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公開番号2025074879
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185970
出願日2023-10-30
発明の名称通信装置、制御方法、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 52/02 20090101AFI20250507BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 異なるネットワークにおけるTWTに関する情報を共有する具体的な仕組みを提供することを目的の1つとする。
【解決手段】 通信装置は、通信装置とは異なる第1の通信装置が構築する第1のネットワークのTarget Wake Time(TWT)に関する情報を含む無線フレームを受信する受信する。当該通信装置は、前記第1の通信装置を識別する情報と前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報とを含む所定のエレメントを含む所定のフレームを送信する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
前記通信装置とは異なる第1の通信装置が構築する第1のネットワークのTarget Wake Time(TWT)に関する情報を含む無線フレームを受信する受信手段と、
前記第1の通信装置を識別する情報と前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報とを含む所定のエレメントを含む所定のフレームを送信する送信手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記受信手段が受信した前記無線フレームに基づいて前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報に少なくとも基づいて、前記送信手段が送信する前記所定のフレームを生成する生成手段と、を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記通信装置が前記第1のネットワークに参加していない状態で、前記送信手段は前記第1の通信装置を識別する情報と前記TWTに関する情報とを含む前記所定のエレメントを含む前記所定のフレームを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
第2のネットワークを構築する構築手段を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記通信装置とは異なる第2の通信装置との間にリンクを確立する確立手段を更に備え、
前記確立手段は前記第2の通信装置との間にそれぞれ異なる周波数チャネルを介した複数のリンクを確立可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記所定のフレームはマネジメントフレームである
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記通信装置は、IEEE802.11シリーズ規格に準拠したAccess Point Multi-Link Deviceである
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項8】
前記所定のエレメントはReduced Neighbor Report Elementであって
前記第1の通信装置を識別する情報と前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報とは、Reduced Neighbor Report Elementに含まれる
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項9】
前記所定のエレメントはNeighbor Report Elementであって、
前記第1の通信装置を識別する情報と前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報とは、Neighbor Report Elementに含まれる
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項10】
前記所定のエレメントはTWT Elementであって、
前記第1の通信装置を識別する情報と前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報とは、TWT Elementに含まれる
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信を行う通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
WLAN(Wireless Local Area Network)の主要な通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格シリーズが知られている。IEEE802.11規格シリーズには、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax等の規格が含まれる。
【0003】
特許文献1に記載のIEEE802.11ax規格では、OFDMA(Orthogonal frequency-division multiple access)による無線通信を実行することが開示されている。IEEE802.11ax規格では、OFDMAによる無線通信を実行することで、高いピークスループットを実現している。また、IEEE802.11ax規格では、TWT(Target Wake Time)という省電力技術が導入されている。IEEE802.11ax規格ではこのTWTにより、AP(Access Point)とSTA(Station)とがフレームの送受信を行わないDoze状態とフレームの送受信を行うAwake状態との間隔をネゴシエーションすることでAPは各STAの通信を行うタイミングを制御することができる。これにより、STAは通信を行わない時間におけるAwake状態の時間が削減されることにより消費電力の削減をすることができる。
【0004】
またIEEE802.11axの後継規格であるIEEE802.11be規格の規格策定が進んでいる。IEEE802.11be規格における新機能として、APとSTAとがそれぞれ異なる複数の周波数チャネルを介して並列の複数のリンクを確立して通信を行うマルチリンク通信といった機能が検討されている。例えば、特許文献2には、マルチリンク通信のために、複数のリンクを確立するための仕組みが記載されている。また当該IEEE802.11be規格においては上述したTWTを利用した低遅延通信についての検討が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-50133号公報
特開2021-103805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
IEEE802.11be規格ではR-TWT(Restricted TWT)について検討が行われている。
【0007】
R-TWTとは、SP(Service Period)というネットワーク(BSS)内における所定の端末のみが通信を行うことが可能な期間をネットワーク内で設定することにより、当該期間において、指定された所定の端末のみがAwake状態(通信可能な状態)になり通信を行うことができる仕組みである。このようにSPを設けることで当該SPにおいて通信を許可される端末は、通信チャネルへの排他的なアクセス権を有することができる。対して、当該SPにおいて通信を許可されていない端末は当該期間において、例えばDoze状態(通信不可能な状態)になることで省電力を図ることができる。
【0008】
しかし、SPのスケジュールはネットワークごとにそれぞれ設定され、異なるネットワーク(OBSS)と当該SPのスケジュールが共有されることはない。そのため、異なるネットワークのSPのスケジュールを把握していない端末は異なるネットワークでのSP中に通信を実行してしまうことが考えられる。これにより、SP中において通信を許可されている端末の通信が当該SPを把握していない端末の通信により妨げられてしまう恐れがある。これによりSPを用いた低遅延通信の実現が妨げられる恐れがある。
【0009】
そこで本発明では、異なるネットワークにおけるTWTに関する情報を共有する具体的な仕組みを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る通信装置は、通信装置であって、前記通信装置とは異なる第1の通信装置が構築する第1のネットワークのTarget Wake Time(TWT)に関する情報を含む無線フレームを受信する受信手段と、前記第1の通信装置を識別する情報と前記第1のネットワークの前記TWTに関する情報とを含む所定のエレメントを含む所定のフレームを送信する送信手段と、を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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