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公開番号2025073752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184801
出願日2023-10-27
発明の名称農作業習得支援システム、農作業習得支援方法及び農作業習得支援プログラム
出願人国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
代理人個人
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約【課題】農作業の技術を効果的に習得できるようにする。
【解決手段】農作業習得支援システムは、農作業の作業体系の入力を受け付けるとともに、動画又は評価シートの表示要求を受け付け、動画の表示要求を受け付けた場合に、作業体系それぞれに紐づけて動画ファイルを格納する第1格納部から、入力された作業体系に紐づく動画ファイルを取得するとともに、作業体系それぞれに紐づけて注釈情報を格納する第2格納部から、入力された作業体系に紐づく注釈情報を取得し、取得した動画ファイルを再生するとともに、取得した注釈情報を表示し、評価シートの表示要求を受け付けた場合に、第2格納部から、入力された作業体系に紐づく注釈情報を取得し、取得した注釈情報をチェック項目として含む評価シートを生成し、表示する。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
農作業の作業体系の入力を受け付けるとともに、入力された作業体系に関する動画又は評価シートの表示要求を受け付ける受付部と、
前記受付部が前記動画の表示要求を受け付けた場合に、作業体系それぞれに紐づけて動画ファイルを格納する第1格納部から、入力された前記作業体系に紐づく動画ファイルを取得するとともに、作業体系それぞれに紐づけて注釈情報を格納する第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得する第1取得部と、
前記第1取得部が取得した前記動画ファイルを再生するとともに、取得した前記注釈情報を表示する第1表示処理部と、
前記受付部が前記評価シートの表示要求を受け付けた場合に、前記第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得する第2取得部と、
前記第2取得部が取得した前記注釈情報をチェック項目として含む評価シートを生成し、表示する第2表示処理部と、
を備える農作業習得支援システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記受付部は、農作業の実施条件に関する情報を取得するとともに、複数の作業体系の中から1つの作業体系を選択させる画面を表示し、
前記画面には、前記複数の作業体系それぞれと対応付けて、前記複数の作業体系それぞれを前記農作業の実施条件に関する情報に基づいて評価した評価情報が表示される、
請求項1に記載の農作業習得支援システム。
【請求項3】
前記評価シートにおいて入力された前記注釈情報それぞれのチェック結果を格納する第3格納部を備え、
前記第2表示処理部は、前記評価シートにおいて、前記第3格納部から得られる前記注釈情報それぞれの過去のチェック結果の統計情報を表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の農作業習得支援システム。
【請求項4】
前記第2表示処理部は、前記評価シートにおいて、前記注釈情報それぞれの重要度の情報を表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の農作業習得支援システム。
【請求項5】
前記評価シートにおいて入力された前記注釈情報それぞれのチェック結果を格納する第3格納部を備え、
前記第1表示処理部は、前記第3格納部から得られる前記注釈情報それぞれの過去のチェック結果の統計情報に基づいて、前記注釈情報の表示態様を異ならせる、ことを特徴とする請求項1に記載の農作業習得支援システム。
【請求項6】
前記第1表示処理部は、前記動画ファイルの再生領域内に前記注釈情報を重ねて表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の農作業習得支援システム。
【請求項7】
農作業の作業体系の入力を受け付けるとともに、入力された作業体系に関する動画又は評価シートの表示要求を受け付け、
前記動画の表示要求を受け付けた場合に、作業体系それぞれに紐づけて動画ファイルを格納する第1格納部から、入力された前記作業体系に紐づく動画ファイルを取得するとともに、作業体系それぞれに紐づけて注釈情報を格納する第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、
取得した前記動画ファイルを再生するとともに、取得した前記注釈情報を表示し、
前記評価シートの表示要求を受け付けた場合に、前記第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、
取得した前記注釈情報をチェック項目として含む評価シートを生成し、表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする農作業習得支援方法。
【請求項8】
農作業の作業体系の入力を受け付けるとともに、入力された作業体系に関する動画又は評価シートの表示要求を受け付け、
前記動画の表示要求を受け付けた場合に、作業体系それぞれに紐づけて動画ファイルを格納する第1格納部から、入力された前記作業体系に紐づく動画ファイルを取得するとともに、作業体系それぞれに紐づけて注釈情報を格納する第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、
取得した前記動画ファイルを再生するとともに、取得した前記注釈情報を表示し、
