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公開番号
2025074123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2025028448,2024024464
出願日
2025-02-25,2020-05-27
発明の名称
眼科装置及び断層画像生成装置
出願人
株式会社ニコン
,
オプトス ピーエルシー
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20250502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】1つの装置で被検眼の後眼部と前眼部との断層画像を取得する。
【解決手段】眼科装置は、走査部材から被検眼への光の光路上に、走査部材側から順に配置された、第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、を備える対物レンズと、正のパワーを有するレンズまたは負のパワーを有するレンズであって、第2レンズ群と走査部材との間の光路上に挿脱可能な光学素子とを備える。光学素子が光路上から離脱された場合、第1レンズ群と第2レンズ群とは第1観察光学系を構成し、第1レンズ群または第2レンズ群の光路上の移動により光源から射出された光の光軸方向の集光位置を調整され、走査部材により走査される光を被検眼の第1領域に集光する。光学素子が光路上に挿入された場合、第1レンズ群と第2レンズ群と光学素子とは、第2観察光学系を構成し、走査部材により走査される光を被検眼の第1領域とは異なる第2領域に集光する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光源から射出された光を被検眼上で走査する走査部材と、
前記走査部材から前記被検眼への前記光の光路上に、前記走査部材側から順に配置された、第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、を備える対物レンズと、
正のパワーを有するレンズまたは負のパワーを有するレンズであって、前記第2レンズ群と前記走査部材との間の光路上に挿脱可能な光学素子と、
を備え、
前記光学素子が前記光路上から離脱された場合、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群とは、第1観察光学系を構成し、前記第1観察光学系は、前記第1レンズ群または前記第2レンズ群の前記光路上の移動により前記光源から射出された光の光軸方向の集光位置を調整され、前記走査部材により走査される光を前記被検眼の第1領域に集光し、
前記光学素子が前記光路上に挿入された場合、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群と前記光学素子とは、第2観察光学系を構成し、前記第2観察光学系は、前記走査部材により走査される光を前記被検眼の前記第1領域とは異なる第2領域に集光する、眼科装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科装置及び断層画像生成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
被検眼の眼底等の後眼部の断層画像を取得する光干渉断層撮影装置において、対物レンズと、被検眼との間にレンズアタッチメントを配置して、角膜等の前眼部の断層画像を取得することが知られている(特許文献1)。この光干渉断層撮影装置によれば、レンズアタッチメントを用いることで、1つの装置で被検眼の後眼部及び前眼部の各々の断層画像を取得することができる。
【0003】
上記従来の光干渉断層撮影装置では、レンズアタッチメントが被検眼と対物レンズとの間に配置されるため、後眼部観察から前眼部観察へ切替える場合、被検者と撮影装置とのアラインメントをその都度、再調整しなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2008/106696号公報
【発明の概要】
【0005】
本開示の技術の第1態様の眼科装置は、光源から射出された光を走査するための走査部材と、前記走査部材側から順に、第1レンズ群と、第2レンズ群とを備える対物レンズであって、前記第2レンズ群は正のパワーを有するレンズ群である対物レンズと、前記対物レンズの前記第2レンズ群と、前記走査部材との間の光路中に挿脱可能な光学素子と、を備え、前記光学素子が前記光路中に挿入されていない場合、前記対物レンズは第1観察光学系を構成し、前記走査部材により走査される光は被検眼の第1領域に集光され、前記光学素子が前記光路中に挿入された場合、前記対物レンズおよび前記光学素子は第2観察光学系を構成し、前記走査部材により走査される光は被検眼の前記第1領域とは異なる第2領域に集光される。
【0006】
本開示の技術の第2態様の光断層画像生成装置は、光干渉断層撮影(OCT:Optical Coherence Tomography)のための光を発生する光源と、前記光源からの光を測定光と参照光とに分割させる分割部と、前記測定光を走査するための走査部材と、前記走査部材側から順に、第1レンズ群と、第2レンズ群とを備える対物レンズであって、前記第2レンズ群は正のパワーを有するレンズ群である対物レンズと、前記対物レンズの前記第2レンズ群と、前記走査部材との間の光路中に挿脱可能な光学素子と、被検眼からの戻り光と、前記参照光との合成により得られる干渉光を検出する干渉光検出器と、前記干渉光検出器により検出された前記干渉光に基づいて、前記被検眼の断層画像を生成する画像生成部と、を備え、前記光学素子が前記光路中に挿入されていない場合、前記対物レンズは第1観察光学系を構成し、前記走査部材により走査される光は前記被検眼の第1領域に集光される、前記光学素子が前記光路中に挿入された場合、前記対物レンズおよび前記光学素子は第2観察光学系を構成し、前記走査部材により走査される光は前記被検眼の第2領域に集光される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の眼科装置の概略構成図である。
第1実施形態の撮影光学系の概略構成図である。
前眼部観察用の光学モジュールが正の第1レンズ群と正の第2レンズ群との間の光路中に挿入されていない場合の撮影光学系の走査部と被検眼との間の部分の概略構成図である。
前眼部観察用の光学モジュールが正の第1レンズ群と正の第2レンズ群との間の光路中に挿入されている場合の撮影光学系の走査部と被検眼との間の部分の概略構成図である。
第1実施形態の撮影光学系の基本構成を示す薄肉系の光学構成図であり、2つの正のパワーを有するレンズ群の間の光路中に負レンズが挿入されていない場合の構成図(上部)と、挿入されている場合の構成図(下部)である。
第1実施形態の変形例の撮影光学系の基本構成を示す薄肉系光学構成図である。
第2実施形態の撮影光学系の基本構成を示す薄肉系光学構成図である。
第2実施形態の撮影光学系において光を被検眼の前眼部において、より集光させた様子を示す薄肉系の光学構成図である。
第2実施形態の更なる変形例の撮影光学系の基本構成を示す薄肉系光学構成図である。
第3実施形態の撮影光学系の基本構成を示す薄肉系の光学構成図であり、負の第1レンズ群と正の第2レンズ群とにより前眼部観察が可能となる状態を示す薄肉系光学構成図(上図)と、負の第1レンズ群と正の第2レンズ群との間の光路中に、正のパワーを有するレンズの切換レンズが挿入されて後眼部撮影が可能となる状態を示す薄肉系光学構成図(下図)である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0009】
[第1実施形態]
【0010】
以下、本発明の第1実施形態に係る眼科装置110について図面を参照して説明する。図1には、眼科装置110の概略構成が示されている。
(【0011】以降は省略されています)
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