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公開番号2025074066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2024188571
出願日2024-10-25
発明の名称コンピュータ実装方法、コンピュータプログラム、コンピュータシステム(オントロジベースのワークフロー自動化および実行)
出願人インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション,INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION
代理人個人,個人,弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G06Q 10/109 20230101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約【課題】一実施形態は、スキルを含むワークフローの実行を記録し、この記録することは、ワークフローデータを生成する。
【解決手段】一実施形態は、ワークフローデータを用いて、ワークフローの類似性の閾値量よりも上を有するオントロジツリーを選択する。
一実施形態は、オントロジツリーおよびワークフローデータを用いて、ワークフローに対応する第1のスキルツリーを構築する。一実施形態は、第1のスキルツリーをアプリケーションの既存のスキルツリーへ統合し、この統合することは、アプリケーションの統合されたスキルツリーをもたらす。一実施形態は、新しいデータを用いたスキルの実行を要求する意図に応答して、統合されたスキルツリーおよび新しいデータを用いてスキルを実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
スキルを含むワークフローの実行を記録する段階、前記記録する段階は、ワークフローデータを生成する;
前記ワークフローデータを用いて、前記ワークフローとの類似性の閾値量よりも上を有するオントロジツリーを選択する段階;
前記オントロジツリーおよび前記ワークフローデータを用いて、前記ワークフローに対応する第1のスキルツリーを構築する段階;
前記第1のスキルツリーをアプリケーションの既存のスキルツリーへ統合する段階、前記統合する段階は、前記アプリケーションの統合されたスキルツリーをもたらす;および
新しいデータを用いた前記スキルの実行を要求する意図に応答して、前記統合されたスキルツリーおよび前記新しいデータを用いて前記スキルを実行する段階
を備えるコンピュータ実装方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ワークフローデータを検証する段階、前記検証する段階は、前記ワークフローに関連付けられた意図を確認する段階を有する
をさらに備える、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項3】
前記ワークフローデータを検証する段階、前記検証する段階は、前記ワークフローのユーザ特異性を確認する段階を有する
をさらに備える、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項4】
前記ワークフローデータを検証する段階、前記検証する段階は、前記ワークフロー内のステップを除去する段階を有する
をさらに備える、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項5】
前記第1のスキルツリーを構築する段階は、前記オントロジツリー内の第1のノードを前記第1のスキルツリーに追加する段階を有し、前記オントロジツリー内の前記第1のノードは、前記ワークフローデータ内で識別されたアクションに対応する、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項6】
前記第1のスキルツリーを検証する段階、前記検証する段階は、前記第1のスキルツリー内のステップを除去する段階を有する
をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項7】
プログラム命令を備え、前記プログラム命令は、
スキルを含むワークフローの実行を記録する手順、前記記録する手順は、ワークフローデータを生成する;
前記ワークフローデータを用いて、前記ワークフローとの類似性の閾値量よりも上を有するオントロジツリーを選択する手順;
前記オントロジツリーおよび前記ワークフローデータを用いて、前記ワークフローに対応する第1のスキルツリーを構築する手順;
前記第1のスキルツリーをアプリケーションの既存のスキルツリーへ統合する手順、前記統合する手順は、前記アプリケーションの統合されたスキルツリーをもたらす;および
新しいデータを用いた前記スキルの実行を要求する意図に応答して、前記統合されたスキルツリーおよび前記新しいデータを用いて前記スキルを実行する手順
を含む動作をプロセッサに実行させるために前記プロセッサにより実行可能である、
コンピュータプログラム。
【請求項8】
前記プログラム命令は、データ処理システム内のコンピュータ可読ストレージデバイスに記憶されており、前記プログラム命令は、ネットワークを介して遠隔データ処理システムから転送される、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記プログラム命令は、サーバデータ処理システム内のコンピュータ可読ストレージデバイスに記憶されており、前記プログラム命令は、要求に応答して、遠隔データ処理システムに関連付けられたコンピュータ可読ストレージデバイスにおける使用のために、ネットワークを介して前記遠隔データ処理システムへダウンロードされ、前記コンピュータプログラムは、
前記要求に関連付けられた前記プログラム命令の使用を計測するためのプログラム命令;および
計測された前記使用に基づいて請求書を生成するためのプログラム命令
をさらに備える、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記ワークフローデータを検証する手順、前記検証する手順は、前記ワークフローに関連付けられた意図を確認する手順を有する
をさらに備える、請求項7から9のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は概して、ワークフロー自動化に関する。より具体的には、本発明は、オントロジベースのワークフロー自動化および実行のための方法、システム、およびコンピュータプログラム製品に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【0002】
