TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025073897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023185050
出願日2023-10-27
発明の名称品質評価方法
出願人株式会社フジタ,学校法人ものつくり大学
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G01N 33/38 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約【課題】フレッシュコンクリートの品質評価を効率よく行うことができる品質評価方法を提供する。
【解決手段】 フレッシュコンクリートの品質評価方法は、シュートを流下するフレッシュコンクリートにプローブの先端を挿入し、プローブに生じるせん断抵抗をセンサで検出し、センサの検出値からフレッシュコンクリートのスランプ値を算出すること、を含む。プローブは複数配置し、それぞれに配置される複数のセンサでせん断抵抗を検出し、複数のセンサの検出値から前記フレッシュコンクリートのスランプ値を算出すること、を含んでもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シュートを流下するフレッシュコンクリートにプローブの先端を挿入し、
前記プローブに生じるせん断抵抗をセンサで検出し、
前記センサの検出値から前記フレッシュコンクリートのスランプ値を算出すること、
を含む品質評価方法。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記プローブは複数配置し、それぞれに配置される複数のセンサでせん断抵抗を検出し、
前記複数のセンサの検出値から前記フレッシュコンクリートのスランプ値を算出すること、
を含む、請求項1に記載の品質評価方法。
【請求項3】
前記複数のプローブはそれぞれ、棒状または板状の固定端を有する片持ち梁であり、前記シュートの傾斜に対して垂直に配置される、請求項2に記載の品質評価方法。
【請求項4】
前記複数のプローブは、前記フレッシュコンクリートが流下する方向に対して垂直に並べて配置される、請求項2に記載の品質評価方法。
【請求項5】
前記複数のセンサは、前記複数のプローブそれぞれのひずみを検出するひずみゲージである、請求項2に記載の品質評価方法。
【請求項6】
前記複数のプローブはそれぞれ、異なる剛性を有する、請求項2に記載の品質評価方法。
【請求項7】
前記複数のプローブはそれぞれ、前記フレッシュコンクリートが流下する方向に対して垂直に異なる幅を有する、請求項6に記載の品質評価方法。
【請求項8】
前記複数のプローブはそれぞれ、異なるヤング率を有する、請求項6に記載の品質評価方法。
【請求項9】
前記複数のプローブはそれぞれ、前記フレッシュコンクリートが流下する方向に対して平行に異なる厚さを有する、請求項6に記載の品質評価方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、品質評価方法に関する。特に、フレッシュコンクリートの品質評価方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
コンクリートは、建築土木工事には不可欠な構造材料である。コンクリートの材料は、結合剤(セメント)、骨材(砂利、砂、砕石、砕砂など)、水、混和材料であり、これらを施工前に目標とする強度や耐久性、施工性などに応じて配合する。材料を練り混ぜたフレッシュコンクリートはバッチャープラントで生産され、アジテータートラックによってフレッシュコンクリートが固まらないように混ぜながら現場に運ばれる。現場ではフレッシュコンクリートが固まるまでの形状を保つための型枠を組んでおき、フレッシュコンクリートを打込み後、硬化するまでの所定時間を型枠内で養生する。
【0003】
フレッシュコンクリートの流動性はスランプ試験で測定することができる。スランプが大きければフレッシュコンクリートの流動性が高いことを示す。フレッシュコンクリートのスランプ試験は抜き取り検査であることから、品質の悪いフレッシュコンクリートを見落とす恐れがある。しかしながら、スランプ試験は人力での作業となることから、全数検査は合理的ではない。
【0004】
例えば、特許文献1には、コンクリートの撮影画像に基づいてワーカビリティを予測するコンクリート管理システムが開示されている。特許文献2には、傾斜面に沿って流れる生コンクリートを撮影し、動画から流下する生コンクリートの表面を認識して、生コンクリートの表面形状の傾きを算出することで生コンクリートの品質を判定する品質評価方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-172011号公報
特開2020-142398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載された評価方法では、光の当たる程度によって適切な評価ができない場合がある。
【0007】
本発明の課題は、フレッシュコンクリートの品質評価を効率よく行うことができる品質評価方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態におけるフレッシュコンクリートの品質評価方法は、シュートを流下するフレッシュコンクリートにプローブの先端を挿入し、プローブに生じるせん断抵抗をセンサで検出し、センサの検出値からフレッシュコンクリートのスランプ値を算出すること、を含む。
【0009】
プローブは複数配置し、それぞれに配置される複数のセンサでせん断抵抗を検出し、複数のセンサの検出値からフレッシュコンクリートのスランプ値を算出すること、を含んでもよい。
【0010】
複数のプローブはそれぞれ、棒状または板状の固定端を有する片持ち梁であり、傾斜面の傾斜に対して垂直に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社フジタ
揚重装置
26日前
株式会社フジタ
品質評価方法
5日前
株式会社フジタ
自動搬送ロボット
2日前
株式会社フジタ
吸着材の製造方法
18日前
株式会社フジタ
吸着材の製造方法
18日前
株式会社フジタ
吸着材の製造方法
18日前
株式会社フジタ
肥料とその製造方法
18日前
株式会社フジタ
肥料とその製造方法
18日前
株式会社フジタ
吸着材とその製造方法、および吸着材を用いる水の浄化方法
18日前
株式会社フジタ
労働災害数値化評価装置、労働災害数値化評価方法、及び労働災害数値化評価プログラム
10日前
個人
粒子分析装置
24日前
株式会社イシダ
計量装置
18日前
日本精機株式会社
表示装置
4日前
個人
アクセサリー型テスター
25日前
株式会社エビス
水準器
3日前
日本精機株式会社
アセンブリ
10日前
個人
準結晶の解析方法
10日前
株式会社豊田自動織機
自動走行体
9日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
3日前
栄進化学株式会社
浸透探傷用濃縮液
1か月前
エイブリック株式会社
電流検出回路
1か月前
株式会社テイエルブイ
振動検出装置
24日前
株式会社ミツトヨ
画像測定機
26日前
株式会社チノー
放射光測温装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
試料セル
24日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
18日前
株式会社 キョーワ
食品搬送装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
10日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
1か月前
GEE株式会社
光学特性測定装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
25日前
大和製衡株式会社
計量装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
1か月前
株式会社不二越
X線測定装置
4日前
株式会社TISM
センサ部材
9日前
理研計器株式会社
ガス検出器
26日前
続きを見る