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公開番号
2025076119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187863
出願日
2023-11-01
発明の名称
車両の変速制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F16H
61/18 20060101AFI20250508BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】後進時のギヤ抜けを確実に防止することができる車両の変速制御装置を提供すること。
【解決手段】アクチュエータ33の駆動を制御する制御部32を備え、制御部32は、後進段への変速指示を受け取っている場合、アクチュエータ33によりリバースアイドラギヤを後進段成立位置に移動するよう付勢する動作を継続する。変速機は、リバースアイドラギヤ17が後進段成立位置に移動して後進段が成立している状態でアクチュエータ33の付勢力を受け止めるストッパ機構としての突起部35およびストッパ部材36を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前進段または後進段の変速段を形成し、入力された回転を変速して出力する変速機と、
前記前進段および前記後進段への変速操作を行うアクチュエータと、を備え、
前記変速機において、前記アクチュエータによりリバースアイドラギヤがニュートラル位置から後進段成立位置に軸方向に移動させられることにより前記後進段が成立する車両の変速制御装置であって、
前記アクチュエータの駆動を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記後進段への変速指示を受け取っている場合、前記アクチュエータにより前記リバースアイドラギヤを前記後進段成立位置に移動するよう付勢する動作を継続することを特徴とする車両の変速制御装置。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記変速機は、前記リバースアイドラギヤが前記後進段成立位置に移動して前記後進段が成立している状態で前記アクチュエータの付勢力を受け止めるストッパ機構を有することを特徴とする請求項1に記載の車両の変速制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の変速制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、操作機構をアクチュエータで自動操作する変速装置において、シフト抜け時の再シフトを速やかに確実に行うため、アクチュエータの駆動動作に基づくアクチュエータの可動部材またはスリーブの移動量を検出する移動量検出手段と、正規のシフト操作以外で移動量検出手段の検出した移動量によりスリーブが押分け領域へ移動したときはアクチュエータを現シフト状態へ再駆動するECUと、を有する自動操作変速装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-205410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のものは、アクチュエータの可動部材またはスリーブの移動量を検出するセンサが必要であるため、構造が複雑化するおそれがあった。また、センサの検出結果に応じてアクチュエータを繊細かつ高度に制御する必要があるため、センシングフローによる遅延が生じたり、制御が複雑化したりするおそれがあった。したがって、シフト抜けを確実に防止し、再シフトを不要とすることが望まれていた。
【0005】
そこで、本発明は、後進時のギヤ抜けを確実に防止することができる車両の変速制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため本発明は、前進段または後進段の変速段を形成し、入力された回転を変速して出力する変速機と、前記前進段および前記後進段への変速操作を行うアクチュエータと、を備え、前記変速機において、前記アクチュエータによりリバースアイドラギヤがニュートラル位置から後進段成立位置に軸方向に移動されることにより前記後進段が成立する車両の変速制御装置であって、前記アクチュエータの駆動を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記後進段への変速指示を受け取っている場合、前記アクチュエータにより前記リバースアイドラギヤを前記後進段成立位置に移動するよう付勢する動作を継続することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
このように、本発明によれば、後進時のギヤ抜けを確実に防止することができる車両の変速制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施例に係る車両の変速制御装置を備える車両の変速機の構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る車両の変速制御装置を備える車両の制御部および変速機構の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両の変速制御装置は、前進段または後進段の変速段を形成し、入力された回転を変速して出力する変速機と、前進段および後進段への変速操作を行うアクチュエータと、を備え、変速機において、アクチュエータによりリバースアイドラギヤがニュートラル位置から後進段成立位置に軸方向に移動されることにより後進段が成立する車両の変速制御装置であって、アクチュエータの駆動を制御する制御部を備え、制御部は、後進段への変速指示を受け取っている場合、アクチュエータによりリバースアイドラギヤを後進段成立位置に移動するよう付勢する動作を継続することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両の変速制御装置は、後進時のギヤ抜けを確実に防止することができる。
【実施例】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る車両の変速制御装置を搭載する車両について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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