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公開番号2025075430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186591
出願日2023-10-31
発明の名称車両用表示装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G02B 27/01 20060101AFI20250508BHJP(光学)
要約【課題】小型化及び軽量化を図れる車両用表示装置を提供すること。
【解決手段】車両用表示装置1は、車両100の被投影部材に投影され、車室内のドライバDに虚像として視認させる表示情報を表示光Lとして出射する表示器5と、回動可能に支持されて、表示器5から入射した表示光Lを被投影部材に向けて反射する反射ミラー3(凹面ミラー9)と、を備える。反射ミラー3(凹面ミラー9)は、凹状の非球面ミラーであって、略楕円形状に形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の被投影部材に投影され、車室内のドライバに虚像として視認させる表示情報を表示光として出射する表示器と、
回動可能に支持されて、前記表示器から入射した前記表示光を前記被投影部材に向けて反射する反射ミラーと、
を備えた車両用表示装置であって、
前記反射ミラーは、
凹状の非球面ミラーであって、略楕円形状に形成される、
車両用表示装置。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用表示装置であって、
前記反射ミラーを回動させて、当該反射ミラーから前記被投影部材に向かう前記表示光の向きを変更する駆動部を更に備える、
車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、自動車等の車両には、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)等の車両用表示装置を搭載するものがある。従来の車両用表示装置は、例えば、表示器(バックライトユニット)に表示される表示画像を、反射ミラー等の光学系を介してウインドシールドやコンバイナ等に投影することで、ドライバに虚像として視認させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-187073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のHUDの一つとして、ドライバが視認している外界に表示を重ねるAR(Augmented Reality)-HUDがある。このAR-HUDにおいては、より広範囲に表示を行いたいため、表示サイズが大きくなる傾向にある。この結果、HUDに搭載している拡大ミラーが大型化し、拡大ミラーの回転時に回転軌跡が大きくなったり、拡大ミラーの重量が上がったりするため、車載への搭載性が悪くなるおそれがある。また、拡大ミラーの重量が上がることで、拡大ミラーを回転させる駆動構造にはより大きなトルクが求められ、駆動構造が煩雑化したり高コスト化したりするおそれもある。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化及び軽量化を図れる車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、下記を特徴としている。
車両の被投影部材に投影され、車室内のドライバに虚像として視認させる表示情報を表示光として出射する表示器と、
回動可能に支持されて、前記表示器から入射した前記表示光を前記被投影部材に向けて反射する反射ミラーと、
を備えた車両用表示装置であって、
前記反射ミラーは、
凹状の非球面ミラーであって、略楕円形状に形成される、
車両用表示装置であること。
【発明の効果】
【0007】
一般に、HUD(特にAR-HUD)において、表示情報は、広範囲に表示されるものの、表示エリアの中央部分に集まる傾向にある。即ち、本発明によれば、反射ミラーにおける回動軌跡の径方向外側及び径方向内側の両角部が切り欠かれた形状、即ち略楕円形状に形成されることで、従来に比べ、反射ミラー、ひいては車両用表示装置の小型化及び軽量化を図れる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用表示装置を搭載した車両の概略構成を示す模式図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る車両用表示装置の概略構成を示す模式図である。
図3は、図2に示す凹面ミラーの正面図である。
図4は、図2に示す車両用表示装置による表示エリアの一例を示す模式図である。
図5は、径方向外側及び径方向内側の両角部がそれぞれ直線的に切り欠かれた凹面ミラーの正面図である。
図6は、径方向外側の両角部のみが湾曲状に切り欠かれた凹面ミラーの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両用表示装置1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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