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公開番号
2025076109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187849
出願日
2023-11-01
発明の名称
岩盤掘削機
出願人
奥村組土木興業株式会社
,
合同会社スペースK
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F02M
27/02 20060101AFI20250508BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】液体燃料への微細気泡の導入を可能としながら、燃料タンクとは別のサブタンクを設置しなくてもエンジンに支障を来し難くすることができる微細気泡導入システムを提供すること。
【解決手段】微細気泡発生装置8を、エンジン9に供給するための液体燃料を貯留する燃料タンク10内において前記液体燃料に浸漬する状態で配するか、前記燃料タンク10内の液体燃料を該燃料タンク10の下部から外部に導出して前記エンジン9に通さずに前記燃料タンク10の上部に戻すように構成された循環流路中に設け、前記微細気泡発生装置8によって発生させたウルトラファインバブルを前記液体燃料に導入するように構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
微細気泡発生装置を、エンジンに供給するための液体燃料を貯留する燃料タンク内において前記液体燃料に浸漬する状態で配するか、前記燃料タンク内の液体燃料を該燃料タンクの下部から外部に導出して前記エンジンに通さずに前記燃料タンクの上部に戻すように構成された循環流路中に設け、前記微細気泡発生装置によって発生させたウルトラファインバブルを前記液体燃料に導入するように構成した微細気泡導入システム。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の微細気泡導入システムを備えた岩盤切削機であって、
集塵機に空気を供給するために設けたエアータンク内の空気を前記微細気泡発生装置に供給し、ウルトラファインバブルを発生させるように構成した岩盤切削機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、エンジンに供給する軽油等の液体燃料に空気、酸素などの微細気泡を導入する微細気泡導入システム及びこれを備えた岩盤掘削機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液体燃料を貯留する燃料タンクからこの液体燃料が供給されるエンジンまでの液体燃料供給ラインに微細流体発生手段を設け、液体燃料に微細化した空気の泡を導入するようにした装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
斯かる従来の装置によれば、液体燃料に空気を混入して、エンジンの燃焼を促進させることにより、出力の増加、エンジンの低燃費化、ならびにエンジンから排出される有害汚染物質の低減を同時に達成することができる、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-169250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記従来の装置では、液体燃料に混入した空気の泡の径が比較的大きくなってしまうとエンジン(例えばディーゼルエンジン)の作動に支障を来すことから、前記液体燃料供給ラインに燃料タンクとは別のサブタンク(貯留タンク)を設置し、このサブタンクで比較的大径の泡を除去するのが合理的である。しかし、こうしたサブタンクを特に後付けで設置するのはスペース上の制約等の関係で困難であることも多く、サブタンクを設けずに微細流体発生手段を後付け設置した場合、微細流体発生手段が故障し、例えば過剰な泡が液体燃料に混入される等するとエンジンの作動に支障を来すことになる。
【0006】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、液体燃料への微細気泡の導入を可能としながら、燃料タンクとは別のサブタンクを設置しなくてもエンジンに支障を来し難くすることができる微細気泡導入システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る微細気泡導入システムは、微細気泡発生装置を、エンジンに供給するための液体燃料を貯留する燃料タンク内において前記液体燃料に浸漬する状態で配するか、前記燃料タンク内の液体燃料を該燃料タンクの下部から外部に導出して前記エンジンに通さずに前記燃料タンクの上部に戻すように構成された循環流路中に設け、前記微細気泡発生装置によって発生させたウルトラファインバブルを前記液体燃料に導入するように構成した(請求項1)。
【0008】
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る岩盤切削機は、請求項1に記載の微細気泡導入システムを備えた岩盤切削機であって、集塵機に空気を供給するために設けたエアータンク内の空気を前記微細気泡発生装置に供給し、ウルトラファインバブルを発生させるように構成した(請求項2)。
【発明の効果】
【0009】
本願発明では、液体燃料への微細気泡の導入を可能としながら、燃料タンクとは別のサブタンクを設置しなくてもエンジンに支障を来し難くすることができる微細気泡導入システムが得られる。
【0010】
すなわち、本願の各請求項に係る発明の微細気泡導入システムでは、微細気泡発生装置を燃料タンク内又は燃料タンクに繋がりエンジンに通さない循環流路中に設けるので、液体燃料への微細気泡(ウルトラファインバブル)の導入が可能である。また、仮に微細気泡発生装置が故障する等し、液体燃料中に過剰な泡や比較的大径の泡が混入してしまい、その状態の液体燃料がエンジンに供給されるとエンジンの作動に支障を来すおそれがあるが、燃料タンクで液体燃料中の過剰な泡や比較的大径の泡を除去(自然消滅等による除去を含む)するのが容易であるので、燃料タンクとは別のサブタンクを設置しなくてもエンジンに支障を来し難くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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