ワークフロー自動化は、コンピュータによる一連のタスク(すなわち、ワークフロー)の実行を自動化するプロセスを指す。例えば、ワークフローは、電子メールを構成することに伴う全てのタスク(例えば、電子メールアプリケーションを開くこと、「構成する」を選択すること、1つまたは複数のアドレスを選択すること、「件名」フィールドにテキストを入力すること、および電子メールの本体にテキストを入力すること)を含み得る。このワークフローを自動化することにより、1つのコマンドおよび任意選択的な引数(例えば、「Lauraに電子メールを送って、火曜日のミーティングについてリマインドする」)を用いたシーケンス全体の実行が可能になる。ワークフローの自動化は、様々な文脈において有用であるが、特に、口頭でのコマンドを用いてユーザと通信する自然言語ベースの仮想アシスタントと併せて用いられる場合に有用である。
【0003】
仮想アシスタントは、言葉によるものを含むコマンドまたは質問などのユーザ入力に基づいてユーザのために様々なタスクまたはサービスを実行できるソフトウェアエージェントである。スキルは、名前が付けられたワークフロー、すなわち、どのように実行するかをソフトウェアアプリケーションが知っている1つまたは複数のタスクである。いくつかのスキルは予めプログラムされているが、他のプログラムは、仮想アシスタントまたは自動化の実装が使用のために展開された後、仮想アシスタントまたは自動化の実装に追加され得る。
【0004】
意図は、例えば1つまたは複数のスキルを呼び出すことによりユーザの要求を満たすアクションを指す。意図は、任意選択的に、スロットと呼ばれるプレースホルダを有する引数であり得る。例えば、電子メールスキルを呼び出す意図は、「Lauraに電子メールを送って、火曜日のミーティングについてリマインドする」であり得る。「Laura」および「火曜日のミーティングについてリマインドする」は、電子メールスキルを呼び出す場合にスロットへ入れられる引数である。
【0005】
オントロジは、主題領域を実証する概念、データおよびエンティティの間のカテゴリ、特性および関係の表現、正式名称および定義である。オントロジは、主題領域を表す概念およびカテゴリのセットを定義することにより、主題領域の特性およびそれらの特性がどのように関連するかを編成する態様である。
【0006】
例示的な実施形態は、様々なソフトウェアツールを用いたワークフローの自動化に組織が投資しており、したがって、情報技術インフラストラクチャの複雑性が増していることを認識している。異なるアプリケーションは、異なるインタフェースおよび機能を有し、既存の自動化ツールは、ユーザビリティを制限する特殊スクリプト言語またはビジュアルシーケンシングインタフェースに依存していることが多い。したがって、スクリプト言語に依存しておらず、かつ、自動化ツールに新しいスキルを「教える」ことが非技術的ユーザにとって単純であるワークフロー自動化実装の必要性がある。
【0007】
1つの既存の自動化アプローチは、周辺機器(例えば、マウスまたはキーボード)の入力およびスクリーン上の視覚的変化についての情報をキャプチャしてユーザのスキル実行をキャプチャするデスクトップレコーダの使用を伴う。この記録ストリームは、別のユーザのデスクトップ上で再作成され得るスクリプトへ変換されてよく、したがって、自動化が実装される。しかしながら、現在利用可能なロボティックプロセス自動化(RPA)実装は、ユーザ間で変化し得る記録におけるステップを認識できない。既存のRPA実装では、非技術的ユーザにとっては難しい、特定の論理シーケンス内のインタラクションを明示的にコード化して効果的な一般化を可能にすることをユーザが要求される場合が多い。主題の専門家は、特定のワークフローを自動化することを要求される場合が多い。加えて、特定のアプリケーションのユーザインタフェースの場合、特定の入力シーケンス(例えば、マウスクリックまたはキーボード入力)のみに依存する記録ベースのツールは、脆弱であり、破損する。また、記録ベースのツールは、アプリケーション固有のものであり(例えば、新しいアプリケーションで既存のものが置き換えられる場合、再度教えられなければならい)、したがって、教えられたワークフローは、同じタイプのアプリケーションの間で容易に一般化可能ではない。例えば、各アプリケーションのユーザインタフェースがわずかに異なる場合でも、電子メールを構成する際のステップは、異なる電子メールアプリケーションの間で同様になる傾向がある。したがって、ワークフローを1回自動化し、最小限の追加のアプリケーション固有の手間を掛けて同様のアプリケーションにわたってワークフローを一般化することは有用であろう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、スクリプト言語に依存しておらず、自動化ツールに新しいスキルを「教える」ことが非技術的ユーザにとって単純であり、かつ、自動化されるワークフローの一例のシングルユーザデモンストレーションを一般化することにより実装され得るワークフロー自動化実装の必要性があることを、例示的な実施形態は認識している。
【課題を解決するための手段】
【0009】
例示的な実施形態は、オントロジベースのワークフロー自動化および実行を可能にする。一実施形態は、スキルを含むワークフローの実行を記録することを含み、この記録することは、ワークフローデータを生成する。一実施形態は、ワークフローデータを用いて、ワークフローとの類似性の閾値量よりも上を有するオントロジツリーを選択することを含む。一実施形態は、オントロジツリーおよびワークフローデータを用いて、ワークフローに対応する第1のスキルツリーを構築することを含む。一実施形態は、第1のスキルツリーをアプリケーションの既存のスキルツリーへ統合することを含み、この統合することは、アプリケーションの統合されたスキルツリーをもたらす。一実施形態は、新しいデータを用いたスキルの実行を要求する意図に応答して、統合されたスキルツリーおよび新しいデータを用いてスキルを実行することを含む。この態様の他の実施形態は、実施形態のアクションを実行するよう各々構成されている、対応するコンピュータシステム、装置、および、1つまたは複数のコンピュータストレージデバイスに記録されるコンピュータプログラムを含む。したがって、一実施形態は、オントロジベースのワークフロー自動化および実行を提供する。
【0010】
さらなる実施形態は、ワークフローデータを検証することを含み、この検証することは、ワークフローに関連付けられた意図を確認することを含む。したがって、一実施形態は、オントロジベースのワークフロー自動化および実行において用いられるワークフローデータを検証することを可能にする。
(【0011】以降は省略されています)

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