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公開番号2025075913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187419
出願日2023-11-01
発明の名称航空機管理システム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20250508BHJP(計算;計数)
要約【課題】オンデマンドによるフライトの手配を、使用される航空機の運航効率を向上させて行うことができる航空機管理システムを提供する。
【解決手段】航空機管理システム1は、第1利用者U1による予約フライトに対応可能な複数の候補航空機を抽出する候補航空機抽出部12と、複数の候補航空機の回送フライトがディスカウント料金により利用可能であることを案内する第1フライトディスカウント情報を、第2利用者端末52に送信するフライトディスカウント情報提供部13と、回送フライトの利用申請情報を受信して選択航空機による回送フライトの利用を受け付けたときに、選択航空機による回送対応フライト及び予約フライトの実施を手配すると共に、選択航空機以外の候補航空機についてのディスカウント料金による回送フライトの利用申請の受付けを終了する使用航空機手配部14と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1利用者により使用される第1利用者端末から送信されるオンデマンドでのフライトの予約申請情報を受信することにより、オンデマンドでのフライトの予約を受け付けるフライト予約受付部と、
第1出発地点を第1出発日時に出発して第1到着地点に第1到着日時に到着する予約フライトが、前記フライト予約受付部により受け付けられたときに、複数の航空機の運航予定が登録された航空機運行データベースを参照して、前記予約フライトに対応可能な複数の候補航空機を抽出する候補航空機抽出部と、
複数の前記候補航空機のそれぞれについて、前記第1出発日時までに前記第1出発地点に到着するように、前記候補航空機の駐機地点から前記第1出発地点までを飛行する回送フライトが、ディスカウント料金により利用可能であることを案内する第1フライトディスカウント情報を、前記第1利用者以外の第2利用者により使用される第2利用者端末に送信するフライトディスカウント情報提供部と、
前記第2利用者端末から送信される、複数の前記候補航空機の中から選択された選択航空機による前記回送フライトの利用申請情報を受信して、前記選択航空機による前記回送フライトの利用を受け付けたときに、前記選択航空機による前記回送フライトと前記予約フライトの実施を手配すると共に、前記選択航空機以外の前記候補航空機についてのディスカウント料金による前記回送フライトの利用申請の受付けを終了する使用航空機手配部と、
を備える航空機管理システム。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記使用航空機手配部は、前記選択航空機による前記回送フライトについて、前記選択航空機が満席になるまで、ディスカウント料金による利用申請を受け付ける
請求項1に記載の航空機管理システム。
【請求項3】
前記予約申請情報には、前記第1利用者により指定された他の利用者との相乗りによるフライトの利用の可否の情報が含まれ、
前記フライトディスカウント情報提供部は、前記フライト予約受付部により、相乗りによるフライトの利用が可である前記予約フライトが受け付けられたときに、前記予約フライトのディスカウント料金による利用を案内する第2フライトディスカウント情報を、前記第1利用者以外の第3利用者により使用される第3利用者端末に送信する
請求項1又は請求項2に記載の航空機管理システム。
【請求項4】
前記候補航空機抽出部は、駐機地点から前記第1出発地点までの移動と、前記第1出発地点から前記第1到着地点までの移動とを、動力源のエネルギーの補給無しで行うことができる航空機を優先して、前記候補航空機を抽出する
請求項1又は請求項2に記載の航空機管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機管理システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、オンデマンドによるeVTOL(Electronic Vertical Take-Off and Landing aircraft)のフライトの予約を受け付けるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。上記システムでは、予約を受け付けた第1フライトの出発日時までに予備eVTOLを第1フライトの出発地点まで回送する回送フライトを仮設定すると共に、第1フライトの出発日時までに出発地点に到着する第2フライトをディスカウント料金で提供する。そして、第2フライトの予約が確定した場合には、仮設定した回送フライトをキャンセルして、第2フライトで使用されるeVTOLを第1フライトで使用するようにフライトのスケジュールを更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-034900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のシステムでは、ディスカウント料金を設定した第2フライトの予約が確立した場合は、第2フライトに使用されるeVTOLを第1フライトに使用することで、利用者が搭乗していない状態でeVTOLを回送することを回避して、eVTOLの運航効率を向上させることができる。しかしながら、第2フライトの予約が確立しなかった場合には、第1フライトに対応するために、利用者が搭乗していない状態で予備eVTOLを回送することになって、eVTOLの運航効率を向上させることができない、という不都合がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、オンデマンドによるフライトの手配を、使用される航空機の運航効率を向上させて行うことができる航空機管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため態様として、第1利用者により使用される第1利用者端末から送信されるオンデマンドでのフライトの予約申請情報を受信することにより、オンデマンドでのフライトの予約を受け付けるフライト予約受付部と、第1出発地点を第1出発日時に出発して第1到着地点に第1到着日時に到着する予約フライトが、前記フライト予約受付部により受け付けられたときに、複数の航空機の運航予定が登録された航空機運行データベースを参照して、前記予約フライトに対応可能な複数の候補航空機を抽出する候補航空機抽出部と、複数の前記候補航空機のそれぞれについて、前記第1出発日時までに前記第1出発地点に到着するように、前記候補航空機の駐機地点から前記第1出発地点までを飛行する回送フライトが、ディスカウント料金により利用可能であることを案内する第1フライトディスカウント情報を、前記第1利用者以外の第2利用者により使用される第2利用者端末に送信するフライトディスカウント情報提供部と、前記第2利用者端末から送信される、複数の前記候補航空機の中から選択された選択航空機による前記回送フライトの利用申請情報を受信して、前記選択航空機による前記回送フライトの利用を受け付けたときに、前記選択航空機による前記回送フライトと前記予約フライトの実施を手配すると共に、前記選択航空機以外の前記候補航空機についてのディスカウント料金による前記回送フライトの利用申請の受付けを終了する使用航空機手配部と、を備える航空機管理システムが挙げられる。
【0006】
上記航空機管理システムにおいて、前記使用航空機手配部は、前記選択航空機による前記回送フライトについて、前記選択航空機が満席になるまで、前記ディスカウント料金による利用の申請を受け付ける構成としてもよい。
【0007】
上記航空機管理システムにおいて、前記予約申請情報には、前記第1利用者により指定された他の利用者との相乗りによるフライトの利用の可否の情報が含まれ、前記フライトディスカウント情報提供部は、前記フライト予約受付部により、相乗りによるフライトの利用が可である前記予約フライトが受け付けられたときに、前記予約フライトのディスカウント料金による利用を案内する第2フライトディスカウント情報を、前記第1利用者以外の第3利用者により使用される第3利用者端末に送信する構成としてもよい。
【0008】
上記航空機管理システムにおいて、前記候補航空機抽出部は、駐機地点から前記第1出発地点までの移動と、前記第1出発地点から前記第1到着地点までの移動とを、動力源のエネルギーの補給無しで行うことができる航空機を優先して、前記候補航空機を抽出する構成としてもよい。
【発明の効果】
【0009】
上記航空機予約システムによれば、オンデマンドによるフライトの手配を、航空機の運航効率を向上させて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、航空機管理システムによる航空機の管理態様の説明図である。
図2は、航空機管理システムの構成図である。
図3は、予約フライトに対応した航空機の手配処理の第1のフローチャートである。
図4は、予約フライトに対応した航空機の手配処理の第2のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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