請求項1に記載の測量支援装置。
【請求項6】
前記算出部によって算出される位置座標を記録するように指示する記録指示を受信する受信部と、
前記受信部によって記録指示が受信された場合に、前記算出部によって算出される位置座標を記憶する記憶部と
をさらに有する請求項1に記載の測量支援装置。
【請求項7】
前記受信部は、
設定時間又は設定距離ごとに位置座標を記録するように指示する記録指示を受信し、
前記記憶部は、
前記設定時間又は前記設定距離ごとに連続して、前記算出部によって算出される位置座標を記憶する
請求項6に記載の測量支援装置。
【請求項8】
測位時に衛星から衛星データを受信する測量機から、前記衛星データを取得し、
取得される衛星データに基づいて前記測量機の位置座標を算出し、
前記測量機による測位時のステータスを判定し、
判定されるステータスに応じた表示態様で、算出される位置座標を表示する表示画面情報を生成する
測量支援方法。
【請求項9】
コンピュータに、
測位時に衛星から衛星データを受信する測量機から、前記衛星データを取得し、
取得される衛星データに基づいて前記測量機の位置座標を算出し、
前記測量機による測位時のステータスを判定し、
判定されるステータスに応じた表示態様で、算出される位置座標を表示する表示画面情報を生成する
処理を実行させる測量支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測量支援装置、測量支援方法及び測量支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、例えば建設現場などにおいては、施工場所への丁張の位置出し、基礎杭の芯出し位置の確認、地形トレース、高さ管理等のために、測量が行われることがある。このような測量には、GPS(Global Positioning System)に代表される、衛星からの信号を受信して測位するGNSS(Global Navigation Satellite System)が用いられることがある。
【0003】
GNSSを用いた測量が行われる際、作業者は、例えば衛星からの信号を受信する受信装置と演算処理装置とがポールに取り付けられて構成される測量機を測量地点に立設する。そして、受信装置が衛星からの信号を受信すると、演算処理装置が受信信号に基づいて測量機の現在位置の位置座標を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-43088号公報
特開2006-3104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した測量機によって測量が行われる場合、測量によって得られる位置座標のデータをリアルタイムで利用することが困難であるという問題がある。すなわち、測量によって得られる位置座標のデータは、通常、測量現場から離れた作業所等において利用・閲覧されるところ、測量機に取り付けられた演算処理装置が算出する位置座標のデータは、測量機が作業所等へ持ち帰られるまでは利用することができない。
【0006】
また、たとえ測量機に通信端末装置を取り付け、通信端末装置によって位置座標のデータを送信可能にしても、測量現場の作業者によって送信操作が行われるまでは外部において位置座標のデータを利用することができず、リアルタイム性が担保されない。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、GNSSを用いる測量によって得られるデータをリアルタイムで利用することができる測量支援装置、測量支援方法及び測量支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る測量支援装置は、測位時に衛星から衛星データを受信する測量機から、前記衛星データを取得する取得部と、前記取得部によって取得される衛星データに基づいて前記測量機の位置座標を算出する算出部と、前記測量機による測位時のステータスを判定する判定部と、前記判定部によって判定されるステータスに応じた表示態様で前記算出部によって算出される位置座標を表示する表示画面情報を生成する生成部とを有する。
【0009】
この装置によれば、測量機の位置座標を算出するとともに測位時のステータスを判定し、ステータスに応じた表示態様で位置座標を表示する表示画面情報を生成するため、表示画面情報を例えば端末装置に表示させることにより、位置座標の精度をリアルタイムで容易に確認することが可能となる。換言すれば、GNSSを用いる測量によって得られるデータをリアルタイムで利用することができる。
【0010】
本発明の一態様に係る測量支援装置は、上記構成において、前記判定部は、測位の精度に関する情報に基づいて前記算出部によって算出される位置座標の精度を判定し、前記生成部は、位置座標の精度に応じた表示態様のマーカを地図画像の中心に重畳した表示画面情報を生成する。
(【0011】以降は省略されています)

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