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公開番号2025075431
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186597
出願日2023-10-31
発明の名称電力管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H02J 13/00 20060101AFI20250508BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】異なる通信経路で取得した情報を適切に取り扱う。
【解決手段】管理サーバは、EVSEから第2データを取得するか否かを判定するステップ(S300)と、EVSEから第2データを取得すると判定される場合に(S300にてYES)、DCMから第1データを取得するか否かを判定するステップ(S302)と、DCMから第1データを取得すると判定される場合に(S302にてYES)、オフセット量を算出するステップ(S304)と、同期処理を実行するステップ(S306)と、電力制御を実行するステップ(S308)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置を搭載する車両と、
電力網と前記蓄電装置との間で電力伝送を行なう伝送設備と、
前記車両と通信を行なうサーバとを備え、
前記サーバは、
前記車両と前記サーバとの間で通信を行なう第1通信経路と、前記伝送設備と前記サーバとの間で通信を行なう第2通信経路とで通信を行なう通信装置と、
前記通信装置を用いて受信したデータを処理する制御装置とを含み、
前記制御装置は、
前記伝送設備と前記車両とが接続されたときに前記第1通信経路で前記蓄電装置についての情報を含む第1データを受信する第1時刻と、前記伝送設備と前記車両とが接続されたときに前記第2通信経路で当該情報を含む第2データを受信する第2時刻との差分を用いて前記第1データと前記第2データとを同期する同期処理を実行する、電力管理システム。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記差分を用いて前記第1データにおける時刻情報を前記第2データにおける時刻情報に同期させる、請求項1に記載の電力管理システム。
【請求項3】
前記制御装置は、同期した前記第1データと前記第2データとを用いて前記車両と前記電力網との間での電力制御を実行する、請求項1または2に記載の電力管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力管理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電力網内のエネルギー管理を行なう電力管理システムが公知である。この電力網には、たとえば、建物を介在して蓄電装置を搭載する車両が接続される場合がある。車両に搭載される蓄電装置の電力を制御するために、サーバと車両との間において各種通信規格に従って通信が行なわれる場合がある。
【0003】
特開2022-184741号公報(特許文献1)には、たとえば、複数の通信規格に従った形式の通信を行なう機器を制御する場合に、通信形式を変換するなどして対応する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-184741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のようなサーバと車両との間においては、たとえば、無線通信で通信が行なわれる場合がある他に、電力網と車両とがケーブル等で接続されている場合には有線通信で通信が行なわれる場合がある。このように複数の通信経路で通信が行なわれる場合に受信した情報を適切に取り扱うことが求められる。
【0006】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、異なる通信経路で取得した情報を適切に取り扱う電力管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に係る電力管理システムは、蓄電装置を搭載する車両と、電力網と蓄電装置との間で電力伝送を行なう伝送設備と、車両と通信を行なうサーバとを備える。サーバは、車両とサーバとの間で通信を行なう第1通信経路と、伝送設備とサーバとの間で通信を行なう第2通信経路とで通信を行なう通信装置と、通信装置を用いて受信したデータを処理する制御装置とを含む。制御装置は、伝送設備と車両とが接続されたときに第1通信経路で蓄電装置についての情報を含む第1データを受信する第1時刻と、伝送設備と車両とが接続されたときに第2通信経路で当該情報を含む第2データを受信する第2時刻との差分を用いて第1データと第2データとを同期する同期処理を実行する。
【0008】
このようにすると、第1時刻と第2時刻との差分が通信遅れの差分に相当するため、差分を用いることにより第1データと第2データとを同期することができる。その結果、第1データと第2データとを用いた制御を精度高く実施することができる。そのため、異なる通信経路で取得した情報を適切に取り扱うことができる。
【0009】
ある実施の形態においては、制御装置は、差分を用いて第1データにおける時刻情報を第2データにおける時刻情報に同期させる。
【0010】
このようにすると、第1データよりも通信遅れが小さい第2データにおける時刻情報に同期させることにより、第1データと第2データとを用いた制御をより精度高く実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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