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公開番号2025076690
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188453
出願日2023-11-02
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/262 20210101AFI20250509BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ケースからの蓄電スタックの上方への離脱を規制することが可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1は、複数の蓄電セルを含む蓄電スタック10と、上方に開口しており、前記蓄電スタックを収容するケース20と、前記ケースからの前記蓄電スタックの上方への離脱を規制する規制部材30と、を備える。前記ケース20は、一方向における前記蓄電スタックの側方に設けられた側壁22を含む。前記規制部材30は、前記側壁に固定された固定規制部31と、前記固定規制部と前記蓄電スタックとの間に介在する介在規制部32と、を有する。前記固定規制部31は、上方に向かうにしたがって次第に前記一方向における厚みが増大する形状を有する。前記介在規制部32は、下方に向かうにしたがって次第に前記一方向における厚みが増大する形状を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
一方向に並ぶように配置された複数の蓄電セルを含む蓄電スタックと、
上方に開口しており、前記蓄電スタックを収容するケースと、
前記ケースからの前記蓄電スタックの上方への離脱を規制する規制部材と、を備え、
前記ケースは、前記一方向における前記蓄電スタックの側方に設けられた側壁を含み、
前記規制部材は、
前記側壁に固定された固定規制部と、
前記固定規制部と前記蓄電スタックとの間に介在する介在規制部と、を有し、
前記固定規制部は、上方に向かうにしたがって次第に前記一方向における厚みが増大する形状を有し、
前記介在規制部は、下方に向かうにしたがって次第に前記一方向における厚みが増大する形状を有する、蓄電装置。
続きを表示（約 55 文字）【請求項２】
前記介在規制部は、前記蓄電スタックに固定されている、請求項１に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特開２０２０－８７７０４号公報には、複数の電池セルを含む電池スタックと、電池ケースと、シムと、を備える電池パックが開示されている。シムは、電池スタックと電池ケースの側壁との間に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－８７７０４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特開２０２０－８７７０４号公報に記載されるような電池パックでは、電池ケースから上方へ電池スタックが離脱するのを抑制する点について改善の余地がある。
【０００５】
本開示の目的は、ケースからの蓄電スタックの上方への離脱を規制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、一方向に並ぶように配置された複数の蓄電セルを含む蓄電スタックと、上方に開口しており、前記蓄電スタックを収容するケースと、前記ケースからの前記蓄電スタックの上方への離脱を規制する規制部材と、を備え、前記ケースは、前記一方向における前記蓄電スタックの側方に設けられた側壁を含み、前記規制部材は、前記側壁に固定された固定規制部と、前記固定規制部と前記蓄電スタックとの間に介在する介在規制部と、を有し、前記固定規制部は、上方に向かうにしたがって次第に前記一方向における厚みが増大する形状を有し、前記介在規制部は、下方に向かうにしたがって次第に前記一方向における厚みが増大する形状を有する、蓄電装置。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、ケースからの蓄電スタックの上方への離脱を規制することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す断面図である。
蓄電スタック及び介在規制部がケースに対して上方に移動した状態を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【００１０】
図１は、本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す断面図である。この蓄電装置１は、例えば、車両の底部（図示略）に搭載される。
（【００１１】以降は省略されています）

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