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公開番号2025074551
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185424
出願日2023-10-30
発明の名称発光装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H10H 20/851 20250101AFI20250507BHJP()
要約【課題】蛍光体層の放熱を効率的に行うことが可能な発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置1は、所定の間隔で配置された複数の発光素子10と、蛍光体セラミックスからなる第1の蛍光体層20と、複数の発光素子10の側面を覆い、かつ、隣接する発光素子10の間に設けられた充填部材30,30Aと、を備える。第1の蛍光体層20は、複数の発光素子10の光出射面を覆う一枚の板状部材であり、第1の蛍光体層20は、複数の発光素子10及び充填部材30,30Aに当接するように配置されている。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
所定の間隔で配置された複数の発光素子と、
蛍光体セラミックスからなる第1の蛍光体層と、
前記複数の発光素子の側面を覆い、かつ、隣接する発光素子の間に設けられた充填部材と、
を備え、
前記第1の蛍光体層は、前記複数の発光素子の光出射面を覆う一枚の板状部材であり、
前記第1の蛍光体層は、前記複数の発光素子及び前記充填部材に当接するように配置されている、発光装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記複数の発光素子の光出射面側を平面視した場合、前記第1の蛍光体層の外形寸法は、前記複数の発光素子の外形寸法とほぼ同等である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第1の蛍光体層上に積層された第2の蛍光体層をさらに備える、請求項1又は2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第2の蛍光体層は蛍光体セラミックスからなる、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記複数の発光素子の光出射面側を平面視した場合、前記第2の蛍光体層の外形寸法は、前記第1の蛍光体層の外形寸法とほぼ同等である、請求項3に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第2の蛍光体層は、前記第1の蛍光体層に接着されている、請求項3に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第1の蛍光体層の側面及び前記第2の蛍光体層の側面が、前記充填部材で覆われている、請求項3に記載の発光装置。
【請求項8】
前記充填部材は、光を反射する反射性材料を含む、請求項1又は2に記載の発光装置。
【請求項9】
前記第2の蛍光体層上に積層された一層以上の蛍光体層をさらに備える、請求項3に記載の発光装置。
【請求項10】
前記第2の蛍光体層上に積層された第3の蛍光体層をさらに備え、
前記第3の蛍光体層は、蛍光体粒子と前記蛍光体粒子を分散させる樹脂とを含む、請求項3に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、発光ダイオード(LED)又はレーザーダイオード(LD)などの発光素子と、蛍光体とを組み合わせた発光装置が普及している。このような発光装置は、ディスプレイ及びプロジェクターなどの映像表示装置並びに照明装置などの光源として使用されている。
【0003】
特許文献1では、発光ダイオードと蛍光体を含む蛍光体層とを備える発光装置を開示している。具体的には、当該発光装置は、回路基板の上に電気的に接合された発光ダイオードと、発光ダイオードを囲むハウジングと、発光ダイオードを封止できる封止樹脂層と封止樹脂層の表面に形成された蛍光体層とを有する発光装置用部品と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-28666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、発光素子と蛍光体を組み合わせた発光装置では、蛍光体から発せられた熱により蛍光体層の温度が上昇し、その結果、発光強度が経時的に低下する現象(温度消光)が生じる可能性がある。したがって、温度消光を抑制するために、蛍光体層の放熱を行う必要がある。しかしながら、特許文献1では、蛍光体層と発光ダイオードとの間に、熱伝導性が低い封止樹脂層が存在しているため、蛍光体層の放熱が不十分であり、蛍光体の温度消光が抑制し難いという問題があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、蛍光体層の放熱を効率的に行うことが可能な発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の態様に係る発光装置は、所定の間隔で配置された複数の発光素子と、蛍光体セラミックスからなる第1の蛍光体層と、複数の発光素子の側面を覆い、かつ、隣接する発光素子の間に設けられた充填部材と、を備える。第1の蛍光体層は、複数の発光素子の光出射面を覆う一枚の板状部材であり、第1の蛍光体層は、複数の発光素子及び充填部材に当接するように配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、蛍光体層の放熱を効率的に行うことが可能な発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係る発光装置の一例を示す断面図である。
図1Aに係る発光装置を平面視した状態を示す平面図である。
図1Bの発光装置において、第1の蛍光体層を除いた状態を示す平面図である。
第一実施形態に係る発光装置において、放熱経路を説明するための断面図である。
第一実施形態に係る発光装置において、放熱経路を説明するための平面図である。
第二実施形態に係る発光装置の一例を示す断面図である。
図3Bに係る発光装置を平面視した状態を示す平面図である。
第二実施形態に係る発光装置の他の例を示す断面図である。
第三実施形態に係る発光装置の一例を示す断面図である。
実施例1-1の発光装置におけるビームプロファイルの結果を示す図である。
実施例1-2の発光装置におけるビームプロファイルの結果を示す図である。
実施例2におけるCAE解析で用いた解析モデルの全体形状を示す正面図である。
CAE解析で用いた解析モデルにおける発光モジュールを示す斜視図である。
CAE解析で用いた解析モデルにおける発光モジュールを示す平面図である。
CAE解析で用いた解析モデルにおける発光モジュールを示す正面図である。
CAE解析で用いた解析モデルにおける発光装置を示す概略図である。
CAE解析で用いた解析モデルにおける発光装置に関し、発光素子及びダム材の配置を説明するための平面図である。
CAE解析で用いた解析モデルにおける発光装置に関し、蛍光体層、充填部材及びダム材の配置を説明するための平面図である。
実施例2-1~2-3及び比較例2-1~2-3の発光装置の構造及びCAE解析の結果を示す表である。
実施例2-1、比較例2-1及び比較例2-3の発光装置に対するCAE解析において、第1の蛍光体層の光出射面側の表面の温度分布を示すコンター図である。
図15中の点線に沿って、第1の蛍光体層の対角距離と第1の蛍光体層の表面温度との関係を示すグラフである。
実施例2-2、実施例2-3及び比較例2-2の発光装置に対するCAE解析において、第1の蛍光体層の光出射面側の表面の温度分布及び第2の蛍光体層の光出射面側の表面の温度分布を示すコンター図である。
図17中の点線に沿って、第1の蛍光体層の対角距離と第1の蛍光体層の表面温度との関係を示すグラフである。
図17中の点線に沿って、第2の蛍光体層の対角距離と第2の蛍光体層の表面温度との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る発光装置について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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