特許ウォッチ

公開番号2025099166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215607
出願日2023-12-21
発明の名称冷凍装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 11/00 20060101AFI20250626BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷凍する生鮮食品の鮮度の劣化を抑制する。
【解決手段】冷凍室112と、冷凍室112に供給される空気を冷やすための冷媒を圧縮するための圧縮機121と、冷凍室の温度を測定する温度センサ182と、制御部130とを備える冷凍装置100が提供される。制御部130は、圧縮機121の出力が、冷凍室112の目標温度に対応した出力となるように圧縮機121を制御し、冷凍室112の扉112Xの開閉後に、冷凍室112の目標温度(T2からT3)を下げてから、段階的に目標温度T4を上げていく。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
冷凍室と、
前記冷凍室に供給される空気を冷やすための冷媒を圧縮するための圧縮機と、
前記冷凍室の温度を測定する温度センサと、
制御部とを備え、前記制御部は、
前記圧縮機の出力が、前記冷凍室の目標温度に対応した出力となるように前記圧縮機を制御し、
前記冷凍室の扉の開閉後に、前記冷凍室の目標温度を下げてから、段階的に目標温度を上げていく、冷凍装置。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記冷凍室の扉が開かれていた時間が長いほど、前記目標温度の下げ幅を大きくする、請求項１に記載の冷凍装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記冷凍室の扉が開かれた後、前記冷凍室の扉が閉じられると前記圧縮機を駆動させる、請求項１または２に記載の冷凍装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、冷凍装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、冷蔵庫の温度制御方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平５－２０３３２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示の目的は、冷凍する生鮮食品の鮮度の劣化を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一局面においては、冷凍室と、冷凍室に供給される空気を冷やすための冷媒を圧縮するための圧縮機と、冷凍室の温度を測定する温度センサと、制御部とを備える冷凍装置が提供される。制御部は、圧縮機の出力が冷凍室の目標温度に対応した出力となるように圧縮機を制御し、冷凍室の扉の開閉後に、冷凍室の目標温度を下げてから、段階的に目標温度を上げていく。
【発明の効果】
【０００６】
本開示の一局面によれば、冷凍する生鮮食品の鮮度の劣化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の側面断面図である。
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の正面図である。
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の構成を示すブロック図である。
第１の実施の形態にかかる（Ａ）通常冷凍モードにおける冷凍室の温度（実線）と目標温度（点線）との推移と（Ｂ）低温冷凍モードにおける冷凍室の温度（実線）と目標温度（点線）との推移とを示すグラフである。
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の温度制御を示すフローチャートである。
第３の実施の形態にかかる冷蔵庫の温度制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照しつつ、本開示の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。
＜冷蔵庫の全体構成＞
【０００９】
先ず、図１および図２を参照しながら、冷凍装置の一例としての、冷凍室１１２を有する冷蔵庫１００の全体構成について説明する。
【００１０】
冷蔵庫１００は、主として断熱箱体１１０で構成されている。この断熱箱体１１０によって冷蔵庫１００の貯蔵空間が形成される。断熱箱体１１０によって形成される貯蔵空間は、例えば、水平方向に延びる断熱仕切りによって、上部に冷蔵室１１１が設けられ、下部に冷凍室１１２が設けられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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