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公開番号
2025074516
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185363
出願日
2023-10-30
発明の名称
内燃機関
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
21/08 20060101AFI20250507BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】本発明の目的は、内燃機関の冷間始動時における排気エミッションを改善できる内燃機関を提供することである。
【解決手段】内燃機関は、燃焼室と、吸気経路と、排気経路と、排気再循環経路と、1以上の第1インジェクタと、第2インジェクタと、を備えている吸気経路および排気経路は、燃焼室に接続されている。排気再循環経路は、吸気経路と排気経路とに接続されている。1以上の第1インジェクタは、吸気経路に燃料を噴射する。第2インジェクタは、排気再循環経路に燃料を噴射する。排気再循環経路には、触媒が設けられていない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関は、燃焼室と、吸気経路と、排気経路と、排気再循環経路と、1以上の第1インジェクタと、第2インジェクタと、を備えており、
前記吸気経路および前記排気経路は、前記燃焼室に接続されており、
前記排気再循環経路は、前記吸気経路と前記排気経路とに接続されており、
前記1以上の第1インジェクタは、前記吸気経路に燃料を噴射し、
前記第2インジェクタは、前記排気再循環経路に燃料を噴射し、
前記排気再循環経路には、触媒が設けられていない、
内燃機関。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
内燃機関は、燃焼室と、吸気経路と、排気経路と、排気再循環経路と、排気クーラーと、バイパス経路と、1以上の第1インジェクタと、第2インジェクタと、を備えており、
前記吸気経路および前記排気経路は、前記燃焼室に接続されており、
前記排気再循環経路は、前記吸気経路と前記排気経路とに接続されており、
前記排気クーラーは、前記排気再循環経路に設けられ、前記排気再循環経路を流れる排気の温度を低下させ、
前記バイパス経路は、前記排気再循環経路の第1部分と前記排気再循環経路の第2部分とを接続しており、
前記第1部分は、前記排気再循環経路において前記排気クーラーより上流側に位置しており、
前記第2部分は、前記排気再循環経路において前記排気クーラーより下流側に位置しており、
前記1以上の第1インジェクタは、前記吸気経路に燃料を噴射し、
前記第2インジェクタは、前記排気再循環経路の第3部分に燃料を噴射し、
前記第3部分は、前記排気再循環経路において前記第2部分より下流側に位置している、
内燃機関。
【請求項3】
前記内燃機関は、切り替え弁と、制御装置と、をさらに備えており、
前記切り替え弁は、前記バイパス経路を流れる排気の流量を調整し、
前記制御装置は、前記第2インジェクタが燃料を噴射する期間には、前記切り替え弁を開放状態に制御する、
請求項2に記載の内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の内燃機関に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の内燃機関が知られている。特許文献1に記載の内燃機関は、噴霧粒径の大きい第1燃料噴射弁と噴霧粒径の小さい第2燃料噴射弁とを備えている。特許文献1に記載の内燃機関によれば、低温での内燃機関の始動時の排気エミッションの悪化が防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-262174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上のように、内燃機関の冷間始動時における排気エミッションを改善するための種々の内燃機関が提案されている。
【0005】
そこで、本発明の目的は、内燃機関の冷間始動時における排気エミッションを改善できる内燃機関を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1側面は、
内燃機関は、燃焼室と、吸気経路と、排気経路と、排気再循環経路と、1以上の第1インジェクタと、第2インジェクタと、を備えており、
前記吸気経路および前記排気経路は、前記燃焼室に接続されており、
前記排気再循環経路は、前記吸気経路と前記排気経路とに接続されており、
前記1以上の第1インジェクタは、前記吸気経路に燃料を噴射し、
前記第2インジェクタは、前記排気再循環経路に燃料を噴射し、
前記排気再循環経路には、触媒が設けられていない、
内燃機関である。
【0007】
本発明の第2側面は、
内燃機関は、燃焼室と、吸気経路と、排気経路と、排気再循環経路と、排気クーラーと、バイパス経路と、1以上の第1インジェクタと、第2インジェクタと、を備えており、
前記吸気経路および前記排気経路は、前記燃焼室に接続されており、
前記排気再循環経路は、前記吸気経路と前記排気経路とに接続されており、
前記排気クーラーは、前記排気再循環経路に設けられ、前記排気再循環経路を流れる排気の温度を低下させ、
前記バイパス経路は、前記排気再循環経路の第1部分と前記排気再循環経路の第2部分とを接続しており、
前記第1部分は、前記排気再循環経路において前記排気クーラーより上流側に位置しており、
前記第2部分は、前記排気再循環経路において前記排気クーラーより下流側に位置しており、
前記1以上の第1インジェクタは、前記吸気経路に燃料を噴射し、
前記第2インジェクタは、前記排気再循環経路の第3部分に燃料を噴射し、
前記第3部分は、前記排気再循環経路において前記第2部分より下流側に位置している、
内燃機関である。
【0008】
本発明の第3側面は、
前記内燃機関は、切り替え弁と、制御装置と、をさらに備えており、
前記切り替え弁は、前記バイパス経路を流れる排気の流量を調整し、
前記制御装置は、前記第2インジェクタが燃料を噴射する期間には、前記切り替え弁を開放状態に制御する、
第2側面に記載の内燃機関である。
【0009】
本発明の第4側面は、
前記内燃機関は、排気温度センサを、さらに備えており、
前記排気温度センサは、前記排気の温度を示す第1温度信号を生成し、
前記第1温度信号が示す温度が第1温度より低い場合、前記制御装置は、前記1以上の第1インジェクタに燃料を噴射させ、かつ、前記第2インジェクタに燃料を噴射させず、
前記第1温度信号が示す温度が前記第1温度より高い場合、前記制御装置は、前記第2インジェクタに燃料を噴射させる、
第3側面に記載の内燃機関である。
【0010】
本発明の第5側面は、
前記内燃機関は、水温センサまたは油温センサと、制御装置と、をさらに備えており、
前記水温センサは、前記内燃機関の冷却水の温度を示す第2温度信号を生成し、
前記油温センサは、前記内燃機関の潤滑油の温度を示す第3温度信号を生成し、
前記第2温度信号が示す温度が第2温度より低い場合または前記第3温度信号が示す温度が第3温度より低い場合、前記制御装置は、前記第2インジェクタに燃料を噴射させ、
前記第2温度信号が示す温度が前記第2温度より高い場合または前記第3温度信号が示す温度が前記第3温度より高い場合、前記制御装置は、前記第2インジェクタに燃料を噴射させない、
第3側面または第4側面に記載の内燃機関である。
(【0011】以降は省略されています)
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