前記評価シートの表示要求を受け付けた場合に、前記第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、
取得した前記注釈情報をチェック項目として含む評価シートを生成し、表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする農作業習得支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業習得支援システム、農作業習得支援方法及び農作業習得支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
東北地域において生産されるタマネギは、主産地の端境期出荷が可能であるため、青果物流通や業務加工用実需の観点から生産拡大への期待が大きくなっている。このため、近年においては、東北地域におけるタマネギ生産者の数が増加傾向にある。
【0003】
このように、所定地域において所定の農作物の生産者が増加しているときには、生産者間における生産性の格差が広がらないようにすることが好ましい。このためには、新規生産者は、農作業に必要な技術を適切な方法で習得する必要がある。これまでは、例えば非特許文献1,2のようなマニュアルを用いて技術を習得することが多かったが、最近では、例えば特許文献1~3のような技術も知られている。また、農業分野ではないが、特許文献4,5のような技術も知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(2020)「東北地域における春まきタマネギ栽培マニュアル」<URL:https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/Onion_Manual.pdf>
岩手県農業研究センター(2020)「春まきタマネギ栽培マニュアル」<URL:https://www.pref.iwate.jp/agri/_res/projects/project_agri/_page_/002/004/371/harutama_manual.pdf>
【特許文献】
【0005】
特開2015-49872号公報
特開2018-81256号公報
特開2017-107608号公報
特開2019-20811号公報
特開2019-79361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記非特許文献1,2のマニュアルや特許文献1~5の技術を用いても、農作業の技術を効果的に習得できない可能性がある。
【0007】
本発明は、農作業の技術を効果的に習得することが可能な農作業習得支援システム、農作業習得支援方法及び農作業習得支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の農作業習得支援システムは、農作業の作業体系の入力を受け付けるとともに、入力された作業体系に関する動画又は評価シートの表示要求を受け付ける受付部と、前記受付部が前記動画の表示要求を受け付けた場合に、作業体系それぞれに紐づけて動画ファイルを格納する第1格納部から、入力された前記作業体系に紐づく動画ファイルを取得するとともに、作業体系それぞれに紐づけて注釈情報を格納する第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得する第1取得部と、前記第1取得部が取得した前記動画ファイルを再生するとともに、取得した前記注釈情報を表示する第1表示処理部と、前記受付部が前記評価シートの表示要求を受け付けた場合に、前記第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得する第2取得部と、前記第2取得部が取得した前記注釈情報をチェック項目として含む評価シートを生成し、表示する第2表示処理部と、を備える。
【0009】
本発明の農作業習得支援方法は、農作業の作業体系の入力を受け付けるとともに、入力された作業体系に関する動画又は評価シートの表示要求を受け付け、前記動画の表示要求を受け付けた場合に、作業体系それぞれに紐づけて動画ファイルを格納する第1格納部から、入力された前記作業体系に紐づく動画ファイルを取得するとともに、作業体系それぞれに紐づけて注釈情報を格納する第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、取得した前記動画ファイルを再生するとともに、取得した前記注釈情報を表示し、前記評価シートの表示要求を受け付けた場合に、前記第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、取得した前記注釈情報をチェック項目として含む評価シートを生成し、表示する、処理をコンピュータが実行するものである。
【0010】
本発明の農作業習得支援プログラムは、農作業の作業体系の入力を受け付けるとともに、入力された作業体系に関する動画又は評価シートの表示要求を受け付け、前記動画の表示要求を受け付けた場合に、作業体系それぞれに紐づけて動画ファイルを格納する第1格納部から、入力された前記作業体系に紐づく動画ファイルを取得するとともに、作業体系それぞれに紐づけて注釈情報を格納する第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、取得した前記動画ファイルを再生するとともに、取得した前記注釈情報を表示し、前記評価シートの表示要求を受け付けた場合に、前記第2格納部から、入力された前記作業体系に紐づく注釈情報を取得し、取得した前記注釈情報をチェック項目として含む評価シートを生成し、表示する、処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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