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公開番号
2025074265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2025033373,2021179299
出願日
2025-03-04,2021-11-02
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250502BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子金具の半挿入状態を良好に検知する。
【解決手段】コネクタ1は端子金具20と、ハウジング10と、リテーナ70とを備え、ハウジング10は大キャビティ11Cを有し、端子金具20は筒状の箱部21と、箱部21から突出するスタビライザ25とを有し、リテーナ70は箱部検知部72Dと、凸部検知部72Eと、箱部係止部72Fとを有し、大キャビティ11Cは箱部挿入部15と、この後方に位置するリテーナ挿入部18とを有し、ハウジング10は前後方向と交差する方向からリテーナ挿入部18に連通する退避部12Aを有し、端子金具20が正規挿入状態のとき、箱部21が箱部挿入部15に正規に配置され、箱部係止部72Fがリテーナ挿入部18に配置され、端子金具20が半挿入状態のとき、箱部検知部72Dが箱部接触状態と、凸部検知部72Eが凸部接触状態の、少なくとも一方の状態をとり、突出部72Cが退避部12Aに配置される。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
端子金具と、ハウジングと、リテーナと、を備え、
前記ハウジングは、前後方向に延びるキャビティを有し、
前記端子金具は、筒状の箱部と、前記箱部の周壁から突出する凸部と、を有し、
前記リテーナは、凸部検知部と、凸部係止部と、を有し、
前記キャビティは、箱部挿入部を有し、
前記端子金具が前記キャビティに正規に配置された正規挿入状態にあるときに、前記箱部が前記箱部挿入部に正規に配置され、且つ前記凸部係止部が前記凸部の後方に配置され、
前記端子金具が前記キャビティに正規に配置されない半挿入状態にあるときに、前記凸部検知部が前記凸部に当たる凸部接触状態をとり、
前記凸部係止部は、前記リテーナの前端に設けられ、
前記凸部検知部は、前記凸部係止部から後方に離れた位置形成されている、コネクタ。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記凸部検知部は、前記端子金具に対向する前記リテーナの一面から突出している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記リテーナは、箱部検知部を有し、
前記端子金具が前記半挿入状態にあるときに、前記箱部検知部が前記箱部に当たる箱部接触状態と、前記凸部接触状態の、少なくとも一方の状態をとり、
前記リテーナは、前記一面から突出する突出部を有し、
前記凸部検知部は、前記突出部と隣り合い、
前記突出部は、突出方向の先端面に前記箱部検知部が形成されている、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記キャビティは、前記箱部挿入部の後方に位置するリテーナ挿入部を有し、
前記リテーナが前記リテーナ挿入部に配置された状態で、前記突出部は、前記リテーナ挿入部の幅方向中央よりも一方側に偏って配置されている、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記凸部は、前記端子金具が前記ハウジングに対して誤挿入されることを抑制するスタビライザである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ハウジングのキャビティに端子金具を挿入して取り付ける構成が開示されている。特許文献1のものは、仮係止位置から本係止位置にリテーナを押し込む際に、リテーナの係止凸部に端子金具の本体部の下面が接触した場合、キャビティに対して端子金具が半挿入された半挿入状態であることを検知する。コネクタに関する技術は、特許文献2、3に開示されたものも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-243826号公報
特開平7-94230号公報
特開2005-5109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
端子金具が半挿入状態のまま製品として使用されることは避けなければならず、半挿入状態をより確実に検知する手法が望まれている。
【0005】
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の半挿入状態をより確実に検知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、
端子金具と、ハウジングと、リテーナと、を備え、
前記ハウジングは、前後方向に延びるキャビティを有し、
前記端子金具は、筒状の箱部と、前記箱部の周壁から突出する凸部と、を有し、
前記リテーナは、箱部検知部と、凸部検知部と、箱部係止部と、を有し、
前記キャビティは、箱部挿入部と、前記箱部挿入部の後方に位置するリテーナ挿入部と、を有し、
前記ハウジングは、前記前後方向と交差する方向から前記リテーナ挿入部に連通する退避部を有し、
前記端子金具が前記キャビティに正規に配置された正規挿入状態にあるときに、前記箱部が前記箱部挿入部に正規に配置され、且つ前記箱部係止部が前記リテーナ挿入部に配置され、
前記端子金具が前記キャビティに正規に配置されない半挿入状態にあるときに、前記箱部検知部が前記箱部に当たる箱部接触状態と、前記凸部検知部が前記凸部に当たる凸部接触状態の、少なくとも一方の状態をとり、前記箱部係止部が前記退避部に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、端子金具の半挿入状態をより確実に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタの分解斜視図である。
図2は、ハウジングの背面図である。
図3は、図2におけるA-A断面図である。
図4は、端子金具の斜視図である。
図5は、リテーナの斜視図、及び大キャビティ係合部の拡大斜視図である。
図6は、図5におけるB-B断面図である。
図7は、リテーナが仮係止位置に配置されたハウジングの背面図である。
図8は、大キャビティに端子金具が挿入され、スタビライザがリテーナに挿入されていない状態を示す側断面図である。
図9は、大キャビティに端子金具が挿入され、スタビライザがリテーナに挿入された状態を示す側断面図である。
図10は、大キャビティに端子金具が挿入され、スタビライザが凸部検知部の上方に配置された状態を示す側断面図である。
図11は、大キャビティに端子金具が挿入され、スタビライザが突出部及び凸部検知部を前向きに通過した状態を示す側断面図である。
図12は、大キャビティに挿入された端子金具が正規挿入状態に至った状態を示す側断面図である。
図13は、端子金具が正規挿入状態であり、リテーナが本係止位置に配置された状態を示す側断面図である。
図14は、端子金具が正規挿入状態であり、リテーナが本係止位置に配置された状態を示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)端子金具と、ハウジングと、リテーナと、を備え、ハウジングは、前後方向に延びるキャビティを有し、端子金具は、筒状の箱部と、箱部の周壁から突出する凸部と、を有し、リテーナは、箱部検知部と、凸部検知部と、箱部係止部と、を有し、キャビティは、箱部挿入部と、箱部挿入部の後方に位置するリテーナ挿入部と、を有し、ハウジングは、前後方向と交差する方向からリテーナ挿入部に連通する退避部を有し、端子金具がキャビティに正規に配置された正規挿入状態にあるときに、箱部が箱部挿入部に正規に配置され、且つ箱部係止部がリテーナ挿入部に配置され、端子金具がキャビティに正規に配置されない半挿入状態にあるときに、箱部検知部が箱部に当たる箱部接触状態と、凸部検知部が凸部に当たる凸部接触状態の、少なくとも一方の状態をとり、箱部係止部が退避部に配置される。
【0010】
この構成によれば、端子金具が半挿入状態にあるときに、箱部接触状態と凸部接触状態の少なくとも一方の状態をとるため、キャビティに対する端子金具の半挿入状態を検知する性能を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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