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公開番号
2025099757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216666
出願日
2023-12-22
発明の名称
冷却庫
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F25D
17/08 20060101AFI20250626BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】ファンの回転数(消費電力量)を抑えながら、効率良く冷却室を冷却することのできる冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫は、筐体と、ダクトと、を備える。筐体は、冷却室を有する。ダクトは、筐体に取り付けられており、冷却室内において高さ方向に伸び、内部に冷気通路を有する。ダクトには、冷気通路と冷却室とを接続する複数の冷気吹出口が高さ方向において相互に異なる位置に設けられている。複数の冷気吹出口は、第1の冷気吹出口と、第1の冷気吹出口よりも上方に位置し、第1の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量よりも大風量の冷気が吹き出されるように構成された第2の冷気吹出口と、第2の冷気吹出口よりも上方に位置し、第2の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量よりも大風量の冷気が吹き出されるように構成された第3の冷気吹出口と、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却室を有する筐体と、
前記筐体に取り付けられており、前記冷却室内において高さ方向に伸び、内部に冷気通路を有するダクトと、
を備え、
前記ダクトには、前記冷気通路と前記冷却室とを接続する複数の冷気吹出口が高さ方向において相互に異なる位置に設けられており、
前記複数の冷気吹出口は、
第1の冷気吹出口と、
前記第1の冷気吹出口よりも上方に位置し、前記第1の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量よりも大風量の冷気が吹き出されるように構成された第2の冷気吹出口と、
前記第2の冷気吹出口よりも上方に位置し、前記第2の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量よりも大風量の冷気が吹き出されるように構成された第3の冷気吹出口と、
を含む、冷却庫。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ダクトは、前記ダクトの前記冷気通路側に位置し、前記第2の冷気吹出口の下端に隣接して設けられた凸部を有する、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記第2の冷気吹出口の前記冷却室側の開口の面積と、前記第3の冷気吹出口の前記冷却室側の開口の面積とが等しい、請求項2に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記ダクトは、前記ダクトの前記冷気通路側に位置し、前記第2の冷気吹出口の少なくとも一部を覆う天壁部を含むフードを有する、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項5】
前記フードは、前記天壁部の側方に位置する側壁部をさらに有し、
前記天壁部の最下端が、前記側壁部の最下端よりも下方に位置している、請求項4に記載の冷却庫。
【請求項6】
前記ダクトは、前記ダクトの前記冷気通路側において、前記第2の冷気吹出口の少なくとも一部を覆う天壁部を含むフードをさらに有し、
前記天壁部と前記凸部とが高さ方向において離間している、請求項2に記載の冷却庫。
【請求項7】
正面視において前記凸部が上方に向かって幅広となるように構成されている、請求項2に記載の冷却庫。
【請求項8】
前記ダクトは、前記ダクトの前記冷気通路側に位置し、前記第2の冷気吹出口の少なくとも一部を覆う天壁部を含むフードをさらに有し、
前記天壁部は、幅方向の一方側端部から他方側に向けて高さ方向に沿った寸法が漸増している漸増部を含み、
前記凸部は、幅方向の一方側端部から他方側に向けて高さ方向に沿った寸法が漸増している漸増部を含み、
前記凸部の前記漸増部が、前記天壁部の前記漸増部よりも幅方向における前記第2の冷気吹出口の中央側にまで至っている、請求項2に記載の冷却庫。
【請求項9】
冷却室を有する筐体と、
前記筐体に取り付けられており、前記冷却室内において高さ方向に伸び、内部に冷気通路を有するダクトと、
を備え、
前記ダクトには、前記冷気通路と前記冷却室とを接続する複数の冷気吹出口が高さ方向において相互に異なる位置に設けられており、
前記複数の冷気吹出口は、第1の冷気吹出口と、前記第1の冷気吹出口よりも上方に位置する第2の冷気吹出口と、を含み、
前記ダクトは、前記ダクトの前記冷気通路側に位置し、前記第1の冷気吹出口の下端に隣接して設けられた凸部、および、前記ダクトの前記冷気通路側に位置し、前記第1の冷気吹出口の少なくとも一部を覆う天壁部を含むフードの少なくともいずれかを有し、
前記第1の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量よりも前記第2の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量が大きい、冷却庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、貯蔵物を冷却保存する冷却室と、冷気を生成する冷却器と、冷却器で生成した冷気を冷却室に導く冷気通路と、冷気通路から冷却室に冷気を吐出する複数の吐出口とを備える冷蔵庫が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6502041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却室において上下に伸びる冷気通路(ダクト)に、高さ方向に沿って複数の冷気吹出口を設けることで、冷却室の各棚に置かれた食品等を冷却することができる。
通常、冷却室より下方の冷却室背面に送風ファンが設けられており、冷却室背面の冷却器で熱交換された冷気を冷却室に持ち上げている。このため、冷却室が例えば大型の場合などには、冷却室の上段へ行くほど風量が減少する。したがって、冷却室の上段において十分な風量を確保するためには、送風ファンの回転数を上げる必要があり、ファンの消費電力量や騒音が増加する可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、ファンの回転数(消費電力量)を抑えながら、効率良く冷却室を冷却することのできる冷却庫を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面にかかる冷却庫は、筐体と、ダクトと、を備える。
筐体は、冷却室を有する。
ダクトは、筐体に取り付けられており、冷却室内において高さ方向に伸び、内部に冷気通路を有する。
ダクトには、冷気通路と冷却室とを接続する複数の冷気吹出口が高さ方向において相互に異なる位置に設けられている。
複数の冷気吹出口は、
第1の冷気吹出口と、
第1の冷気吹出口よりも上方に位置し、第1の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量よりも大風量の冷気が吹き出されるように構成された第2の冷気吹出口と、
第2の冷気吹出口よりも上方に位置し、第2の冷気吹出口から吹き出される冷気の風量よりも大風量の冷気が吹き出されるように構成された第3の冷気吹出口と、
を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一局面によれば、ファンの回転数(消費電力量)を抑えながら、効率良く冷却室を冷却することのできる冷却庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の冷却庫の正面図である。
実施形態の冷却庫の斜視図である。
図1のIII-III面における冷却庫の断面図である。
実施形態の冷却庫のダクトの正面斜視図である。
実施形態の冷却庫の背面斜視図である。
実施形態の冷却庫のダクトの背面斜視図である。
図6の部分拡大図である。
実施形態の冷却庫のダクトの背面図および部分拡大図である。
実施形態の冷却庫のダクトの断面図および部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本開示の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。
【0010】
<冷却庫>
本開示において、「冷却庫」とは、外気温度よりも低い温度の内部空間(冷却室)を有し、収容物の温度を低下させることができるもの全般を意味する。冷却庫は、例えば、冷蔵庫であってもよいし、冷凍庫であってもよい。冷却庫は、ひとつの冷却室のみを有するものであってもよいし、複数の冷却室を有するものであってもよい。冷却庫が複数の冷却室を有する場合、複数の冷却室が、冷蔵室、冷凍室、野菜室、チルド室、パーシャル室等のうちの少なくとも2つを含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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